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スクウェア・エニックスオケコン「The Music of SQUARE ENIX」感想と曲目。スクウェア好きは歓喜の9999ダメージ間違いなし

 東京国際フォーラムで開催されたスクウェア・エニックスオーケストラコンサート「Magic, Memories, and Melodies」に行ってきました。いやあ、盛りだくさんで良かったです。SFCやPSあたりの楽曲が集中した後半パートではそのまま昇天するかと思いました。

 スクエニといいつつ選曲は全部スクウェアソフトのほうです。40年にわたる多数の作品から有名どころと渋いところをうまく織り交ぜており、最近のスクエニ詳しくない自分でも大いに楽しめました。全部わかるとさらに楽しそう。

曲目

 パンフレットには曲名だけ書かれており、正確な曲順は書かれていなかったので、コンサート後に酒をしこたまキメた後のうろ覚えで書いています。

片翼の天使(ファイナルファンタジーVII、ファイナルファンタジーVII Remake、FINAL FANTASY VII REBIRTH、ファイナルファンタジーVII Advent Core、ディシディア ファイナルファンタジー)

 コーラス隊もいるんだなあ、と思ったら冒頭でフルスロットルです。
 映像はPS版のFF7で炎の中に立つセフィロスから始まって、ジェノバの装甲ひっぺがす場面からREBIRTHとオリジナルのカットが混ざり、カダージュやザックスも混ざってきて銀髪祭りです。セフィロス! セフィロス!(鐘の音)

 なおセフィロスの出番はこれだけにとどまらず、公演翌日の2026年4月27日には「酒を飲むセフィロス」の公式画像が出てきました。ストロングゼロで将来の不安を飛ばすクソコラに見えてしまう。

メインテーマ(オクトパストラベラー)

 疾走感あるフルートのソロから弦楽器にリレーし、トランペットのソロとフルートのソロが受け渡し合い、だんだん楽器の数が華やかになっていくのがまさにゲーム版通り。主人公8人の紹介ムービーもいい感じでした。なお自分はオフィーリアを剣士にするのが好きです。

Weight of the World(Nier: Automata)

ザナルカンドにて(ファイナルファンタジーX)

 PS2で水の質感をこれだけ出すことができた映像はやっぱりすごいのですよね。ロビーでは8bit版アレンジも流れていました。なお今年でFF10発売25周年です。えっ25周年!?

Dearly Beloved(キングダムハーツシリーズ)

子午線の祀り(聖剣伝説2)

 聖剣伝説2のラスボス曲です。なお、本公演の映像はどの作品もリマスター版ではなくオリジナル版で収録されており、良い意味での狂気を感じました。スーファミソフト動くのか……。

 映像では最初に「マナ」を使ういっぽう、途中から「エナジーボール」と高レベル必殺技に切り替えていて芸が細かい。そうそう、マナの剣じゃないと勝てないような演出があるけど、実はクリティカルや必殺技でもダメージ通るんですよね。
 なお本局の英語タイトルは Meridian Dance。しまったァー! 『聖剣伝説3』のダークキャッスルの曲でもあると友人から聞いていたが、Meridian Childにもメロディが使われているのか!

Away(ファイナルファンタジーXVI)

七英雄バトル(ロマンシング サ・ガ2 Revenge of the Seven)

 前奏に「レクイエム」あり。七英雄との戦いの映像では「超・ぶちかまし」など新技や新ギミックが強調されていたり、新クラスの鍛冶屋・踊り子が活躍していました。オチでは忍者の千手観音がクジンシーに炸裂!
 メロディにはラストバトルのフレーズも織り交ぜられていましたが、映像は最終決戦直前で終わってました。

Vector to the Heavens(キングダムハーツ358/2 Days)

 タイトルが複雑なためか、指揮者のアーニー・ロスさんがちょっと口ごもるシーンあり。前半のキングダムハーツ2曲ではネズミーが完全排除されており、著作権の壁かなーと思っていたのですが……。

MEGAROMANIA(ライブ・ア・ライブHD-2Dリメイク)

 初のオーケストラアレンジだそうです。前奏として「魔王オディオ」からスタート。映像で「あの世で俺にわび続けろ」のセリフが出た瞬間、本番の「MEGAROMANIA」に入ります。音の刻みが細かく、弦も管もまあ忙しい。
 映像では各章のボス決戦もバッチリ入ってました。西部編で敵を全員残したり、現代編でオディに大激怒岩バン割りをぶちこんでたり、小ネタ満載。そうだろ、松ッ!!

