選挙結果振り返り(2026 4.19投票)
参政党絡みの選挙8件と、それ以外から10件セレクトした選挙の、計18件を振り返る当記事。
首長選で自民系候補が負けまくった件も追加で取り上げたため、当記事史上最大ボリュームの、9千文字超えでお届けします。 お時間のある時にでも読んでいただけると嬉しいです。
▼参政党の結果
◎栃木県・栃木市議会議員選挙(定数28/29人)
現職19人、新人10人が立候補し、党派別では自民が4人、公明が3人、参政と共産が1人ずつ立てた、女性候補3人の選挙の、“定数プラス1” 選挙だったのですが、27位の候補が法定得票数(507票)に足りず、新人2人が落選となりました。 珍しいケースですね。
参政党は30代候補を擁立し、5位当選。 新人10人中2位と良い結果を出しました。 会社を辞めて立候補して良かったですね。 まぁ、苦労はこっからですが。
気になっていた、参政党の「栃木支部副支部長」「栃木第5支部長」「栃木県支部連合会 会長」として国政選挙のスタッフをしていたという60代男性ですが、まさに彼こそ27位ながら法定得票数に届かず落選となりました。
どこを見ても参政党と「揉めた」とか「抜けた」とか書かれておらず、この選挙では関わりは無かったものの当選していたら議会内の連携や追加公認の可能性も考えられただけに、そこについては何よりでした。
共産は7期目を目指す70代男性が出馬。 前回は2候補立てて18位と29位で1人落ちたため今回は1候補に絞った結果、前回と同票ながら13位で当選。 前回落選した候補の分の票を党としては失った形ですが、投票率が前回から5.92ポイント下がったコトもあり、ランクアップです。
◎埼玉県・久喜市議会議員選挙(定数27/40人)
現職21人、元職1人、新人18人が立候補し、党派別では公明が4人、共産が3人、自民と国民民主が2人ずつ、参政、れいわ、諸派が1人ずつ立てた、女性候補13人の選挙は、現職1人、新人12人が落選。 女性候補は8人当選しました。
参政党は40代男性を擁立。 元陸上自衛隊員で元市長秘書という、なかなかに派手な経歴の方でしたが、6位当選しています。 新人候補の中でも国民民主に次ぐ2位となっています。
その国民民主は2候補擁立し、5位と18位で当選。「来年の統一地方選までに地方議員700人」という目標に向かって着々と進んでいます。 首長選では相乗りしたり単独推薦したりした候補が負けていますが、議員選挙は順調なようです。
共産は前回3人当選しましたが任期中に1人辞職し改選前は2人。 今回3候補擁立し議席回復を目指しましたが、19位、27位、29位と1人落選。
前回が12位、19位、25位で、今回は候補が前回から9人も増えた激戦ただったコトを考えると1人落選はやむなし。 むしろ2人落ちなくて良かったというトコロでしょう。
また、れいわが高井崇志党副幹事長の元公設第二秘書が出馬し、33位で落選。 臨時総会で揉めに揉めてガッタガタな党に久々の明るいニュースを届けるコトは出来ませんでした。
◎新潟県・三条市議会議員選挙(定数22/23人)
現職14人、新人9人が立候補し、党派別では公明と共産が2人ずつ、参政が1人立てた、女性候補3人の選挙は、現職が落選。 女性候補は全員当選しました。
参政党は40代女性を擁立。 昨年の参院選、今年の衆院選と “かかし候補” として尽くし、今回トップ当選。 国政選挙で “顔” を売った効果が有りましたね。 まーた自民系と会派を組むのでしょうか?
