大川橋蔵・主演 銭形平次 第212話「黒い矢」(1970)紹介と感想
原作:野村胡堂『銭形平次捕物控』シリーズ
脚本:野上竜雄
監督:長谷川安人
あらすじ
平次の家の前をうろつく怪しい男が、黒い矢に射抜かれて殺された。
殺ったのは烏と言われる賊の仕業だと検討をつける平次たち。
男が殺された理由は一味を裏切ろうとしたためだった。
烏一味は御頭の烏が死んだあと、不安定な状態が続いていたのだ。
話し合った結果、平次を殺した者が頭になることに決まる。
平次は、襲い来る烏一味を退けながら一味を捕縛するために動き出す。
紹介と感想
刃物で切りかかってくる男、花札を凶器として使う男、腕の立つ侍と様々な敵に平次が襲われる、殺陣に見応えのある一本です。
強キャラ感を出していた花札男がすぐに捕まり殺されたのが面白かったですが、飛び道具は平次や烏と被るから仕方ないでしょう。
その後も、仲間内でも殺し合いを続けていく一味には、既に連帯感などありませんでした。
平次は銭を二十文分持ち歩いていることが八五郎の口より明かされました。
平次の投げ銭は武術、然りです。
万七は旅に出ているため、清吉単独で登場します。
いつもは万七に辛口な清吉も、本人がいない所では顔を立てる良い子分です。
また、お勝の口からお弓は八五郎が好きなのではないかと話題がでるなど、レギュラー的にも注目所の多い話でした。
烏は生きているのか、一味が狙っているのはどこなのかと謎の興味でも引っ張りながら、最後は平次の機転により一味を退治することができました。
平次とお静の優しさが事件解決のきっかけを作ったことで、殺伐とした中にも一服の清涼感が残る物語でした。
※2025年12月12日11時頃まで東映時代劇YouTubeチャンネルでも観れます※
アマプラの東映オンデマンドでも観れます。
キャスト
ゲスト
市兵衛/天津敏
一条左近/城所英夫
おれん/森秋子
文治/藤尾純
泰作/山村弘三
大川橋蔵版レギュラーキャスト(当話出演者のみ)
銭形平次/大川橋蔵
八五郎/林家珍平
お静/香山美子
清吉/池信一
お弓/土田早苗
お勝/武田禎子
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