調剤薬局事務でミスが多くてつらい人へ|薬剤師が教える受付・入力・在庫確認チェックリスト
「また入力ミスをしてしまった」
「何度確認しても同じミスが続く」
そう感じて、自分を責めていませんか。
この記事では、調剤薬局・ドラッグストアで薬剤師・管理薬剤師として働いてきた私が、事務スタッフのミスを横で見てきた立場から、ミスが減るための具体的なポイントをお伝えします。
精神論ではなく、現場で実際に効果があったと感じたことを中心に書きました。
✅ この記事でわかること
✓ 調剤薬局事務でミスが続く人が、まず見直すべきポイント
✓ 受付・レセコン入力・在庫確認でミスが起きやすい理由
✓ 薬剤師に確認すべきタイミングと、報告するときの考え方
✓ 明日から使える業務別チェックリスト
ミスが続くのはあなただけじゃない
調剤薬局事務のミスは、最初の頃は誰でも多いものです。
私がこれまで働いてきた複数の薬局で、新人事務スタッフがミスに悩む場面を何度も見てきました。
そのたびに感じるのは、「ミスが多いのは能力の問題ではなく、慣れの問題がほとんどだ」ということです。
📝 体験メモ
新人スタッフが最初によくやるミスのひとつに、用法の入力ミスがあります。例えば1日1回の薬を1日2回で入力してしまうというもの。 薬の知識がまだない段階では、処方箋を見てもそれが正しいのかどうか判断できません。 でも、数をこなすうちに「この薬は1日1回だ」と自然に体が覚えていく。知識が増えれば増えるほど、ミスは自然と減っていきます。
ミスが起きやすい業務とその理由
受付
受付は、やることが多い割に見落とされがちな業務です。
新患なのか再来なのか、do処方(前回と同じ内容の処方)なのか新規処方なのか、ジェネリックにするのか先発のままなのか——確認事項は思ったより多い。
最初のうちはこの判断がうまくできずに、ミスが起きやすくなります。
レセコン入力
入力ミスの多くは、薬の知識がないことが原因です。
先発品なのかジェネリックなのか、規格はどれが正しいのか、判断する知識がない段階では思い込みでの入力になりやすい。
思い込みがそのままミスにつながります。
在庫確認
普段あまり来ない医療機関からの処方や、あまり出ない薬が処方されたときに、在庫がないというミスが起きやすいです。
在庫を完全に把握するのは難しいですが、「おや?」と思ったタイミングですぐ薬剤師に確認する癖をつけることで防げるミスがほとんどです。
📝 体験メモ
自己流でやって間違えている、というパターンをよく見ました。 わからないのに聞きに来ない、自分なりに判断して入力してしまう。 こちらとしては、間違っていても教えられない。わからなければすぐに聞きに来てほしいというのが、薬剤師側の本音です。
ここから先では、私が薬剤師・管理薬剤師として現場で見てきた「調剤薬局事務がミスしやすいポイント」を、業務別のチェックリストにまとめています。
たとえば、受付では次のような項目を確認します。
・新患・再来の確認をしたか
・do処方か新規処方かを確認したか
・ジェネリックにするか先発のままかを確認したか
このほか、レセコン入力、在庫確認、薬剤師への報告についても、実際に確認する項目を整理しています。
ミスをした後に薬剤師へ報告するときの順番や、調剤前・調剤後・患者さんへ渡した後に気づいた場合の伝え方も掲載しています。
「何を確認すればいいかわからない」「毎回同じところでミスをしてしまう」「薬剤師にどう報告すればいいかわからない」という方は、業務中の確認用としてご活用ください。
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