玉ゆがれ
雨が降ってきた。
地面にぽたぽた落ちて、跡を残す。
染み込み濃度の時間差は、
胸を打つ。
濃淡のまあるい染み。
濃度の段階は、刻々と変わる。
掴持の差異
認知の微細
能動的感受に掴まることは、受動的感能に掴まることだ。
感受は悦びの行き来。
精確に十時を切る。
交差の複数
正確に混迷する。
軸は一つでは無く、回転している。
一軸、二軸もしくは三軸は、認知の範囲。
トーラスを描く。
それ以上は、軸数が増え過ぎた認知は人外かもと思う。
認知の範囲は、二値が限界。
三値は、立体幻想、空間幻想、
神の領域なので、人外認定甚し。
複数軸を同時には認識できないことが、これまでの常識。
多軸の回転は、
時間として認識できるかしら。
回転とトーラスの時間軸は、物語の時間軸とは、実は異なる。
科学は、事象と反証の二値。
ものがたりは、仮象の時間軸。
うぶの軸は繭
一本の道に玉ゆがれている
