大川橋蔵・主演 銭形平次 第240話「角兵衛獅子の唄」(1970)紹介と感想
原作:野村胡堂『銭形平次捕物控』シリーズ
脚本:岸生朗
監督:荒井岱志
あらすじ
江戸の夜の町では、闇の隼という身軽な泥棒が跋扈していた。
雷門の寅蔵は人気の軽業師・藤吉を捕まえる。
しかし、平次は隼と対峙した時の動きから角兵衛獅子あがりの人物が犯人だと考えていた。
過去に世話をしたお京という角兵衛獅子あがりの女性を通して、ともに角兵衛獅子をしていた二人の青年に目をつける平次。
江戸を騒がす闇の隼の正体とは一体……。
紹介と感想
小さい頃に角兵衛獅子として生きていた若者達の友情と恋心を描く感動的な人情譚。
悪いことに手を出してでも救いたい者がおり、悪いことをしていると分かっていても庇いたい者がいる。
それぞれが他者を思いやるからこそ、本心を隠してでも他者に害が及ばないようにする。
自分の仕事をしっかりこなしながらも、なおかつ関係者の気持ちを汲む平次の姿にもグッとくるものがあります。
お静もさすが平次と夫婦をしているだけありました。
開幕早々、調子に乗った瞬間に闇の隼に出し抜かれ、開始数分で自信満々に誤認逮捕をかます寅蔵親分。
あげく、平次や八の動向を気にして出し抜こうとする姿は、実に由緒正しいライバル岡っ引をしていました。
殺人事件もなく、真の悪人もいない。
誰かが誰かを思いやる気持ちに素直に感動できるお気に入りの一話です。
※2026年6月26日11時頃まで東映時代劇YouTubeチャンネルでも観れます※
アマプラの東映オンデマンドでも観れます。
キャスト
ゲスト
正三/清川新吾
雄次/綾川香
お京/青柳美枝子
雷門の寅蔵/天王寺虎之助(231、240~242)
藤𠮷/岡部正純
お粂/木下サヨ子
市松/徳田実(231、240~242)
大川橋蔵版レギュラーキャスト(当話出演者のみ)
銭形平次/大川橋蔵
八五郎/林家珍平
お静/香山美子
樋口一平/永田光男
お弓/土田早苗
お勝/武田禎子
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