【四季の詩】夏の期待
虫食いだらけの楓の葉の穴から
黄緑色の木漏れ日が差し込む
小さな命の大合唱
それは 夏の終わりのメッセージ

一本の生命に脈々と従えていた葉衣が
一枚づつ解き放たれて
地球の床を彩り始める
それは 秋の始まりのプロローグ

大地が秋色の花束で覆われていく
銀杏の絨毯と紅葉のグラデーション
小さな木の実が落下した
小動物が木の実を集めて
秘密基地へ埋めていく
冷たい風が吹いた日に
虫たちは一斉に動けなくなると
彼らは静かに
命を終えた
それは 冬の訪れの一ページ

クリスマスで街が染まると
ジングルベルを
子どもたちが口ずさむ
トナカイが沢山のプレゼントを乗せて
澄んだ夜空を飛んでいく
しんしんと雪が積もった翌朝に
モコモコの手袋をつけた少女が
雪の中を走り出す
それは無音という新しい世界
真っ白な砂糖菓子に残った足跡
それは 春を待ち侘びることを許された
年の始まり

乾いた空気で満たされると
寒さはより一層増していき
動物たちは震えながら身を寄せる
てんとう虫が民家の隙間で冬を越え
黄色の老梅が凍えながら花開くと
穏やかな陽射しが注いだ数日後
一斉に梅の花が開花した
春の暁と 霜の声と 鳥の囀りが
なんだかとても嬉しそう
みんなが待ち侘びた 春の誘い

暖かい南風が天空から舞い降りた日
歓迎の挨拶に桜吹雪が吹き荒れた
芽吹いた雑草と
ピンク色の花びらの絨毯が
我々を出迎える
アリンコが地を歩く
虫たちが羽を広げる
動物たちも喉を鳴らし 鳴き始めた
それは 命の始まりのスタートライン

柔らかな葉がすくすくと育ち
街路樹の日陰が心地いい
ピカピカのランドセルを背負った子供たちが
黄色の傘を拡げて
黄色の長靴で学校へ向かう
青紫色の紫陽花に
小さなカタツムリが
降り頻る雨を見上げた
あと少し あと少しだ

天が造った大きな水たまりに
真っ白な入道雲と青空が反射した
また今年も 待ち侘びた夏が来た

This was written on October 13, 2024 ♡
Anticipation of Summer-END

-余談-2026.04/12追記
この記事は去年の冬の始まりに
早く夏が来ないかなぁ〜なんて
脳内がぶっ飛んで
みんなは冬の記事をせっせと
作っているさなか
私はまだまだ先の
夏に期待していたという記録です。
やっと、やっと
🍉🌻🏖️☀️🍧🍆🥒
夏がくるー!(=´∀`)人(´∀`=)わぁい♡
余談を追記して、
固定📍にしてみました♡ふふふ🫶🏻
ここに貼り付けたお写真たちは
撮り溜めてあったスマホ写真ライブラリから引っ張り出した
実際の写真であります🌸
📷カメラマン(飯泉ひろみ)
