未確認情報・2026 NinjaZX-10R/RR
イタリアのバイク情報誌inSellaのHPがどうやら新型ZX-10R/RRの情報をフライング公開していたようです。すでにページは削除されているのでカワサキから削除要請があったのかもしれません。Google検索から画像だけは落とせたので記事のページは削除されたものの、画像データまでは削除されていないようです。見たところフェイク画像や予想CGに見られる不自然さは無く、プレス向けの画像そのものに見えるのでモデルチェンジが行われるのはほぼ間違いなさそうです。11月1日現在、日本のカワサキHPの商品情報からZX-10Rが削除されており、これも新型発表の準備と思われます。とはいえ、フェイク画像を掴まされた可能性もゼロとは言い切れません。あくまでも未確認情報であることをお断りさせていただきます。
念の為新型のものと見られる画像はモザイク加工して転載していますが、問題があるようでしたらコメント欄にてお伝えいただければ対応します。
Googleの検索結果から得られた情報
inSellaはすでに該当ページを削除してしまいましたが、Googleの検索結果にはその僅かな手がかりが残されていました。文面は以下のとおりです。こちらは“ZX-10R 2026”で検索したときのものです。
Per il 2026, la Kawasaki Ninja ZX-10R si evolve in tutte le sue parti. Il cuore dell'aggiornamento è nel frontale, la carenatura ridisegnata integra ora alette ...
以下はこの和訳です。
「2026年、カワサキニンジャZX-10Rはあらゆる部分で進化を遂げます。アップデートの核心はフロント部分にあり、再設計されたカウルにはフィンが組み込まれています」
こちらは“EICMA 2025 Kawasaki”で検索したときのものです。ZX-10RRも継続のようです。
La ZX-10RR, versione di punta omologata per la strada ma nata per la pista, si distingue per componenti specialistici come pistoni e bielle Pankl, tubi freno in ...
以下はこの和訳です。
「公道走行認定ながらサーキット向けに開発された最上位モデル「ZX-10RR」は、パンクル製ピストンやコネクティングロッド、ブレーキホースなどの専用パーツが特徴です」
残念ながらすでにページそのものが削除されており、フライング公開されていた内容はこれらの検索結果の僅かな文面から推測するしかありません。いずれにせよ、この新型は11月6日から開催されるEICMA(ミラノショー)で公開されるようです。
外観は大きく変化
2021年型のモデルチェンジでも見た目の印象がかなり変わりましたが、今回も大きく変わっています。

カウリングはアッパー、サイド共に刷新されており、アンダーカウルとテールカウルに変更は無いようです。最も大きな違いは外付けのウイングレットの採用です。BMW・M1000RRほど大きくはないのですが、ホンダ・CBR1000RR-Rのものより大きそうです。ヘッドライトは現行ZX-6Rと共通で、さしずめZX-6RにホンダCBR1000RR-Rのウイングレットを装着したような印象です。

カラーリングはZX-10Rはライムグリーンとブラックの少なくとも2色があるようです。ライムグリーンのウイングレットはブルー塗装、ブラックのウイングレットはライムグリーン塗装されています。ZX-10RRはグラフィックの無いライムグリーン単色です。
フレーム・エンジンは従来型を踏襲
収集できた画像にはカウリングやタンク等が外された状態のものもあり、これを見る限り、フレーム、エンジン共に外観上の大きな違いはありませんが、inSellaは「あらゆる部分で進化」と報じていたのでエンジンにも何らかの改良がされているかもしれません。
フロントフォークはショーワのBFFで、ZX-10Rのものはリザーブタンクが従来の赤から金に変わっています。アウターチューブは黒ですが、恐らく新型GSX-R1000Rに採用されている物の色違いでしょう。ZX-10RRの物はリザーブタンクは赤のままですがインナーチューブが黒くなっています。インナーチューブにDLCなどのコーティングが施された上位モデルでしょうか。
よく見ると新型の方がフロントフォークのストローク量が大きいのか、インナーチューブ部分がほんのわずかに長くなっており全体的に若干前上がりです。また、スイングアームのピボットシャフトが若干上寄りになっています。スイングアームピボットのカラーの形状も変わっており、これまで円形だったのが両側を切り落とした小判型のような形になっているので可変スイングアームピボットになったのかもしれません。

EURO5+対応
サイレンサーの形状は従来型と同じようですが、マフラーには触媒の前後にO2センサー装着用の穴が確認できます。従来型では触媒の前にしか無かったので、EURO5+に対応するため触媒の後にも新設されたものでしょう。
液晶メーターパネル
メーターは従来型と同じくフルカラー液晶のようですが、画面が刷新されているようで、従来型にはなかったアナログタコメーターを模した表示モードがあるようです。なお、レッドゾーンは従来型同様13,500rpmと14,000rpmの中間辺りから始まっているので、最高出力発生回転数は従来型(13,200rpm)とほぼ同じと考えられます。9月にインドカワサキのHPに追加されたインド仕様の2026年型ではパワーダウンと共に最高出力発生回転数が13,000rpmに下がっていましたが、この新型ではレッドゾーンの開始回転数が下がっていないことから最高出力発生回転数は維持されていると見られ、エンジンに何らかの改良がされている可能性があります。なお、2019年型ZX-10R/RRの最高出力発生回転数は13,500rpm、メーターのレッドゾーンは14,000rpmからでした。
メーター周辺のデザインも刷新されており、従来型で感じられた安っぽさがかなり薄れています。



正式発表はEICMA?
前述の通り、この新型は11月6日から開催されるEICMAで公開されるようなので、詳細が明らかになり次第改めて取り上げたいと思います。ただ、冒頭お断りした通り現時点では未確認情報でフェイク画像を掴まされた可能性はゼロとは言い切れません。ひとまず正式な発表を待ちたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。ご指摘、ご感想等ございましたらコメントをいただけると幸いです。