共産は改選前3議席でしたが、今回は現新の2候補に絞って、7位と9位の上位当選。 前回(定数22/23人)3候補で獲った票は合わせて4,636票に対し、今回の2候補合計票は3,154票。 前回から32%票が減ったものの「候補が1人減ったから3分の1は減るよねー」と納得して喜んだりしていないコトを祈るばかりです。
だって、共産のような岩盤支持層が有れば候補者数が増えようがどうしようが全体の得票数は変わらないハズなのだから。
なお、前回維新公認で当選した人が今回「無所属」で出馬しており、その方が離党したという情報は見つからず、昨年末まで新潟維新の会の選対本部長だったコトも確認できているため “維新隠し” なのかとも思いましたが、なんとか最下位で当選。 得票数も前回から半減しており、それだったら党名出した方がもうちょっと上に行けたような気がしないでもないですが・・・
◎長野県・伊那市議会議員選挙(定数21/22人)
現職13人、新人9人が立候補し、党派別では公明と共産が2人ずつ、維新と参政が1人ずつ立てた、女性候補5人の選挙です。
参政党は “元サイゼリヤ副店長” というビミョーな肩書きの30代男性が立候補し、8位当選。“定数プラス1” の選挙で直前まで無投票だと言われていたものなので盛り上がりが低かったため、必要以上にテンション高い参政党候補がトップを獲るかも? と思われましたが、新人9人中5位と、結果もビミョーとなりました。 まぁ、当選すりゃ何でもイイ話ではありますが・・・
共産は現職2人が出馬し議席維持を目指し、前回と同じ12位と14位で当選。 前回より候補が5人少ないとはいえ得票が前回から9%上がっており、満足いく結果がでたと言えます。
なお、告示直前に「無投票にしてはイカん!」と立候補した新人が、参政党候補をも上回る7位で当選したってんだから、選挙ってやってみないと分からないわ・・・。
◎静岡県・藤枝市議会議員選挙(定数22/24人)
現職18人、新人6人が立候補し、党派別では立憲、公明、共産が2人ずつ、国民民主、参政、れいわが1人ずつ立てた、女性候補5人の選挙は、新人2人が落選。 女性候補は全員当選しました。
参政党は40代女性を擁立し、トップ当選。 焼津市で古い漁具倉庫をリノベして「宿泊施設+コワーキングスペース」を運営するような仕事が出来る人のようなので、そういう人が議員になるのは良いコトではないでしょうか。
参政党であるコトを除いて。
共産は現職2人が出馬し議席維持を目指し、17位と21位で当選。 前回7位で当選した40代女性候補の票が3割減り危ないトコロでしたが、辛うじてい2候補生き残りました。
また、れいわが60代男性を擁立しましたが、最下位で落選。 臨時総会で揉めに揉めてガッタガタな党に久々の明るいニュースを届けるコトは出来ませんでした。
◎大阪府・河内長野市議会議員選挙(定数18/23人)
公明が4人、大阪維新と共産が3人ずつ、自民が2人、国民民主、参政、れいわ、諸派が1人ずつ立てた、女性候補4人の選挙は、現職1人、新人4人が落選。 女性候補は全員当選しました。
参政党は50代女性を擁立。 猫の保護活動をしていて現在8名と一緒に住んでいるとのコト。 参政党員が猫を飼う場合、やはりキャットフードは「グレインフリー(小麦、トウモロコシ不使用)」なのかどうか気になるトコロですが、10位で当選。 新人でも大阪維新の候補に次ぐ2番手で女性候補でトップと、宮出参院議員がビッチリ付いて応援した成果が出たようです。
地元でやりたい放題の大阪維新ですが河内長野市では自民(無所属候補含む)、公明より議員が少なく、共産と並んで第3会派であり、この選挙も改選前と同じ3候補擁立と、来年都構想を通そうとしているとは思えない(次は府内全体を投票対象にしようと企んでいる)テンションの低さです。
前回(定数18/23人)は4候補出馬し1位、3位、4位、9位でした(任期途中で1人減)が、今回は1位、3位、9位と上位で当選と、そらそうよ、という結果でした。
一方、前回維新公認で3位当選したものの何らかの理由で今回無所属の出馬となった人は、次点で落選。 仁義なき維新の闘いで御座います。
共産は3候補立てて議席維持を目指します。 前回は10位、15位、18位、19位と1人落選で、今回も1人落選してしまうかも…? という構図でしたが、結果は5位、11位、14位とランクアップで全員当選。 議席維持を目指した3候補擁立が功を奏しました。
なお、「諸派」は「日本人党」という団体でありまして。 この団体が定義する「日本人」にはアイヌ民族も琉球民族も含まれるようですが、結局は排外主義の団体。 特に相手にされぬまま最下位で落選となっています。
それと、れいわが50代男性を擁立しましたが落選。 臨時総会で揉めに揉めt(以下略 ・・・って、れいわ、昨日の選挙、全員落選ですわ。 地方選を疎かにしてきたツケだとはいえ、これはサスガにマズいだろぉ。
◎徳島県・美馬市議会議員選挙(定数16/20人)
現職12人、新人8人が立候補し、党派別では公明と参政が1人ずつ立てた、女性候補6人の選挙は、現職1人、新人3人が落選。 女性候補は5人当選しました。
