映画『ワーキングマン』鑑賞:負けない男ジェイソン・ステイサムという安心感の塊

■「チクるなよ」
こんにちは、ごっちゅんです。🎞️
絶対に負けないと確信させてくれる男。
そう、ジェイソン・ステイサムー彼の最新作『ワーキングマン』を観てきました。👷♂️
建設現場で働く元特殊部隊員ケイドが、恩人の娘を救うため、たった一人で裏社会に殴り込む。
設定だけ聞くとまあよくありそうなのは否めない映画ですが、それでも観てしまうのがこの人の恐ろしいところ。
頭を空っぽにして流れに身を委ねたい時ありませんか?
こういう映画、たまに無性に欲しくなりません?
🎬こんな人におすすめ
とにかくスカッとする映画が観たい人
ジェイソン・ステイサムなら勝つよねという安心感込みで楽しみたい人
複雑な伏線や考察より、頭空っぽにして映画を観たい人
1. 負ける未来が一切見えない男、ケイドという存在
勤め先の上司=恩人の娘を救う。
動機はシンプルですが、ケイドはその目的のために、持てる経験・知識・人脈をフル稼働させて進んでいきます。

特に良かったのは、恩人の娘ジェニーとの関係性がとても自然なこと。
序盤で恩を売るでもなく、重たい絆を強調するでもなく、友人のように接していたからこそ、ケイドの「有言実行」がよりカッコよく映ります。
最終的に、ケイドにとっての恩人でジェニーにとっての父親に、生涯絶対に言えないであろう秘密を共有する仲になった訳ですしね。🤫
力任せに突っ込むだけでなく、軍人時代のスキルを活かした緻密な動きと
大胆な潜入を使い分ける姿に、「この人、現役時代めちゃくちゃ優秀やったんやろな…」と自然に納得させられます。
ただそんな男でも現役を退く理由や、恩人との出会いなど過去については明確に明かされないので、その辺り続編やって説明してくれても良いかと思います(勝手な願望)。笑

2. 人質救出アクションの“気持ちよさ”と、惜しかったポイント
本作のアクションが気持ちいい理由は単純で、強さの出し方に段階があるからだと思います。
・緻密 → 大胆、この切り替えがうまい!
ケイドは最初から無駄に暴れない。
情報を集め、ツテを辿り、最短距離で敵に近づく。
この「準備」があるから、後半どれだけ過激になっても雑に見えないのでしょう。
暴力が偶発的ではなく、設計された行動として映るのがポイントです。
そこからある時点で状況が一転、
敵アジトに大胆に踏み込み、一気に制圧するフェーズへと動きます。
緻密な動きがサスペンスを生み、大胆な突入がカタルシスを生む。
この二層構造のおかげで、観ている側は完全に身を委ねられます。
しかも冒頭言ったとおり、ジェイソン・ステイサムですもんねえ。
・それでも欲しかった、ワーキングマンならではの戦い方
ただ、宣伝コピーやビジュアルから期待していた建設現場ならではの戦闘アイデアは、正直もう一声欲しいところ・・・😭
序盤に少しあっただけだったので、穴に埋めるとか釘ぶち込むとか、角材でぶん殴るとか、ワーキングマンだからこそできる戦い方とかシチュエーションもっとありそうなのになあと。
「この場所でしか成立しない戦い方」がクライマックスで炸裂していたら、タイトルとの噛み合いはさらに強くなったはず・・・!

3. 「ワーキングマン」という肩書きの強さ
・「元特殊部隊 × 建設現場」という矛盾
▶︎元特殊部隊:危険、能力、暴力の正当性
▶︎建設現場:日常、労働、誠実さ
この二つを同時に背負わせることで、人物像が一気に立体的になります。
強いのは分かるのですが、「なぜ今、現場で働いているのか?」が気になる。
肩書きそのものが、物語へのフックになっていると思います。

・社会に溶け込んだ強者は共感されやすい
軍服やバッジで強さを誇示しない。
作業着で日常に紛れているからこそ、彼が暴れ始めた時「怖い人」ではなく「守るために怒った人」として受け取れます。
これは暴力描写を成立させる上でとても重要な判断で、
正当性をしっかりと描き、観客にわからせる意図です。
・タイトル完成のために現場要素の決定打が欲しかった
「ワーキングマン」というタイトルは、キャラクターの看板(ロゴ)みたいなもの。
だからこそ終盤で、
現場で培った段取り
現場の道具
現場という空間そのもの
これらが「決定打」として使われていたら、ただの最強男ではなく、日常にいる働く男の顔をした最強として、より唯一無二になっていたと思います。

まとめ
細かいツッコミどころは、正直言ってありました。
でもそれを全部ひっくるめて、こういう映画もいいよなあと、そう思わせてくれる安心感があります。
ド派手なアクション映画で、安心感ていうのもおかしな話ですが。笑
ジェイソン・ステイサム映画の王道を、ちゃんと理解した上で丁寧に組み立てられた一本でした!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
