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事例研究:100件未満のbcc忘れ(その2)

  神奈川県の受託事業者が32件のメールアドレスについてbcc忘れした #メール誤送信 です。

  気になる点を書きます。  

*メール送信の際に、「宛先について複数人で確認を行った」がその確認が不十分というのが、原因となっています。毎度書いていますが、複数人での確認は、もれることが多いと思います。ひとりで、自分が見逃したらときちんとチェックしたほうが結果が良い場合も少なくありません。 

*確認は、何をどのようにチェックする(照合する)というのをはっきりさせて行う必要があります。 

bccに関する知識がなかった可能性もあります。筆者の経験でも、情報セキュリティ研修(bccを含む内容)の直後に、bcc忘れで #メール誤送信 したケースがありました。筆者は「ビしし」と呼称して強い印象を残すことを進めています。

*自治体では、最近は職員不足で、重要な仕事も会計年度任用職員(パートのような職員)に任せることが多くなっているようです。十分な知識や経験がないまま、仕事を任されているという話はよく聞きます

*受託事業者に対して「強く指導し」となっています。これも繰り返し述べていますが、契約相手は対等ですし、県職員も同じようなインシデントを起こしていることから、もっと言い方がないかと思います。  


今回の報道のリンクと抜粋は、以下のとおりです。 

https://www.pref.kanagawa.jp/docs/u3x/prs/documents/r8322198.html  


【抜粋】

 委託事業者によるメールアドレスの流出について

 かながわ県民活動サポートセンターが事業者に委託して実施している「かながわコミュニティカレッジ運営事業」で、受託事業者が受講者に電子メールを送信した際、受信した方が他の受信者のメールアドレスを見ることができる状態になっており、メールアドレスが流出したことが判明しました。  

1概要 

(1)発生の状況

 令和7年12月7日(日曜日)17時24分に、「かながわコミュニティカレッジ講座」の運営を受託している一般社団法人ソーシャルコーディネートかながわが、「新聞記者に学ぶ文章・写真・編集スキルアップ講座」の受講者32名に対し、事務連絡の電子メールを送信した際、送信相手のメールアドレスをBCC欄に入力すべきところ、誤って宛先欄に入力しました。 このため、受信した方が他の受講者のメールアドレスを見ることができる状態となり、個人情報(メールアドレス)が流出しました。 

(2)判明した経緯

 令和7年12月8日(月曜日)の夜間に、メールを受信した方から受託事業者あてに電子メールで連絡があり、個人情報(メールアドレス)の流出が判明しました。  

2流出した個人情報

 32名の個人メールアドレス  

3原因

 メール送信の際に、宛先について複数人で確認を行ったが、その確認が不十分であったことによるものです。  

4対応

 本日、受託事業者から32名に対しメール及び電話で謝罪するとともに、受信したメールの削除を依頼しました。  

5再発防止策

 かながわ県民活動サポートセンターから受託事業者に対して、個人情報の厳格な管理を行うとともに、メール送信の際には、複数人での確認を徹底するよう強く指導し、再発防止を図ります。



類似の報道資料のリンクは、以下のとおりです。(時間とともにリンク切れになる可能性があります)

新潟県
https://www.pref.niigata.lg.jp/site/kyoiku/0071222.html

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