【#160】第51回衆議院議員選挙レポート(2026 2.8)
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衆院選が、終わりました。

まぁ、私のような非自民支持者にとっては、最悪の結果ですな。
自民+維新で75%の議席。 3分の2どころか、4分の3も獲ってしまいました。
更に言えば、野党ながら自民寄りなスタンスを取る、国民民主と、参政と、みらいと、無所属の4人中3人(下手したら4人全員)を足せば、「409」となり実に87.9%が「自民系」となるという、大政翼賛会の爆誕ですわ。
しかもしかも、本来獲れるハズが候補が足りなくて他党に譲った議席が「13」あり、それまで加わっていたら「422議席」。 実に「91.5%」に達するという。
9割超・・・
ここまで悲惨な結果になると僅かな希望すら見い出せないので、自民の勝因は語らず、、、 というか、醜悪すぎて触れたくもないので、自民以外の政党について触れていこうかと。
なお、¥100の有料記事となっておりますが、有料部分は私の比例投票先を公開しているダケなので大部分が無料で読めます。 お時間が御座いましたら読んでいただいて、これから「衆院選長野選挙区レポート」を5本書く私に・・・ って、普段ならココで「〇〇を私に奢るつもりで購入下さい」って書くのですが、もうこの世に¥100で買えるモノって殆ど無いのよね・・・
多分ですが、ホームセンターに何故か売ってるオリジナルブランドの栄養ドリンクなら買えるハズなので、それを奢るつもりで御購読いただければ、と・・・
◆朝日新聞の情勢報道による影響を考える
2月1日に出た朝日新聞の情勢報道が大きな衝撃を与え、コレが有権者の投票行動に影響を与えた、と言われています。 記事の内容を見ると、その内訳は、
①自民が単独過半数を “大きく” 上回る
②自維あわせて300議席を “うかがう”
となっています。 この言葉から朝日が持っていた数字を勝手に推測すると・・・
①の「単独過半数を大きく上回る」とあるので衆院465議席の過半数233議席より多いであろう
「安定多数に達する」という旨の言葉は書かれていないので、安定多数の261議席よりは少ないであろう
維新について特に記述が無いので、改選前議席維持の34議席とすると、
「自民安定多数未満」+「維新現状34議席」=「300議席をうかがう」となり、朝日が持っていた自民の議席数は最大「260議席」となるかと。
だとすると、結果自民が316議席なので、朝日の情勢調査時から56議席も伸ばしたのだと。 この責任を全て朝日新聞の報道になすりつけると(笑)、バンドワゴン効果は「約22%」あったというコトになります。
もちろん全てを朝日新聞のせいにするワケにはいきませんが、あの報道による影響が有った可能性は大きく、選挙期間中の情勢報道は控えるべきだと私は思います。
それは決して非自民系が負けたからではなく、このように選挙情勢に大きな影響を与えてしまうし、何より調査の内容が「電話調査」「ネット調査」に加えて「取材情報」とあり、コレって期日前投票後の有権者に声かけて、タブレット押してもらって投票先を聞いたものでしょ? それを情勢報道に加えるのはダメでしょ。
大体、それが当たったトコロで「どーだー、うちの調査はスゴイだろぉ?」と内外にドヤ顔したい、以上の実施理由が見つからないのですよ。 私自身は情勢報道のみならず有識者や選挙クラスタが出す「議席予想」すら「バカじゃねーの?」と思っている人なので、選挙の過度なエンタメ化を避けるためにも先ずは情勢報道はやめるべきだと考えまています。
◆「中道改革連合」という名の、「シン・公明党」爆誕

