冷えたい夏にぴったり! 【文芸誌】GOAT『悪』特集 小川哲さんの「落ち着いて」
一ヶ月前の発売日から欲しい〜欲しい〜と言っていた、話題の「GOAT」。
通勤途中に寄れる書店ではどこも売り切れていて、オンラインでやっと入手しました。
私は(集中力がないから)短編好きですし、作家さんが豪華で読み応えあるし、紙のこだわりがいちいちすごい。
この文芸誌、完全に「買い」です。
まだ初めのほうしか読めていませんが、
小川哲(おがわさとし)さんの作品について
感じたことを少し書きます。
---------------------------------------
小川哲(おがわさとし)
タイトル
「落ち着いて」
私はいままで、落ち着く、という言葉や、
その他、いい顔してすましている言葉の前を
いともあっさりと素通りしてきたようだ。
ー 例えば ー
自分が誰かに「落ち着いて」と言われた時。
焦っている
慌てている
感情的になっている
取り乱している
そんな自分に途端にさせられる、
と気づかずにいた。
きっと相手は、冷静で場が見えている人で、
状況を受け入れ、理路整然と対処する人なのだろうな。
この作品の登場人物は、主に3人。
離婚した夫婦(元春、聖奈)、息子(駿)。
聖奈の目線で描かれている。
作中、聖奈は「落ち着いて」と元夫に度々言われる。
常に彼が正解のなのだ。常に。
静かに、静かに、気味が悪かった。
------------------------------------
この作品はこわいです。最高。
小川さんの他の作品(特にミステリー)を、
この夏読みたいと思いました。
宇垣さん面白い人だ。
片桐仁さんのシャツが、応援してるヘラルボニーでなんかうれしい。
