youtuberが一斉リストラ!収益化停止の理由と背景を解説します。
どうも、MOTOです。
2026年1月から2月にかえて界隈では大きな事件が起こっていました。
その事件とは…
『youtuberの収益化停止』
収益化が停止すること自体は個別には起こり得ることなのですが、今回は大勢のアカウントに向けて一斉に行われました。
この強制執行によって、チャンネル登録者10万人超えのyoutuberが軒並み収益化が停止することに。
毎月何十万、場合によっては100万以上以上稼いでいたyoutuberの収入が一気に0となり、界隈では大パニックになっています。
・収益化停止によるショックで動画投稿をやめる人
・Xなどのアカウントでブチ切れ投稿をする人
・収益化復活の願い、投稿頻度を下げながらも黙々と投稿を続ける人
様々な行動が起こり、多くの人の目に留まるようになりました。
貴方が普段見ているチャンネルは大丈夫ですか?
私が見ているチャンネルも、2,3チャンネルが収益化停止となったと報告をしており、その後の投稿が止まったものがあります。
今回はこれらのチャンネルがなぜ収益化停止になったのか。
順を追って解説していきます。
収益化停止になったチャンネルの共通点
これら収益化停止となったチャンネルにはある共通点があるんですよ。
それは『AI画像・AI音声を使っている』ということ。
チャットGPTを皮切りにAIが民間の生活に溶け込んできた昨今、動画を作成することがとても容易になりました。
私もnoteのサムネイル画像などはAIで作っていますし、インスタグラム・youtubeショートに投稿している背景動画もAIで作っています。
以前、youtubeチャンネルを運営していた時は何時間もかけて作っていた動画が、いまは20~30分で出来上がってしまう。
それも自分で作るよりも圧倒的に高いクオリティで。
一見、時代の流れに乗っているAI動画クリエイターたちが今回「集団収益化停止」の波に飲まれています。
収益化停止が行われた理由
では、なぜAIで作った動画が収益化停止になったのでしょうか。
理由は2つあります。
AI動画飽和によるyoutubeの質の低下を懸念
大量の動画投稿による経費増加
① AI動画飽和によるyoutubeの質の低下を懸念
AIが普及したことによって動画を簡単に作れるようになりました。
そうなると何が起こるのか?
そうです、youtube内に大量の動画が投稿されるようになります。
動画は狙ってバズを起こすことは非常に難しいです。
となれば、youtubeで稼ぐにはたくさんチャンネルを作って、それぞれでたくさんの動画を投稿するようになります。
その結果、もたらす世界は以下の通り。
①youtubeを視聴する私達は大量に生成された無個性でつまらない動画を目にするように。
②視聴者が「最近のyoutubeって同じような動画ばっかで面白くないな」と感じるように。
③視聴者がTV・abema・ネトフリなどの他動画媒体、もしくはTIKTOK・インスタなどの他SNSを見るように。
④youtubeのニーズが下がり、広告収入が大きく下がっていく。
こんなメカニズムで媒体が衰退していきます。
Googleはこの現象を防ぎたいんですよね。
ちゃんと手をかけて作ったクオリティの高い動画でプラットフォームを満たしたい。
そのためには低品質の動画を駆逐する必要があるので、アルゴリズムを改変してAI動画を一斉に収益化停止としたことが1番の理由です。
②大量の動画投稿による経費増加
youtubeに動画を投稿するのは無料ですが、Googleは動画をストックするのに費用を捻出しています。
その費用とは「サーバー費用」。
大量の動画をストックするために大容量のサーバーを構築・維持しており、その費用は私達が想像する以上に膨大な金額になります。
(電気代だけでもエグいレベルでのお金がかかります)
AI動画で埋め尽くされるとGoogleの経費が膨れ上がってしまうため、低品質の動画を投稿しても意味がないように制度を変えたという側面もあるでしょう。
高品質の動画が削除された理由
AI動画と一括りに言っても、一概に質の低い動画ばかりではありません。
