金曜日のレトルトカツカレー
金曜日。
AM 5:30
目が覚めた瞬間に、今日やることが駆け巡って、
二度寝し損ねてしまった。
最近、仕事でつまづいている。
あー今日は準備しなきゃな。
あれとこれと。
考えながら寝返りをうっていたら、
うっかり息をするのを忘れていた。
起きるか。
カーディガンを羽織り、
静かに、キッチンの窓をあけた。
✴︎
AM 9:30
会社にて。私は必要以上に緊張していた。
今日こそ、悩んでいた案件を
上司や仲間に話すんだ。
「抱え込む前に 早めに話したほうがいいよ」
と、人になら簡単に言えるのにな。
自分のこととなると、
いつも考えこんでしまう。
「あの、ちょっと相談が‥意見聞かせてください。」
さらりと言うつもりで言葉にした時、
たぶん、泣きそうな顔していたな、私。
伝えてしまうと、
周りの反応は軽くてやさしくて、
力が抜けてしまった。
やるべき仕事が変わらなくても
仲間が状況を知ってくれているのは、
全然違うことだ。
胃のあたりにあったにぶい重みが
時間が経つにつれて軽くなっていった。
✴︎
PM 7:00
早く帰りたいけど、
スーパーに寄ることにした。
私『今日、レトルトカレーにするね』
と、すがすがしいまでの言い切り文を
昼に夫へ送ったら、
夫『はーい、遅くなるから先食べてて』
と夕方に返信がきている。
残業か、
明日休みだしね。
カレーだけじゃ物足りないので
お惣菜コーナーをみてまわっていると、
茶色いコーナーでは、
コロッケ、からあげと並んで
本日のおすすめの
大きなロースカツがあった。
しかも、最後の一つってあなた。
迷わずカゴにいれた私は
たぶん、ちょっとにやけていた。
✴︎
PM 8:30
夫『9時前には家着く』
=腹減った!
という連絡を合図に、私はエプロンをつけた。
よし、とりかかりますか。
オレンジ色に温まった
オーブントースターにカツを入れ、
ジュージュー
カリカリに焼いて、まな板へ。
包丁をいれると、ザクッザクッ。
お皿を2つ並べ、
湯気のたつ
炊きたてご飯のうえに
黄金色のカツを盛り付けて
レンジであたためた
熱々のカレーをゆっくりかけていく。
あ、全部にかけないで。
カツの端に少しかかるくらいね。
それから間も無く
玄関のドアを閉める音が聞こえた。
✴︎✴︎✴︎
お疲れカツカレーさんの記念企画に
応募いたします。
ひゃっほーい
あと、聞かれてないけど、
お疲れカツカレーさんの記事で、
私が特にスキなのはこちらです🫶
これからも投稿を楽しみにしております!
#お疲れカツカレー