 ここで20分の休憩をはさんで後半へ。

Hikari(キングダムハーツシリーズ)

 原曲は宇多田ヒカル。映像でミッキー、ドナルド、グーフィーが堂々出演。誰だよネズミーランドの許可がないと思ってたのは! 私です。
 演奏後に「本演奏にあたっては様々な関係者にご協力いただきました」とアーニー・ロスさんが語っていました。ハイ、映像と楽曲でふたつの版権の壁を超えていたので納得です。

橋上の戦い(ファイナルファンタジータクティクス - イヴァリース クロニクルズ)

 前奏はタイトル画面の「Bland Logo - Title Back」。映像はリメイク版でした。ラムザのテーマを交えた疾走感ある曲でかっこいい。
 映像では暴言をかますアルガス、星天停止とかいうインチキ技をかますオーラン、チョコメテオをかます赤チョコボ、無双稲妻突きをかますアグリアス、エクスカリバーで大暴れするオルランドゥ、そして裏真言をすべて外すマラークが出てきました。ネタが細かい!

風の憧憬/カエルのテーマ(クロノ・トリガー)

 『クロノ・トリガー』って海外ファンからの人気も高いですよね。日本国外ルーツの方も多く来場しており、人気の高さを感じました。

 「風の憧憬」は自分にピッチカート癖を植え付けた曲です。弦楽器を指でつまびく演奏でAメロが構成されるのいいよね。A'メロは原曲に比べてキーが低かったのですけど、それもまた良い。
 カエルのテーマは原曲だと甲高い笛の曲なんですが、ここではトランペットとフルートで担当していたように記憶しています。

Meridian Child(聖剣伝説3)

 出立の場面で流れる名曲です。前述の通り Meridian = 子午線、すなわち『聖剣伝説2』の「子午線の祀り」と共通したメロディなんですね。ゲーム中では聞けないスネアドラムソロで締めくくるのはなかなか面白い。
 映像はデュランのオープニングで一貫していました。さすがに6人全員を出す余裕はなし。

時の回廊/サラのテーマ(クロノ・トリガー)

 主旋律は原曲だとアジアンな弦楽器を使っていましたが、オーケストラではイントロの鉄琴や管楽器と弦楽器のリレーが印象的です。映像で古代編のストーリーをほぼすべて網羅しており、楽曲と合わせて記憶をすべて刺激してくれる素敵な内容でした。
 この時期のスクウェアはアジアンな楽曲の表現がよかったですね。音源の似ている『ロマンシング サ・ガ3』の水晶の廃墟や、『ゼノギアス』のアヴェの曲とか好きです。

最終決戦! ラストバトルメドレー(ロマンシング サ・ガ1、2、3)

 各シリーズ必ずトランペットのソロが入って大変かっこよかったですね。映像もばっちりスーファミ版を使っており、サルーイン戦でウコムの鉾を振るうゲラ=ハ、七英雄戦で活躍するサラマンダーとモール、破壊するもの戦で弓技を使う妖精といったネタの細かさが際立ちました。

 ロマサガ3のラスボス相手に鳳天舞の陣って珍しくない???

▲アスラ道場

宝物のために 〜 ボスバトル2(オクトパストラベラー)

 「ダダン! ダダン!」というオーケストラヒットが印象に残る戦闘曲ですね。映像ではブレイク成功のカットが次々と流れており、裏ボスの映像もバッチリ入っていました。

祈リ(ニーア・リインカーネーション)

飛翔(ゼノギアス)

 版権がややこしいせいで復活が絶望的な作品です。
 映像はストーリー概要を流しつつ、曲がいちばん盛り上がるところでマリアvsアハツェンの会話が入ります。いやあそうそう、ゼノギアスって親友ティモシーの死をきっかけに旅立ってゾハルへ至る熱いロボット物語……にしか見えないすごい! 編集した人の技がお見事です。
 なお、缶詰はありませんでしたが「何の肉なのかしら」というセリフはしっかりありました。その先? いいえ。私は遠慮しておきます。

カイネ(ニーア・レプリカント)

バトルメドレー - ファンファーレ(ファイナルファンタジーV、X、XIII、VII)

 「ビッグブリッヂの死闘」から始まって「闘う者たち」(リメイク版)までリレーし、FF7(PS版)の勝利テーマで終わるメドレーです。FF7に始まりFF7で終わる。もちろんFF5の映像ではギルガメッシュの「…なんてのは ウソだけどな!」もありました。

アンコール:時の傷痕(クロノ・クロス)

 拍手どれくらい長いかな、と思ったら指揮者のロスさんがすぐ戻ってきたのでだいぶ短くて済みました。こちらサッカー観戦で手拍子には慣れてますが、長いのはそれなりに疲れますからね。

 最後に。
 パンフは2500円しましたけど、買ってよかったです。ロマサガ1のスクショに「キャプテンキャプテンホーク」が入ってるのは手練れの仕業だ!

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