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『わからない世界と向き合うために』 中屋敷均(著)

最近の私の中での大ヒットした本

めっちゃ共感することが多いのは、
著者が自然科学の人だから、、、と腹落ちしました。



『わからない世界と向き合うために』 中屋敷均(著)

『わからない世界と向き合うために』 
中屋敷均(著) 2024.2、175p

著者は農学の大学教授

著者自身がエッセイみたいな本を出したかったと言っている通り、結論はなく
様々な思考の過程をさらして、問いかけている感じ

生物、生命の世界から俯瞰して考える
深いメッセージを感じる


わからないことの正体

わからない、とは、予測不能の世界
期待もあれば、リスクもある

そんな中で、正解を求めてしまうと、動けなくなる
コスパ、タイパを重視する短期指向では、リスク回避になりがち

外部評価を気にし過ぎて、周りに流されると
自分らしさは、どんどん失われる


どうにもならないこと、無力さを知る

世の中には、どうにもならないことが多い

しかし、そんなことを嘆いても、何も起きない

あらゆる世界に、可能性、希望がある
細部に着目する
モノゴトを分けて考える

すべてはわからないけど、
見えている部分もある
そこに、希望がある


自分で考えて、自分で決める

自分が進む道は自分で選ぶ
やる、やらない、の行動選択


闘いと平和の歴史

人間同士が殺し合う戦争の歴史
生物の世界にも、共食いの習性がある

生物全体から見ると、同じ生物同士が殺し合うのは少数派
哺乳類、霊長類と高度化するほど、割合が増える

人間同士の殺し合いは、中世で死亡原因の10%にも達したとか
現在は1%程度

しかし、戦争は悲しみしか生まない
生物学的には闘争は避けられないが、大人な対応を求めたい


DNAの系統分析から見える、日本人の特異性

平和と工夫を愛する縄文人(D型)は、
安定した社会を数万年も維持し続けた

闘争心が強く戦闘的な弥生人(O型)が大陸から流入してきて、
多くの縄文人を駆逐したが、縄文人(D型)の子孫は、今も残っている
沖縄や東北、北海道に多いらしい(おっとりした人は、縄文人の子孫??)

中国本土には、すでにD型は残っていない
D型が残っている日本は、アジア圏の中でも珍しい存在

この島国の特異性は、おもしろい


共感力と想像力

ヒトを人間らしくさせているのは、想像力と共感力
未来を想像する

相手の悲しみ、苦しみを想像し、想いをはせる
相手の気持ちに共感するミラーニューロン


生物は、誰一人、単体では生きられない
すべての生物が依存関係にあり、もちつもたれつの関係


愛と叡智が、未来を救うのだろうか!?


希望と現実の両方を突き付けられて、
あなたはどう考える? と問われる感じの本でした




この記事を書いたのは、

収益の柱を増やす「未来実現パートナー」 川原茂樹
https://mousoubiz.com/
https://twitter.com/mousoubiz


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