昨年から水面下で進んでいた協力態勢が急な解散により一気に体裁を整えて挑んだ中道改革連合(以下、中道)。 結果、49議席という大・大惨敗となりました。 しかも、内訳が「立憲系21人:公明系28人」で、前回の衆院選結果と比較して立憲が86%減に対し公明が4人増という、あまりにも対照的なモノとなっています。
コレはもう「シン・公明党」であると言って良いでしょう。 しかし比例上位を公明にするって理屈は理解できたとしても、せめて改選前と同数の24人までに抑えとくべきで、なにシレッと議席伸ばしてんだというツッコミは容赦なく公明に入れていかなければなりません。
立憲の候補の応援を公明支持者がするという驚くべき光景が全国各地で展開されたこの選挙。 重点選挙区では多くの学会員が動員され演説会場がハリボテなマテリアルな盛り上がりを見せていましたが、これまで「下駄の雪」と揶揄されていた自党の存在が立憲と組むコトで(相対的に)大きくなって堂々と “先生” の御言葉である「中道」や「人間主義」という言葉を叫べるというのは、彼らにとってはこの上なく幸せな選挙期間だったコトでしょうし、もしかしたら「改革」という言葉も脳内で「革命」に変換していたかもしれません。
しかし、怒りを見せていかなければいけない、ちょけたら(おどけたら)負けとなる最近の国政選挙で、
#Z世代 の皆様へ
— 中野渡しほ⭐️チームRICE (札幌市北区 北海道議会議員) (@smile_shiho_) February 1, 2026
3分休憩の時に見てほしい🍫
「#政治に良心を取り戻す」
「#自分中心の政治から生活者ファーストの政治へ」 #10代
「#まともな政治」 #20代
「#中道いいじゃん」#30代 も是非 pic.twitter.com/bgFlCoIKMw
「ラブアンドピース」とか言ってコール&レスポンスしたり「#中道いいじゃん」っていう、「#蓮舫流行ってる」以来の激寒ワードを拡散したりとか見るにつけ、公明党がこんなに選挙が下手クソだとは思っていませんでした。
まぁ、今回の衆院選を以て公明党の強みである「学会票」の評価は地獄に堕ちたというコトで、もう誰も頼りにしてくれないでしょう。 比例特化政党として、じわじわと縮小していって下さい。
おそらくですが今後、是非はともかくとして、年末に翌年の政党助成金目当てで分裂するでしょう。 逆に言えば今年一年はこの枠組みが続くというコトなので、まぁ非自民な市民(これもこの選挙で「1割もいない」となってしまったワケですが・・・)にとっては、2026年は最低な一年になると確定した選挙結果です。 そう言わざるを得ません。
◆38議席を「28億円」で買った、維新

初めての与党として挑んだ衆院選で前回から2議席増やした維新。 自民大勝の中で辛うじて体裁を保てた維新ですが、
何故か大阪府知事と大阪市長が辞職し「副首都構想、大阪都構想の是非を問う」とかいうイカれた理由で同日に選挙が行われ、そのバカらしさに主要政党が相手にしない中で当然のように当選しましたが、そもそも副首都構想は自維連携政権誕生時に両党で合意しているのでW選挙の理由にはならず。
誰もがお気づきでしょうが、この大阪W選挙は衆院選で自民大勝に埋没しないために仕掛けたもので、衆院選より選挙期間が5日長い府知事選と2日長い市長選を開いて合法的に他党より長く選挙運動したいがためのモノだったのでしょう。
結果、議席を増やせたので成果は有ったのでしょうが、そのために行ったW選挙の費用は「28億円」。 それを獲るために28億もの税金が使われたというコトです。
ただ、38議席の中には大阪及び比例近畿ブロックから離れたトコで当選した人もいるので対象議席は減ります。 大阪小選挙区で18議席、比例近畿ブロックで8議席、ついでに兵庫2区で当選できた1議席も加えて、計27議席を「28億円」で買ったようなもので、ひとりあたり1億円超えです。 この愚行は絶対に忘れてはいけません。
◆国民民主は「安定」のフェーズに入った

国民民主は前回から1議席増の28議席。「ゆ党」というか、誰も野党だと見ていないポジションとなり高市旋風が吹き荒れる中でも議席を維持できて、小選挙区では中道を上回る議席を得たというのは「勝ち」に等しい価値が有り、国民民主は「安定」のフェーズに入ったと私は見ています。
「“もっと” 手取りを増やす」という前回の焼き増しなキャッチコピーは、もはや「あぶない刑事」の映画タイトルのようになっていますが、ガソリン暫定税率の削減を最も大きく主張していたのは国民民主なので彼らの手柄と言って良いでしょうし、緊急で「もっと」という文字をステッカーで貼ったようなデザインも「継続性、一貫性が有る」と受け止められたのかもしれませんね。 ただ、
この衆院選の中、地元で行われた集会で「いつかは首相に」と発言したようですが、
昨年10月、石破前首相辞任を受けた首班指名選挙をめぐり国民民主は立憲や維新と党首会談をしており、玉木氏を首相とする形の連立政権誕生のチャンスが有りました。 それをフイにしたのは他ならない玉木氏自身であり「おめー去年なれただろーが!」というツッコミは事あるごとに入れていくつもりです。
思えば、彼のおかげで自民との連立政権が破談し自維連携政権が爆誕してしまったワケで、今や玉木氏の言動が政局を動かしているといっても過言ではなく、私が常々言い続けている、
「 #全部玉木のせい 」
が証明されたというコトなので、今後も自信持って言い続けたい思います。
◆なんだかんだで大勝した参政党

