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FP1級は33万円で取れる?でも大事なのはそこじゃない


金財HPより引用:https://www.kinzai.or.jp/fp/news-fp/49948.html


結論から言うと、このニュースを見て感じたのは「びっくりはするけど、本質的にはそこまで騒ぐ話でもない」というのが正直なところです。

そしてもう一つの結論はシンプルで、資格の取り方よりも、顧客の資産を増やせるかどうかがすべてだからです。


1級FPはそもそも市場価値が高くない

私はFP1級は資格単体で見たとき、思われているほど市場価値が高い資格ではないと感じています。

私は日本FP協会のCFP®経由でFP1級を取得しましたが、率直に言うと試験は「超難関突破型」というよりパターン理解型です。

しっかり対策すれば合格ラインには届く設計で、「一部の人しか到達できない資格」というよりは、学習量と戦略で十分到達可能な資格だと感じています。

だからFP1級のように「養成課程で免除」という仕組みがあっても、学科を受けた人とむちゃくちゃ差があるか?というと疑問です。

結局はその後の勉強や関連付けができるかです。

そして本質的には、実務で成果を出せるかどうかです。

顧客が見ているのは資格ではなく「この人に任せて資産が増えるかどうか」です

結局のところ、資格は必要条件になり得ても、それだけで十分条件になることはほぼありません。

そして逆説的ですが、知識を飛ばしてショートカットした人ほど、実務で苦労する可能性もあるという見え方もできます。


FP1級の資格で仕事は取れない

ただ、ここからが本音です。

当たり前ですが、FP1級を持っているかどうかで仕事が増えるわけではありません。

あなたがFPに相談するときに「この人1級だからお願いしよう」と決めるでしょうか?

もちろん、資格は一定の信頼材料にはなります。ただそれはあくまで必要条件に近いものであって、十分条件ではありません。

結局のところ重要なのは一つだけで、顧客の資産を増やせるかどうかにつきます。

これができなければ、どれだけ資格を持っていても意味は薄いですし、逆に言えば、結果を出せるなら資格の種類は本質ではありません。


一方で、今回のような「ショートカットルート」が出てくると、少し意地悪な見方をすればこうも思います。

「33万円で短縮した人は、本当に実務についていけるのか?」

知識の積み上げを飛ばすこと自体が悪いとは言いませんが、実務はかなり総合力が求められるので、結局どこかで学習の穴が影響する可能性はあります。


ただし、これも本質ではありません。

仮にどんなルートで取得しても、顧客資産を増やせるならそれで正解です

逆に言えば、どれだけ時間をかけて勉強しても成果が出なければ意味がありません。

私も今、お客様の資産を増やすにはどうしたらいいか試行錯誤している段階です。

ただ現実としては、「知識なしで成果を出す」のはかなり難しいのも事実です。


それより気になるFP業界のもう一つの仕組み


FPの「実務経験」の定義には、少し違和感を持っています。特に金融機関勤務が実務経験としてカウントされる点です。

FP資格における実務経験は、必ずしも「FP相談の現場経験」に限定されているわけではなく、金融機関での業務なども含まれる仕組みになっています。

しかしこの構造を見ると、実際の個別相談スキルというより、組織内業務の経験も同列に扱われているという点に違和感があります。

今回のような制度も、利用できるのが一部法人に限られている点を含めると、制度設計としてやや閉じた構造にも見えます。

だって法人って誰ですか?w

FP法人ならおそらく1級かCFP®すでに持っていますよね。ってことは銀行とか証券会社とかが対象になりそうなにおいがプンプンするんです。

これってFP業界としてどうなんだろうってちょっと疑問です。


正直に言うと、FPの本質的な仕事は保険を売ることでも、投資信託を販売することでもありません

本来は、顧客のライフプランや資産全体を整理し、意思決定を支援することだと考えています。

その意味で、金融機関での業務経験がそのまま「FP実務経験」として扱われることには、どうしてもギャップを感じます。

もちろん金融機関での業務経験や自己研鑽そのものは非常に価値があります。
ただ、それをFPの実務経験として同一視するのであれば、少し論点はずれる印象です。

むしろ実務として直接的に重要なのは、会計的な視点やキャッシュフローの理解など、資産全体を俯瞰する力です。

こちらの方が現場ではより本質的に効いてくると感じています。


まとめ:結局は顧客の資産が増やせるか

今回のニュースは、びっくりする話ではありますが、冷静に見れば「ありそうな仕組みの延長線上」にも見えます。

そして結論は変わりません。
顧客に価値を出せるかどうか、顧客の資産を増やす人か減らす人かがこの仕事の生命線です。

それよりも利益相反構造を促進するのであれば若干そっちが気になるということです。

受験する方は、ショートカットに見えても、実務で取り返すコストを考えると正攻法が最短です

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