見出し画像

大川橋蔵・主演 銭形平次 第202話「針にかかった魚」(1970)紹介と感想

原作:野村胡堂『銭形平次捕物控』シリーズ
脚本:高橋稔
監督:長谷川安人


あらすじ

八五郎と爲吉は釣りに来たが、釣れないので魚屋で買って帰ろうかと相談していた。
その帰り道、「必ず奴を殺してやる」と呟く男を見つけ追いかける二人。
話しを聞いた平次が調べてみると特赦により佐渡から帰ることができた弥之助という男のようだ。
何事も起こらなければいいがと思う平次達だが、願いは虚しく事件が起こる。
しかし、死んだのは予想していた男とは別の男だった。
複雑な模様を呈した事件の真相は……。


紹介と感想

奇跡的に佐渡から帰れた弥之助でしたが、復讐に走ることで更なる苦境へ陥るところでした。
一直線に復讐に走る弥之助を転がすなど、年季の入った悪党には簡単なことだったのです。

自らが助かり、更に弥之助を捕まえるために関係ない老人を身代わりにした大黒屋。
複雑な犯罪計画でしたが、真実を見抜く平次の眼が騙されることはなかったのです。

自分がもっと早く動いていればと悔やむ平次に優しい言葉をかける万七、栄五郎に対して怒りをみせる万七、さすがの度量です。
今回は平次に協力的だった万七、為吉も何だかんだと加わり良い捜査チームでした。

分かれば単純なアリバイ工作ですが、真面目な平次だからこそ中々気づけなかった細工に、八と爲のお調子者コンビのおかげで気づくことができました。
最期は平次と万七が協力しての捕物も見れる、事件の捜査を主軸に展開するまとまりの良い良作です。

※2025年10月3日11時頃まで東映時代劇YouTubeチャンネルでも観れます※

アマプラの東映オンデマンドでも観れます。


キャスト

ゲスト
   
弥之助/園井啓介
    お糸/新井茂子
洲崎の栄五郎/武藤英司
   大黒屋/天草四郎

大川橋蔵版レギュラーキャスト(当話出演者のみ)
 銭形平次/大川橋蔵
  八五郎/林家珍平
   お静/鈴木紀子

   万七/遠藤辰雄
   清吉/池信一

   爲吉/神戸瓢介


いいなと思ったら応援しよう!

北極羆 今後の本やDVD代に充てさせてもらいます。

この記事が参加している募集