見出し画像

あとがき『制服にサングラスは咲かない』

さぁ、少し休んだことだし、あとがきでも書いてみますか。

まぁ、でも大抵の人があとがきまで辿り着くことはないだろうと思いますし、僕の作品を目にすることもないと思います。

如何せん、読むには長すぎるし、見つけるには僕は全くの無名だからです。
本来あとがきも書かなくていい程度のちっぽけな作者ですが、今回人生ではじめて長編を書き、その作品が11万7千字にものぼったので、旅のしおりの表紙と裏表紙をホッチキスで閉じて完成させるように、そっとあとがきを添えさせていただきます。

修学旅行の数年後か数十年後に、物を整理していたらポロっと『旅のしおり』がこぼれてきて、それ自体が想い出になっていることもあると思いますので。


創作大賞に応募しようとしたきっかけ


ちょっと記憶にないんですよね。
きっかけは何かしらあったとは思うんですが、僕は6月上旬くらいまで創作大賞の存在を知らなかったし、6月下旬になってから、ふと『創作大賞』に参加する作品を書き始めました。
ただ、あまりにもタイトなスケジュールになり、日々筆を走らせるのに必死できっかけをふり返るにも余裕なしです。
いつか星の影となってすっかり忘れてしまいました。

作品に手応えはない


上記した通り、スケジュールがね……
創作大賞の締め切り一か月を切ったころから書き出したということもあって、筆を握った僕の手は常に焦燥感の悪魔が宿っていました。

執筆に専念することができればよかったのですが、仕事もあり、その他の活動もあり、プライベートに不穏の影ありで、中々に思うように進みませんでした。
実際に執筆に割けた時間は15日程度だったと思います。
まぁそこらへんは皆さんそうだと思いますが。

なので、原稿の構成、推敲、修正にはほとんど手が届かなかったです。
ですので作品の仕上がりには全く手応えがなく、下書きのままでも創作大賞に応募できるのならば僕はきっと作品を公開しなかったことでしょう。
もしもあと1カ月猶予があれば、もっと、ましな、人様に読んでいただける話にはなったのかなとは思います。(読めるだけで面白いかは不明)

中盤から駆け足で物語を進めてしまったことを大変後悔しています。


作品のテーマ


作品のテーマというか思いは、『作者のコンプレックス』です。
大抵僕が書く物語は、僕が抱えるおそらく不変であろうコンプレックスの対峙が基盤にあり、作中でも実際に僕が経験したこと、経験した中で感じていたことを言語化しているシーンが多々あります。
ですので、実は物語を書いているというよりは、王様の耳がロバの耳であることを穴に向かって叫ぶように、僕は物語という穴に向かって自分のコンプレックスへの消化できない鬱屈を叫んでいます。

それが読む人によっては『灰汁のあるくどさ』になっていることは重々承知なのですが、1年程度、物を書いてみると、書くたびにそれが顕著になっていくので、放置して腐敗した食べ物のように、匂い、虫が集り、菌が繁殖していきます。
むしろ、それがないと僕は書けません。

僕のなかの腐った食べ物を引きずりだして、どうして食べなかったのか、食べられなかったのか、誰が僕にこんなものを食べさせようとしたのか、そもそもこれはどんな食べ物だったのか、そして僕はそれを食べないといけないのか、それを知らないことには僕はずっと同じ物語を書くような気がします。


思い入れのある登場人物


これは間違いなくビーチサンダルです。
僕が働いていた職場にいた実在する人がモデルです。
実際にビーチサンダルが作中でする発言は割と、モデルの人も言っています。
当時の僕は彼にとても困っていたのですが、回りまわって僕の物語のスパイスになってくれたので、そういった部分は物を書いている人間はあらゆることを作品に反映させて、全てを昇華することが出来る都合の良い素敵な仕事、あるいは趣味だなと思いました。

どんなときも『いつか物語にしてやる』
魔法の言葉でクリア。
それで全人類が生きやすくなったらどんなにいいことでしょう。

現職場にも僕の上司なのですがひたすらに嘘をつく人間がいて、困っています。彼もそのうちに物語にして僕の気が済むようにしてやりたいと思います。


もうしばらく書きたくないかも


本音です。
もちろん僕の主観ですが、noteで物語を書いている人のほとんどは書くことに『楽しみ』を見出しているように思います。
というよりも、そう明言している人を見かけます。
僕はこう思います。
「マジで!?毎回毎回結構キッツいんだけど!」
それなら書くのを辞めろという話ですが、僕にも書くだけの目的があってそれは、脳トレに近いです。
つまり目的の脳トレのための手段が書くという行為なのです。
そのためか、普段から書くことに対するモチベーションは低めで、毎回苦痛を感じながら書いているので、書くことが『楽しい』人がいるという事実をいつも疑ってしまいます。

ですので、今回の長編は本当に堪えました。
しばらくは書きたくない、そう思っています。

あとがきとは?


あとがきというよりも、ほとんど愚痴に近くなってしまいました。
まぁ僕らしいですね。
今回、恋愛小説部門に応募してみましたが、僕がタグをつけて投稿するとき『7200件』の数字がありました。
これは応募されている作品の数で良いのでしょうか?
多いですねぇ。
嫌になりますねぇ
3件とかでしたら、僕にどんなに文才がなくても3分の1の確率ってだけでワクワクしそうなものですが、さすがに7200分の1の確率になりますと、いつか買った大して期待していない宝くじのように、どこに置いたのかもわからなくなると思います。


まぁ後悔も苦労もありましたが最後にうれしいコメントを頂いたので、ちょろい僕はそれだけで、まぁ書いてよかったなと思いました。




いいなと思ったら応援しよう!