この選挙結果を受けて「参政党がオワッター!」とかいう声がチラホラ聞こえますが、終わってみれば15議席獲得。 現在の参政党なら比例各ブロックで1議席ずつ獲るのは確実で、最低でも11議席は獲れる選挙でありそこから4議席上乗せ出来たのだから上出来だと言って良いでしょう。
神谷総統は「“謎のチカラ”」とか相変わらずアレなコトを言ってますが、それは信者支持者向けのサービストークみたいなもんで、内心は充分満足できる結果だろうと思いますよ。
今年も地方選は強いし足元はドンドン強固になっていくのでしょう。 なので、参政党は全然終わっていませんよ! 引き続き注意すべき団体です。
ただ、ひとつだけ同情する点は、2022年のブレイク以来地方議員を増やし続けて下半身を強化してきたのに、この衆院選では “雰囲気だけ” の政党と大差ない票数だったというのはショックだったろうなぁ~~、と⇩。
◆雰囲気だけで議席を獲った、素人集団

雰囲気だけで11議席も獲っちゃったのが、チームみらい、とかいう政党、らしきもの。 どう見ても大学サークルの延長にしか見えません。
彼らが出てきた時から私が言っているのは、エンジニアが集まって政治と関わりたい、世の中を変えたいとするならば、エンジニア業として自民とかと手を組めばイイわけであり、別に政党になる必要なんてありません。 ワイドショーで世の中の問題を難しそうに語っているお笑い芸人が信用できないように、彼らが語る消費税とか社会保障費とかの話の、何が信用できるというのでしょうか。
それでも敢えて彼らに存在価値を見出すとするならば、高市政権発足時に安野氏がデジタル担当大臣として入閣するコト以外なく、それもやれなかった時点でこの党の存在意義は、ゼロです(そもそもデジ担大臣も民間閣僚として入閣すればいいワケだし)。
この党に票を投じるような市民の意見を吸い上げるコトが、既存政党がやるべきコトではないでしょうか。
◆共産党は左派リベラルの受け皿に成り得ず・・・

昨年の参院選から言い続けていますが、高市政権で更に右傾化が進み、更に中道という「穏健保守(ハト派)」政党が誕生したコトにより立憲支持者の中の左派リベラル層が行き場を失っている中で、共産党はその受け皿となり左派リベラル層の独占が出来るという、今は千載一遇のチャンスなハズです。
それでも結果は8→4議席と半減・・・。 最大の原因は行き場を失った左派リベラル層が “腹を括って” 共産に結集できなかったコトですが、腹を括ろうと思える魅力を共産党が出せていなかったコトも大きな問題。 このチャンスを掴むために、党が大きく変わるべきだと改めて主張します。
それが綱領を変えるコトなのか、人事を一新するコトなのか、党名を変えるコトなのか、それは私には分かりません。 なので「無責任な主張」だと言われても仕方ないですが、それでももっと間口を広げて左派リベラル層が入りやすい形に建て替えていただきたいと、強く強く、願います。
◆れいわの “旬” は過ぎてしまった・・・

れいわは8議席から1議席に大幅減。 しかも前述の自民の比例候補が足りずに議席を他党に譲った “おこぼれ” の1議席です。
今回、山本太郎氏が病気(血液のガン)の、一歩手前という心配しつつも狐につままれたようなコトが起きてしまいましたが、それが無くても大差無い結果になったのではないか、と私は見ています。
それは衆院議員だった党幹部が総じて「選挙区」に出ており選挙運動を自身の選挙区に縛られ比例単独の目玉候補がいない現状の面子では、比例の方が議席獲得がしやすいれいわには、厳しかっただろう、と。
そして党是である「消費税廃止!」についても、結党時の2019年には誰も言わない斬新な政策で他党がバカにしていたのが、この選挙では殆どの政党が消費税減税を掲げるというトコロまで来たのは間違いなくれいわの功績なれど、残念ながら現在のインフレ下では容易に減税できないような状況にまで経済が悪化しており、如何なる減税策や積極財政も世界から厳しい目で見られて現時点でも円の全面安が続いている状況では「消費税廃止!」も霞んでしまっているのが2026年の世界線であるため、現状に対して柔軟に対応するコトが必要ではないでしょうか。
本当はれいわも左派リベラル層の受け皿となれるハズですが、如何せん他の野党と殆ど協力しない姿勢を見るにそんなコトは期待できるワケがないので、ならば “次の手” を打たないと・・・
私は2019年参院選では「れいわ信者」としてビラ配りをしたりしていたので、本音はとっっても残念ですが、そろそろ次の手を打たないと、今の姿は、
ヒットしたデビュー曲だけで全国を回っている “一発屋”
に見える時が有り、悲しいです。
◆社民は「解党的出直し」を!!

