大川橋蔵・主演 銭形平次 第224話「万七子守唄」(1970)紹介と感想
原作:野村胡堂『銭形平次捕物控』シリーズ
脚本:高橋稔
監督:長谷川安人
あらすじ
土蔵破りが現れ近くにいた八五郎が追いかけるが、一味は足を挫いた仲間を殺して逃げてしまう。
早速捜査を開始した平次は、既に引退した泥棒・土竜の辰五郎から泥亀の伊蔵という名前を聞く。
平次から情報を得た万七は、自らの手柄にすべく単独で踏み込むが、泥亀の伊蔵を見た瞬間に顔色が変わった。
その後、平次が踏み込んだ時には泥亀の伊蔵は逃げた後だった。
万七が泥亀の伊蔵を逃がしたのだろうか?
子どもに仕事にと苦悩する万七を描く人情編。
紹介と感想
久しぶりにタイトルに万七の文字が入り、万助も登場する万七メイン回になります。
出てくるたびに成長度合いが変わる万助ですが、お父さんよりしっかり者の本質は変わりありません。
奥さんが亡くなり男で一つで万助を育てている万七。
今回は万七の家庭的な側面も見える、万七ファン必修の内容となっています。
万助を助けてくれた恩人を逃がしてしまった万七は、ヤクザものに弱みを握られ、あまつさえ万助からも責められてしまいます。
万七がどれだけ万助を大切にしているか、そして自分の仕事をどれだけ大切にしているかも良く分かり、その苦悩に胸が苦しくなってしまいます。
平次から万七への深い信頼が知れたのも嬉しい所です。
誤認逮捕はするし、勇み足が目立ちますが、役目に一生懸命で悪いことに手を出すことはないのです。
万助の一途な信頼が泥亀の伊蔵の心もほぐしました。
万七親子の絆だけでなく、万七と平次の絆も感じられるファン必見の話です。
※2026年3月6日11時頃まで東映時代劇YouTubeチャンネルでも観れます※
アマプラの東映オンデマンドでも観れます。
キャスト
ゲスト
泥亀の伊蔵/花沢徳衛
小日向軍十郎/江見俊太郎
万助/梅地徳彦
鉄五郎/榎木兵衛
土竜の辰五郎/寺島雄作
大川橋蔵版レギュラーキャスト(当話出演者のみ)
銭形平次/大川橋蔵
八五郎/林家珍平
お静/香山美子
万七/遠藤辰雄
清吉/池信一
お弓/土田早苗
爲吉/神戸瓢介
お勝/武田禎子
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