「苦手」を隠さずに、フードライターとして食を伝えていく
保育園で調理師をしながらフードライターとして活動している「竹原とも」です。
突然ですが、ご報告させてください。
保育園での気づきや食にまつわる話を意気揚々と発信していますが、
実は料理が苦手なんです。
正確に言うなら、苦手でした。
私が保育園で働くきっかけは、子どもを預けながら働けるという理由だけではなく、料理が苦手だったから。
以前の記事にも少し書いています。
お菓子を作ることは子供の頃から大好き。
図書館でレシピ本を借りては週末に作る日々でした。
しかし、料理は母親から教わることもなく、軽くインスタントラーメンを作ったり、レシピサイトを見ながら親子丼などのどんぶりを作ったりする程度だったんですよね。
しっかりと自炊するようになったのは、社会人1年目、博多配属だったときのこと。
学生時代にお金が無くてできなかったスキューバダイビングについに手を出し、ウェットスーツやダイビング機材をそろえ、ライセンス取得や潜ることに燃えていました。
ダイビングってめちゃくちゃお金かかるんです。
ダイビングショップのガイド付きで1日2本潜ったら「1万円」。
※もはや15年前くらいのことだから今はもっと高いかもしれません。
福岡にいた2年間は、とにかくダイビングに捧げていたため、なるべく自炊を心がけました。
だいたいどんぶり系が多い。多い。
ほとんどの料理は、レシピを調べて記載どおりの調味料の量で味付けをします。もちろん、ここで評価の高いレシピを厳選!
もし「何か思ってたんと違う」となっても、何を足し引きしたらいいかがわからず、「まぁいっか!」と食べていました。
お菓子作りは、計量を間違うと失敗するケースが多いから、料理もきっちり大さじ・小さじをはかっていたのかもしれません。(言い訳にしかすぎない)
調理師の息子、ハードル高し
少し時は吹っ飛び、結婚後になります。
私が結婚した相手は、料理人の息子さんだったんですね。
結婚してからは私がごはんを作っていて、一応バランスを考えて献立を立て、もちろんレシピを調べながら作ります。
調味料もしっかりはかります。
当時のごはんは、まずいとは言われなかったけど、すごく美味しいということもなかったのでしょう。
仕事の休みの日は、主人がごはんを作ることもあり、何のレシピも見ずに「レモン汁入れたらいいかも」「少しオイスターソース入れてみよう」なんて言って、オリジナリティあふれる料理を作っていました。
それがまた美味しくて、これはなんとかしないといかんと何度も思わされ、単発の料理教室へ出向きます。
私にとって苦手意識のある料理を<はじめまして>の方々とグループになって作る…というのは、バンジージャンプで飛び降りるくらいのドキドキ感でした。
そしてそこでやらかします。
鶏飯を作る時に「鶏肉をゆでた茹で汁を使いましょう」と言われていたのに、茹で終わってコンロに残っていた鍋は洗い物だと勘違いし、茹で汁をシンクに流してしまいます。
「あー!それー!」
と言われた時には遅く、意気消沈。
謝る私にグループの皆さんは「大丈夫だよ!」と言ってくださり、とても優しかったのですが、「消えてしまいたい…」と思ってその後おとなしく過ごしました。
その時の鶏飯の味は全く思い出せません。
私の料理ライフはこのように進んできました。
保育園の調理師として働いて約5年。調理員からスタートして途中で試験を受け、今は調理師として働いています。
はじめの頃は、失敗も多々あり。
和・洋・中などのシェフではないのでおしゃれな料理は作れませんが、家庭料理は味見をして何が足りないか、わかるまでになりました。
「お店出しなよ!」と言ってくれる先生もいて、本当にありがたいし嬉しいです。
人と話すことでわかった私の強み
料理が苦手だったって、強みだと思いますよ。ある程度料理ができる人は、簡単なレシピ考案の仕事をするときとかに「料理ができない人」の気持ちはわかりませんから。
話した言葉のままではありませんが、こんな内容の言葉をかけてくださる方がいらっしゃいました。
私が所属しているコミュニティ #Webライターラボ の「ラボトーク」という1対1でオンラインでお話できる制度を使って先輩フードライターさんとお話したときのことです。
あぁそうか。
できないなりにやってきたことは、誰かのためになるかもしれない。
いろいろな人ともっと出会ってたくさん話そう!と心に決めたのでした。
私が昔からたくさん作ってる「どんぶり」の中でも暑い時におすすめしたいレシピがこちらです。
学生時代は水産と航海を学んでいました。海は面白い!と思えるお話も発信中です。
「食育」と一緒に「海育」も進んでいけばいいなと思います。
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