昨年の参院選ではラサール石井氏を担ぎ出し1議席を確保した戦略を私は(勝手ながら)高く評価したのですが、今回の選挙で最低の選挙をしたのが、社民でした。 それは「沖縄2区」への対応で、
社民唯一の衆院議員だった新垣邦男氏が、福島瑞穂党首に衆院への鞍替え出馬を要望するも受け入れられず、衆院立憲が中道になり社民との会派が解消された現状では国会で発言する機会も無いので離党し中道に合流しましたが、それに対し社民が “刺客” を立てる「暴挙」に出ました。 結果、

小選挙区を自民に奪われ、比例九州ブロックの得票率も2.25%で「最下位」では比例復活できるワケも無く、沖縄2区で23年間守ってきた革新議席を失ってしまいました。
そして数字は正直なもので、新垣氏と “刺客” の瑞慶覧氏の票を足せば自民候補を上回ったため、
「社民のせいで議席を失った」
と言っても何の支障もない結果が出たのです。
100万歩譲って、もし “刺客” が福島党首自身だったならばその「覚悟」を以て許せる部分も有ったでしょう。 しかし擁立したのは沖縄4区の元衆院議員であり沖縄4区内にある南城市の元市長である瑞慶覧氏を擁立して、議席が獲れる、もしくは新垣氏の議席を上回れると思ったのでしょうか。
もし福島党首が衆転を試みて議席を失ったとしても福島氏は比例選出の議員。

次点の宮城氏が繰り上がるので党の議席は維持できます。 細かいコトでいえば宮城氏は沖縄2区内の宜野湾市、それこそ普天間基地が有る宜野湾市で活動している人物で、もし宮城氏が繰り上がって今回の衆院選で新垣氏が勝ったならば衆参両方で沖縄2区から議員を輩出するコトになり、社民党が常々言っている「沖縄に寄り添う」を最も強く示すコトが出来たかもしれません。
今回の「自民大勝」により沖縄1区で共産の赤嶺政賢氏が落選し、沖縄にとって大きな損失となってしまいましたが、私個人としては新垣氏の落選、というより沖縄2区で革新の議席を失ったコトの方がより大きな損失だと考えています。
本来なら「社民党」という枠は共産より左派リベラル層が集まりやすい場のハズです。 ところが党のトップが自身の議席に拘り衆転を試みず、それでいて、
「リベラルの受け皿を目指す」なんて、どの口が言ってるんだとしか思えません。
社民党は「解党的出直し」が必要です。
(これでも優しい表現を使ってあげてるのですよ。)
さぁ、福島さん、どう責任取ってくれるのでしょうか?
「何もしない」は、許さないよ。
◆右傾化が進む中で、姿を消した極右

ざまぁwww
◆この選挙の無謀さは、記しておかなければならない!
今回の衆院選、「真冬の選挙は無謀だ」と言われ投票率の低下が懸念されましたが、結果は56.24%で前回比+2.41ポイントと、増えました。 選挙結果を横に置いて、投票率が伸びたのは素晴らしいコトです。
考えてみると現在の日本においては「寒さ」よりも「暑さ」の方が危ないもので、35℃以上の猛暑日が続く夏の選挙の方が投票(のための外出)には不向きなのでしょう。
が!、選挙区ごとに見ていくと、
災害級の大雪が降っている青森市を中心とした青森1区の投票率は「44.86%」で前回から7.21ポイント減となっており、これは間違いなく大雪の影響によるものでしょう。
( “あの” 楽待の動画なのでチャンネル自体はオススメしませんが)この動画を見ていただいて、投票に行けない地域が有った選挙だったというコトは忘れないでいたいです。
大雪以外にも、投票ハガキが届かない、選挙公報が家に来ない、ポスター掲示場が少ない、投票用紙や選挙公報の点字版作成が間に合わない、在外投票が間に合わない、などの事態が起きた今回の衆院選。 投票する権利を妨げられた有権者がいた選挙だったというコトを、ここに記しておきます。
以上、私から見た今回の衆院選でした。
ここから有料部分になりますが、そこでは私の比例投票先を発表するダケです。 大した情報は有りませんが、もし宜しければ、今回長野県のみですが衆院選を取材し、これからレポートの執筆に入る私に「ブラックサンダー2個」を奢るつもりで御購読いただければ幸いに存じます。
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