#6 ぎゅーの扉
ご覧いただきありがとうございます。
娘(6)に「どうしたら言うことを聞いてくれるんだい?」と聞いた時のこと。
こんな答えが返ってきました。
「そんなの簡単だよ。ぎゅーの扉をすればいいの」
「ぎゅーの扉」は、私と娘の間でたまにやっていたゲームです。
私が両手を広げて、「たいへん!ぎゅーの扉が閉まってしまうよ!」と言って、少しずつ両手の幅を狭めながら10カウントをとります。
私の両手が閉じる前に娘が飛び込んでくればセーフ。そのままぎゅーっと抱きしめます。
娘はカウントダウンに間に合った嬉しさ、抱きしめられた喜びもあって、そのままご機嫌で歯磨きを済ませたり着替えをしたり、、、というのを娘がもう少し小さい頃によくやっていました。
SNSで見かけて真似し始めたこのゲーム。
「こっち来てー!」と普通に言うよりも、来てくれるし、楽しそうな顔で来てくれる時はこちらもハッピー。
あちら(娘)の気分が乗らなくて、そのまま閉扉して、逆に気分を損ねる展開を迎える場合もありますが、あまり子どもの機嫌取りが上手くない自分にとっては数少ない子どもを動かすための手段のひとつです。
ただ娘も小学校に上がって、自分で着替えもできますし自分で洗面所に向かえる年齢になったのもあって最近はぎゅーの扉はあまりやっていませんでした。
「もう小学生になったし」と思ってもまだまだ6歳。
「のんびりしていたら後で急がなくてはならなくなるよ」とか、「なんでそんなにゆっくり準備しているの」とか、私から理屈っぽい注意を受けながらよりも、出来れば楽しく身支度がしたい。
娘の心の声を聞いたような気がした日でした。
まだまだ6歳だけど、6歳にもなると、自分の中で「これは親に伝えておこう」とか「言わないでおこう」といったことも考えて発言しているなと感じることが増えてきました。
こどもが心を声を打ち明けてくれるうちに、自分の心に余裕を持つことを心掛けながら、耳を傾ける癖をつけておきたいなと思います。