参政党は製麺会社でそうめんを製造販売している50代女性を擁立しましたが、なんと次点で落選しました。 他の女性新人候補が30代2人というコトも影響したのでしょうか。
徳島では昨年末の鳴門市議選(定数20/29人)でも公認候補が最下位当選という結果で、どうも徳島では苦戦を強いられているようです。
ちなみに、共産は2014年まで候補を立てていましたが当選できず、以降は候補擁立も出来ていないようです。
△香川県・まんのう町議会議員選挙(定数14/17人)
現職13人、新人4人が立候補し、党派別では国民民主と公明が1人ずつ立てた、女性候補2人の選挙です。
コチラは公認候補ではないのですが、SNSを見ると参政党の投稿を固定して上部に置いているので現在も繋がっているとみなし、加えます。
20代男性でミニバスケットボールのコーチをしている方ですが、おはようしているコトに加え、“あの” ごぼうの党の党首をリポストしているような人なので、まぁ、信用できないなのですが、9位で当選してしまいました。 恐らく今後、追加公認されると思われます。 まんのう町の皆様、残念でした。

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コレで、参政党の地方議員は194人。 遂に200人突破が目前と迫ってきました。
野党(自民、維新以外)を見ると、立憲と公明は今後どうなるか分からず、れいわと社民と保守は内部がボロボロ。 チみら(チームみらい)は地方に候補を立てる様子が無いとなると、思想問わずに組織として安定しているのは国民民主と共産と、参政なのが現状で、これでは参政党は「堅実な選択肢」として機能してしまう可能性が有ります。
他の野党、もっとしっかりしてもらわないと・・・ マジで。
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◎千葉県・市川市長選挙
2期目を目指す現職に、元市議と不動産自営業の新人2人が挑む選挙は、現職が2選しました。
現職は前回の選挙でライバルと目されていた女性候補の票を奪うために、別の女性候補を “ダミー候補” として立てたという疑いが有り、
現職は否定しており真偽は不明ですが、“ダミー候補” が選挙期間中に全く選挙活動をしていなかったコトと、その人にライバル候補の票が流れ票が割れたというコトはほぼ事実で、大きく問われなければならない選挙、だったハズが、如何せん対立候補の自営業の男性は “独自の戦い” のレベルな人で、1期途中で市議を辞め市長選に挑む30代女性は、出陣式恒例の「だるまの目入れ」をマジックペンでするような人なので相手にならず、現職が7割超の得票で2選したのでした。
◎千葉県・東金市長選挙
3期目を目指す現職に、市の教育委員会委員だった新人が挑む一騎打ちは、新人が初当選しました。
現職は自民、維新、国民民主から推薦を受けており盤石の組織を形成していますが、75歳と高齢なのがネックでした。
対する元教育委員会委員の50代女性は大阪の寝屋川市長から応援を受け、SNSも現職より積極的で、これなら現職の組織力を上回れるかも、と思い取り上げていましたが、やはり新人の勝利。 ここでも自民推薦候補が敗れました。
ただ、昨日の選挙で自民系首長候補が負けたのはコレだけではなく、
https://news.web.nhk/newsweb/na/nb-3000047984 (←NHKニュース)
愛知県あま市長選挙では5選を目指す自民+維新推薦の現職が元市議に敗れました。
前回も同じ顔合わせで、その時はダブルスコアで現職が勝ったのが4年経ってひっくり返されました。 他にも、
埼玉県久喜市長選挙では3期目を目指した自民推薦の現職が元市議に敗れ、
滋賀県近江八幡市長選挙では、自民推薦の元市議が民主党時代に衆院議員(1期)務めた現在維新系の人に敗れ、
福岡県朝倉市長選挙では、3選を目指す自民+維新推薦の現職が元市議に敗れ、
https://news.web.nhk/newsweb/na/nb-5020020450 (←NHKニュース)
福岡県嘉麻市長選挙では、4選を目指した自民+公明推薦の現職が元市議に敗れ、
https://news.web.nhk/newsweb/na/nb-5060023503 (←NHKニュース)
宮崎県小林市長選挙では、3期目を目指した自民推薦の現職が元市議に敗れ、計7件の首長選で自民系が負けています。
勿論、自治体それぞれの構図や事情が最大の要因でしょうが、僅か2か月前の国政選挙で300超の議席を得た国政与党が地方で負けまくっているのは間違いなく、「自民党」の支持が弱ってきていると見て良いでしょう。
ただし、それが高市首相の支持が下がってきたと捉えるのは早計かと。 衆院選で高市氏が「私か、中道代表か、どちらを総理にするか」と問うて大勝したのは衆院選が “疑似大統領選” 化したからであり、投票した多くは自民の国会議員、の先にいる高市首相に投票したのが2月の衆院選であったコトを忘れてはイケません。
