事例研究:少数(10件以下)のbcc忘れ(その3)
大阪府の5件のメールアドレスbcc忘れの #メール誤送信 です。
bcc忘れは、件数によって3通りに分類して考えていきます。これは最も少ない10件以下のケースです。末尾に同様な例の報道発表のリンクを記載しました。
気になる点です。
*10件以下のように少数の宛先の際は、一度にbccではなく、個別に送ってはどうかと思います。筆者の経験では、3件のbcc忘れというのがありました。(必ずしも10件を境界にしなくても構いません)
*大阪府には、「安心一斉送信システム」というものがあり、これを使うと1通ずつ送れるようです。本来はこれを使うルールだったのでしょうか。ルールだけだと漏れることが多いです。
*よくあるタイプの間違いなので、すべての従業員の心に響く周知が必要です。それが筆者の研究テーマです。bccは日本人には馴染みがないので、「ビしし」と呼称して印象付けることを行っています。
報道発表のリンクと抜粋は以下の通りです。
https://www.pref.osaka.lg.jp/hodo/fumin/o090070/prs_51020.html
【抜粋】
個人情報(電子メールアドレス)の流出について
内容
地域生活支援課において、令和7年度視覚障害者移動支援従事者(同行援護従業者)資質向上研修参加者(以下「参加者」という。)の電子メールアドレス(以下「アドレス」という。)が互いに見える状態で電子メール(以下「メール」という。)を送信する事案が発生しました。
このような事態を招きましたことを深くお詫び申し上げますとともに、今後、再発防止に取り組んでまいります。
1 流出した個人情報
・個人アドレス 5件
2 事案の経緯
令和8年1月5日(月曜日)
・職員が参加者に研修参加に係る経費内訳書類の提出依頼メールを送信した。
令和8年1月6日(火曜日)
・メールを受け取った参加者からアドレスが互いに見える状態になっていると連絡があったため、職員が確認したところ、参加者のアドレスを「宛先」欄に入力してメールを送信したことに気付いた。
・職員が参加者に対し、メールで経緯説明及び謝罪を行った。
令和8年1月6日(火曜日)から1月7日(水曜日)まで
・職員が参加者に架電の上、改めて経緯説明及び謝罪を行い、了承を得た。
令和8年1月7日(水曜日)
・職員が参加者あてに1月5日に送信したメールを削除するよう、メールで依頼した。
3 流出の原因
・参加者にメールを送信する際に、アドレスを「BCC」欄ではなく、誤って「宛先」欄に入力した。
・送信前にアドレスの入力欄を十分に確認しないまま参加者にメールを送信した。
4 再発防止策
・外部の複数名にメールを送信する際は、原則として複数のアドレス宛に1件1件メールを送信する庁内の「安心一斉送信システム」を活用する。例外的に「安心一斉送信システム」を活用しない場合は、アドレスが「BCC」欄に入力されていることを複数人で確認する。
・所属の職員に対して本事案を周知するとともに、個人情報を適正に取り扱うよう改めて注意喚起を行う。
同様なインシデントのリンク(時間とともにリンク切れになる可能性があります)
*東京都:9件
https://www.metro.tokyo.lg.jp/information/press/2024/12/2024122310
*神奈川県横須賀市:4件
https://www.city.yokosuka.kanagawa.jp/0810/nagekomi/20250306yumeakagosousin.html
*茨城県:8件
https://www.pref.ibaraki.jp/somu/hodo/hodo/pressrelease/hodohappyoushiryou/2203/documents/250624kanri.pdf
*埼玉県:7件
https://www.pref.saitama.lg.jp/b0304/news/page/news2025101401.html
*山形県:10件
https://www.pref.yamagata.jp/700015/press/20251111tosho.html
*新潟県柏崎市:9件
https://www.city.kashiwazaki.lg.jp/soshikiichiran/sogokikakubu/genkihasshinka/1/24/2025release/202511/47353.html
*神奈川県:4件
https://www.pref.kanagawa.jp/docs/z4r/prs/r0907469.html
*テレビ愛媛:9件
https://www.ebc.co.jp/.../informa.../press-release251225.pdf