私が見ていた動画もそうですが、かなり凝った造りで面白いチャンネルもたくさんあります。
これらの動画も一気に収益化停止になったことで、チャンネルのファンからも苦情が挙がっているシーンもチラホラ見受けられます。
では、なぜこれらの人気チャンネルも一緒くたに停止になったのでしょうか。
その理由は「数が多すぎて人間の手で捌き切れないから」です。
とある研究チームの調査では、2024年時点で『youtubeには148億本の動画が投稿されている』と発表されています。
2025年はAIが大きく進化した年でもあるので倍増している可能性もあり、300億本以上の動画が投稿されていることが予想されます。
これだけの本数がある動画を人間の手で評価するのは無理なんですよね。
仮に人間の手でやろうとしたら大量の雇用と多額の経費が生まれ、多くの損失を生むことになります。
それであれば、「AI音声を使ったものは一律収益化停止にする」という指示をロボットに命じて、機械的に全部を停止にした方が効率がいいのです。
youtubeもTVなどのメディアも他の媒体も全ての団体が営利団体。
経費をかけずに一気に処分:売上若干下がる・経費かからない
人の手で1件ずつ評価:売上微減・膨大な経費がかかる
この比較から前者を選択したという形になります。
AI系チャンネルの収益化停止は解除される?
しっかりと運営しているチャンネルは再審査申請をしているようですが、10万人未満のチャンネルはぶっちゃけ難しいでしょう。
人の手で審査するには数が多すぎるし、Google規模の会社だと復活させるメリットは皆無に等しいです。
多少の損害を被ったとしても、業務効率を優先する方がコスパがいいんです。
理由はもう1つ。
本質的にGoogleは手の込んだ面白い動画を求めているので、なまじAI動画を認めると新規のAI動画クリエイターを多く呼びこんでしまう点。
こうなるとまた同じような問題が起こってしまいます。
良質な動画を作っていたクリエイターやファンだったユーザーには悲しいことでしょうが、プラットフォームの判断なのですから意向に準じて動画を作っていくしかありません。
今後、クリエイターが生きる道は?
毎日誠実に頑張って動画を投稿をしてきたクリエイターにとって、今回の収益化停止はとても悲しい事案で、youtube(Google)に対する怒りもあると思います。
ただ、youtubeというプラットフォームで生きていく以上、これらのリスクは受け入れる他ありません。
とは言え、いきなり収入が0になってしまうと生活に支障が出てしまいますよね。
それでは、クリエイターは今後どうやって生きていけばいいのでしょうか?
答えは「収入源を多く作っておく」ことです。
youtube一本で勝負するのは、かなりリスキーな道だと言えます。
これは他の媒体においても同様で、XやTIKTOKなどのSNSやブログなどのメディアでも同様のことが言えます。
もっと突き詰めると会社でも同じことが言えます。
会社が倒産したり、リストラされることがありますからね。
youtubeがBANされてもいいように、Xでもアカウントを作ってフォロワーを増やしておけば、仮にチャンネルが収益化停止を喰らっても新たなチャンネルを立てた時の集客にも使えますし、X上で収益化を考えることも可能。
物販で収益を立ててもいいですし、noteなどで有料コンテンツを作ってもいいでしょう。
ネット媒体でのビジネスは爆発的な収入を得られる可能性がある反面、一気に売上が0になるリスクがあります。
ここを理解してリスクヘッジする事が必要です。
もちろん投資なども行って、定期的な収入を得る手段を増やすことも必要ですね。
最後に
多くのyoutuberが収益化停止の理由と背景を解説しました。
巷では「youtube側が制裁した」とか「収益化停止するなら詐欺広告も制裁しろ」とか感情的な投稿が目立ちますが、こんな感情論を言う人達はGoogleは営利団体であるということを分かっていません。
この事案について、低い解像度でしか物事を語れない人達は、それでそれで問題ありです。
しっかりとそれぞれの立場を理解しつつ、物事を判断できるようにしたいですね。
