大川橋蔵・主演 銭形平次 第217話「金が敵」(1970)紹介と感想
原作:野村胡堂『銭形平次捕物控』シリーズ
脚本:井手潤一郎
監督:佐々木康
あらすじ
今日は富籤の発表日、八五郎や爲吉も待ちきれない様子だ。
幸運な当選者はおしげ婆と呼ばれる金貸しを営んでいる婆さん。
息子も含めて多くの人間が金に群がるなか、おしげが信用しているのは出入りの若い大工・信太だけだった。
しかし当選日の夜、おしげは殺されてしまい当選金も家から無くなっていた。
おしげの手に握られていた赤い糸が意味しているものとは……。
紹介と感想
夢はあれども金は無し。自分ではどうにもできないことで心が荒むと、他人の事は考えられなくなってしまうもの。
金が無い事で勉強ができないと嘆く桂助のために尽くす信太ですが、盲目的な献身は相手の為にはならないどころか、害にすらなるようです。
平次に内緒で富籤を買っていたお静。
八五郎が結婚できるようにという購入動機、優しすぎます。
それに比べて清吉は、万七親分の言葉に振り回されて大変でした。
目的が崇高なら、そのための行動はなんでも許されるのか。
人の命に貴賤をつけてしまった時点で、本当の意味で医者になる道は閉ざされていたのでしょう。
周りを羨んだとしても自分の出来ることを着実にすることが、回り回って自分の為にもなるような気がします。
※2026年1月16日11時頃まで東映時代劇YouTubeチャンネルでも観れます※
アマプラの東映オンデマンドでも観れます。
キャスト
ゲスト
信太/東野孝彦
桂助/高角広暁
お町/江夏夕子
洪庵/見明凡太郎
米五郎/石浜祐次郎
おしげ婆/三田一枝
大川橋蔵版レギュラーキャスト(当話出演者のみ)
銭形平次/大川橋蔵
八五郎/林家珍平
お静/香山美子
万七/遠藤辰雄
清吉/池信一
爲吉/神戸瓢介
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