それは「何か変えてくれそう」という、ふわっとした投票行動によるもので、その意識が現在も続いているので現職の負けが増え、その人が自民系だったというロジックが働いたと私は捉えています。
しかも、現在の高市首相はこの有事にもマトモに働かない酷い有様にもかかわらず高支持率を維持しているというのは、高市氏が自民をも超えたモンスター存在になった、小池百合子都知事に似た状態になっているように見えるので、この選挙結果が高市首相にダメージを与えるなんて甘いコトは無いでしょう。 ぬか喜びせずに酷すぎる高市政権に対し声を挙げ続けるコトが大切だと、私は考えています。
長くなりました。 次の選挙に行きましょう。
◎千葉県・長生村議会議員選挙(定数14/21人)
現職14人、元職1人、新人6人が出馬した前回から定数が2議席減った選挙で、党派別では公明と共産が1人ずつ立てた、女性候補は3人の選挙は、現職3人、新人4人が落選。 女性候補は1人だけ当選しました。
共産は60代の現職が10期を目指して出馬。 直近の選挙となる前々回は14位で少し心配になりますが、共産は無投票だった前回から1人に絞っており支持者減の現状に対応した結果16位で当選し、3人に1人が落選する激戦の構図を生き残りに成功です。
そして、注目していた、2023年に出馬した船橋市議選で「私の父親は稲〇会の№3だ」とSNSに投稿し(※投稿内容の真偽は不明)、同選挙に落選すると「船橋駅構内にサ〇ンをばら撒きます」と物騒すぎる投稿をして偽計業務妨害で逮捕された方は、20位で落選しました。 そりゃそうだわなぁ・・・
◎愛知県・津島市長選挙
4期目を目指す現職に、元市議と介護福祉アドバイザーの2人が挑む選挙は、現職が4選しました。
現職は自民と維新から推薦を受け57.6%の得票を獲り圧勝です。 名古屋市のベッドタウンのハズが「消滅可能性都市」に指定されるという状況で現職を選び続けるのが良いのかどうか判りかねますが、そういう結果でした。
なお、介護福祉アドバイザーの50代女性は「日本第一党」の党員で、選挙の場を利用してヘイトを言いたいだけの候補だったため厳しい審判を下さなければならなかったのですが、得票率4.2%で供託金没収です。 津島市民の賢明な判断に敬意を表します。
◎愛知県・清須市議会議員選挙(定数21/27人)
現職18人、新人9人が立候補し、党派別では公明が2人、立憲、共産、諸派が1人ずつ立てた、女性候補4人の選挙は、現職1人、新人5人が落選。 女性候補は全員当選しました。
共産は5期目を目指す現職が出馬。 前回(定数21/27人)の10位から11位と1ランクダウンしたものの、得票も1割減に留め当選です。
なお、1期目途中の2022年12月に「N国(政治家女子48党)に入った」と立花孝志党首(現 被告)が発表したと報じられた30代女性候補は、最下位ながら当選しました。
候補者本人はそれについて全く発信しておらず、今の選挙でもその “影” は全くないので現在は関係ないと思われますが、1期目の仕事ぶりが問われる今回の選挙で現職18人中17番目の得票しか獲れなかったというコトは、市民に厳しくジャッジされたというコトなのでしょう。 どうか2期目はよそ見をせず、市政に邁進して下さいませ。
◎滋賀県議会議員補欠選挙 近江八幡市竜王町選挙区(欠員2/4人)
辞職により空いた議席を埋める選挙で、前職1人、新人3人で争い、前職と新人が当選しました。
空いた2議席はいずれも自民の県議で、うち1人が同日投票の市長選に出馬し、もう1人は昨年9月に病気(ガン)治療の後遺症で議員活動が出来ないとして辞職し、幸い体調が回復したので改めて出馬した元職です。
帰ってきたら自民公認が外されるという世知辛い仕打ちを受けたのですが、トップ当選で返り咲き。 2位には自民公認2人のうちのひとりが入りました。
病気に対する同情票は有ったのでしょうが、それにしても4割の得票を獲るというのは強いなぁ、と思ったらこの人、“あの” 有村治子参院議員の実兄だそうで。 あーー、そうですかそうですか・・・
◎大阪府・豊中市長選挙
3期目を目指す現職に、元市議2人と福祉事業所経営者が挑む選挙は、現職が3選しました。
現職は「非大阪維新系」で、今回は自民、国民民主、立憲、公明が推薦を出し、まさに「反維新」でまとまった候補。
一方の維新は市議を1期3年務めた30代男性が出馬。 来年やるとほざいてる「大阪都構想」の住民投票の対象を大阪府内に広げようとしている維新には市外に自党の首長を増やそうと目論んでいるという中での選挙で、事実上この2候補の一騎打ちでしたが、終わってみれば現職が維新候補に11.9ポイントもの差をつけて、圧勝です。
維新の代表は「大阪都構想は争点ではなく、影響は無い」と強弁していますが、逆の結果になれば「民意は都構想推進だ!」とかヌカすに決まってるワケで、「ざまぁwww」というコトで。
なお、同時に行われた市議補選(定数3/6人)は、
維新候補2人と自民候補1人が当選しました。 ただ、空いた議席は3議席とも維新のもので、維新は立てた候補が全員当選したものの1議席失った形です。 維新、こんな調子でホントに都構想とか出来ると思ってんのかな??
