大川橋蔵・主演 銭形平次 第177話「人斬り弥平太」(1969)紹介と感想
原作:野村胡堂『銭形平次捕物控』シリーズ
脚本:櫻井康裕
監督:佐々木康
あらすじ
大名同士の諍いから1年がたち、切腹を命じられた家の一味が何かを企んでいると考えられていた。
そこに、人斬り弥平太と呼ばれる男が関係しているのではと思われており、平次達は弥平太探しを開始する。
人相なども分からず難航するが、刀の持ち方から根っからのヤクザ者ではないと検討を付けた平次は遂に弥平太を発見する。
しかし、逃走中に深手を負ってしまう弥平太。
死に際の弥平太から情報を得た平次は、弥平太の人相などが不明なことを利用して潜入捜査を思い付く。
紹介と感想
平次の危険な潜入作戦をサスペンスたっぷりに描く物語は、ヤクザ者になりきる大川橋蔵の凄さが良く出ていました。
爆薬で市中に火を放ち混乱に乗じるという過激な討ち入り計画に対し、内部でも分裂する一味たち。
弥平太は穏健派の山内潤之介を暗殺するために雇われていたことが判明します。
平次は潤之介の妹・お千加と絆を紡ぎながら内部の事情を理解していきます。
持ち慣れていない刀で大勢の侍を相手に奮闘する平次の殺陣は、侍同志とは違った良さがありました。
事件が事件だけにスッキリとした終わりとはならない事件ですが、死に際の弥平太の気持ちに報いる平次の気持ちに救われる満足度の高い一話でした。
投げ銭で鍛えている平次のドスを投げる寸分の狂いの無さも見所です。
※2024年4月11日11時頃まで東映時代劇YouTubeチャンネルでも観れます※
アマプラの東映オンデマンドでも観れます。
キャスト
ゲスト
山内潤之介/小林勝彦
黒須嘉門/戸上城太郎
お千加/原 良子
時田玄蔵/尾上鯉之助
徳兵衛/入江慎也
弥平太/川浪公次郎
同志 一/峰 蘭太郎
大川橋蔵版レギュラーキャスト(当話出演者のみ)
銭形平次/大川橋蔵
八五郎/林家珍平
お静/鈴木紀子
万七/遠藤辰雄
清吉/池信一
樋口一平/永田光男
お弓/土田早苗
爲吉/神戸瓢介
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