大川橋蔵・主演 銭形平次 第214話「老岡っ引の涙」(1970)紹介と感想
原作:野村胡堂『銭形平次捕物控』シリーズ
脚本:浅井昭三郎
監督:長谷川安人
あらすじ
小唄の師匠が殺され、現場には橋場の久兵衛という引退した岡っ引の煙草入れが落ちていた。
殺された女は、町人大名と呼ばれている泉州屋が探している跡取り姉妹の姉の方だった。
現場から逃げた若い男は、久兵衛の息子・三之助。
いつの間にか気絶させられ、気が着いたら女が殺されていたので逃げてしまったと話す三之助。
三之助が犯人と疑われる中、平次は真犯人を見つけるため捜査を進めていく。
紹介と感想
名優・月形龍之介が103話「平次一番纏」以来2度目の登場になります。
亡くなる年であり晩年を感じさせるところもありますが、画面に出るとさすがの存在感を感じさせてくれました。
小唄の師匠殺しの捜査をメインに描かれる今回は、そんな月形龍之介が演じる久兵衛の姿が見どころになります。
根っからの岡っ引である久兵衛は、自らの息子にも縄をかけます。
平次は、岡っ引の父が息子を縛るという哀しい結末を回避するため、事件現場の様子などからギリギリまで別の犯人の線を調べて行きました。
出てきて早々、あまりにも怪しい河辺仁之進。
怪しすぎて逆に清々しく感じました。
平次の尽力により悲劇は回避され、久兵衛の親としての心も垣間見えます。
果たして、今回の件で三之助は変われるのか。
最後は、明るい平次一家のやり取りで幕を閉じます。
※2025年12月26日11時頃まで東映時代劇YouTubeチャンネルでも観れます※
アマプラの東映オンデマンドでも観れます。
キャスト
ゲスト
橋場の久兵衛/月形龍之介
お蓮/三原有美子
お糸/小杉真理
三之助/住𠮷正博
河辺仁之進/服部哲治
大川橋蔵版レギュラーキャスト(当話出演者のみ)
銭形平次/大川橋蔵
八五郎/林家珍平
お静/香山美子
万七/遠藤辰雄
清吉/池信一
樋口一平/永田光男
お弓/土田早苗
お勝/武田禎子
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