◎和歌山県・九度山町長選挙
6期目を目指す現職に、元町議が挑む一騎打ちは、現職が6選しました。
現職は72歳で、過去5回の町長選で無投票は2回。 前回は12歳下の元町議をダブルスコア近い差で破りました。
今回挑むのは町議を2期7年務めた方ですが、年齢は77歳。 現職より5歳上という構図でしたが、今回もダブルスコア近い差をつけて当選です。
最近は20代~30代の人が首長選に挑むのも珍しくなくなりましたが、日本には未だ70代同士で首長を争っている選挙もありますよ、というお話でした。
◎高知県・越知町長選挙
4期目を目指す現職に、元町議、元県職員、出版社経営者の3新人が挑む選挙は、現職が4選しました。
この選挙、何が注目って、
「小田」候補が2人、「岡林」候補が2人という、開票所がてんやわんやになりそうなコト請け合いな面子で、更に、新人3人が「祐一」「信一」「壯一」と名前も似ており、とにかくややこしそうな選挙でしたが、唯一、下の名前が「〇一」ではない現職が過半数超の得票を獲り当選したのでした。
もっと深堀しなきゃイケないのですが、名前被りを知らせたくて取り上げたダケなので、この辺にしておきます。
◎沖縄県・南風原町長選挙
2期務めた現職が引退を表明。 次の座を商工会の元会長と、学習塾経営者の一騎打ちで争う選挙は、元商工会長が初当選しました。
9月に知事選が行われる沖縄。 今回は本当に玉城知事がピンチで、現状の劣勢を盛り返すためにひとつでも首長選を獲っておきたいトコロですが、自民系の元商工会会長が当選です。
ただまぁ、自民系ではない(←「オール沖縄」候補ではない)相手が25歳の若者であり、よほどのコトが無い限りこの方が当選するワケないと思っていましたが、敗れたものの44.5%もの得票を獲り大健闘したのです。
非自民系候補(←「オール沖縄」候補ではない)として玉城デニー知事から為書きを貰い、終盤にはポスターに「玉城デニーも応援!」というシールを貼り「オール沖縄」支持層を取り込んだ結果だと思われますが、この方の応援に現在の最年少市長である石田健佑・秋田県大館市長と、藤井浩人・岐阜県美濃加茂市長が駆けつけるという、“若手首長グループ” から必要以上に応援されていました。
どう見ても勝ち目の薄い選挙に、飛行機に乗って、岐阜から秋田から、沖縄へ。
美濃加茂市の藤井浩人市長は、一時期応援に入った候補が当選しまくる「不敗神話」が有りました。 最近は特に動きは無かったのですが、久々に藤井氏が動いたというのが私には衝撃でありまして。
この25歳が何者か、私は分かっていませんが、せっかくこの選挙で「玉城デニー知事が応援!」とアピールしてくれたのだから、「オール沖縄」はこの人をガッチリ離さない方がイイですよ。 彼の周りにいる若手首長は比較的自民系であり、放っておいたらそっちに持っていかれちゃうので。 人材枯渇が著しい「オール沖縄」にとって久々の希望となる、かもしれないのですから。
以上です
当選された皆様の御活躍をお祈り申し上げます
「選挙結果振り返り」テーマ曲
ギターパンダ / 選挙に行ったけど
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