大川橋蔵・主演 銭形平次 第247話「ぎやまん地獄」(1971)紹介と感想
原作:野村胡堂『銭形平次捕物控』シリーズ
脚本:松山威、茶木克彰
監督:井沢雅彦
あらすじ
一人の男が殺され、目撃者の証言から何かを抜き取られていることが分かった。
死体の男を引き取りに来たのは柏木幾之進という一人の武士。
柏木から町方の詮索無用と言い切られるが納得のいかない平次。
その頃、平次の家に殺された男の知り合いらしいお京という名の女が訪ねてくる。
しかし、付けられている事に気づいて平次の家から逃げ去った後、死体となって発見されてしまう。
お京の妹も巻き込みながら渦巻いていく事件の闇を、平次が執念の捜査で暴いていく。
紹介と感想
一人の男の死から明るみに出る今回、金に飽かせて侍すらも意のままに操り、人の命を簡単に取ってしまう悪徳商人を粘り強く追い詰める平次の姿が描かれます。
黒幕である日向屋へ直接啖呵を切りに行く平次がかっこよく、それに対して全く動じない日向屋の悪人っぷりも中々のものでした。
日向屋の頭は芯まで商人なのか、作中だけでも結構な人間が殺されていきます。
しかも、自分の手は直接汚さないという極悪っぷり。
お美代の姉を想う気持ちが丒松の心を動かし、悪党なりの仁義を通しす姿に人を物とみているのかそうでないのかの違いが出ていました。
レギュラーも平次ファミリーのみというシリアスな空気感のなかで展開する物語を堪能できる一話です。
※2026年8月15日11時頃まで東映時代劇YouTubeチャンネルでも観れます※
アマプラの東映オンデマンドでも観れます。
キャスト
ゲスト
丒松/高角宏暁
お美代/磯野洋子
日向屋徳兵衛/永井秀明
お芳/町田祥子
柏木幾之進/中村竜三郎
源次/新田信二
大川橋蔵版レギュラーキャスト(当話出演者のみ)
銭形平次/大川橋蔵
八五郎/林家珍平
お静/香山美子
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