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40歳をすぎて急にジョブチェンジした理由

ライターになることにしました

はじめまして。つるまゆと申します。
2021年2月、好きだった経理の仕事をやめました。それから2カ月後の5月、ありがたいことにライターとして記事の執筆をスタートさせました。
会社員をやめて未経験で書く仕事を始めるのはリスクでしかない、と以前の自分なら絶対に選択しなかった道です。
初めて仕事をいただいた日からちょうど2カ月がすぎたので、書く仕事を選んだきっかけを振り返ります。

どうして経理をやめたのか

◾︎40歳すぎて転職ではなく無職
 IPO準備の激務に耐えられなかったというよくある理由から、経理の仕事をやめました。
一般的には、40歳をすぎて次の道は未定なんてありえません。
 仕事をやめるときは必ず聞かれる「次は決まってるの?」という質問に、まだなんです、とのんびり答える自分がいました。

 上場を見据えて入社した上司と、2人体制でおこなわれたIPO準備。忙しさのなかで失ったのは、健康だけではなく、精神的な安定でした。この仕事をこのまま続けられない、とただの直感から無謀すぎる退職を決めてしまったのです。

◾︎私の中にいつまでも居座る承認欲求
 最終出勤日を終えて帰宅したのは夜中の2時。やっと解放されるという安堵感と、会社員を続けられなかったふがいない気持ちがまざりあい、床に座り込んで呆然とする自分がいました。
 どうしてそこまで追い込まれたのか。
 1つ思い当たるのは「承認欲求が満たされないこと」でした。
承認欲求と聞くと、子どもが親に認めてほしいとがんばる姿が思い浮かびます。
 恥ずかしいことですが、私は「他者承認」を求めて働いてきた部分があることに、初めて気がついたのです。

◾︎最大の原因は「伝える」能力の不足
 相手にわかってもらうには、伝わる言葉で説明する必要があります。
私には、伝えたいことを筋道を立てて相手に伝える能力が欠けていました。
 スピードを求める上司の仕事スタンスは「そのときの最適解で動く」。
判断の早い上司とコミュニケーションを取るには、わかりやすくシンプルな言葉で説明する技術が必要です。
その仕事が必要だと説明できなければ、ほぼ徹夜で仕上げた仕事も上司にとっては「最適解」ではなくなってしまう。
上司との意思の疎通ができず、いつまでも承認が得られない。
何度もゼロの状態に戻されるたびに、自分には能力がない、と自信をなくしていったのです。

◾︎「好き」で「楽しい」とはなにかを考える
 誰かの役に立っているという、他者からの承認を得られないことが苦しい。そんな子どものような理由で悩んだあと、気づいたことがあります。
 それは「他者承認」から「自己承認」へ切り替えなければ、永遠に自分にOKを出せないということ。
相手の求める基準に達していなければ仕事とはいえません。そのため、上司の対応は間違えではないのです。
 問題は自分にありました。自己承認ができず、他者承認が得られないことで自分を責めたのです。
「自己承認」ができる仕事を見つけたい。好きなことでレベルアップしながら、よくやってるじゃん、と自分を褒められることを仕事にしたい、と考えるようになりました。

◾︎ライターなんて無理だと思っていたけど
 急いで仕事を探さなければならない。でも誰かに雇われるのはもう嫌だ。
ウェブ上でできる仕事を探すうちに、たどり着いたのがこの動画でした。

 書く仕事なんて無理と思いながらも、吸いよせられるようにまよまよ先生のYouTubeやnoteの記事を読みまくりました。
 まよまよ先生は、コピーライティングを学ぶことは、個人を売り込む「プロモーションスキル」を上げる技術につながると話しています。

 個人を売り込む技術とは、自分を相手に知ってもらう技術。
私は伝えたいことを伝えたい相手に届ける努力をしてこなかったことを強く後悔していました。
まよまよ先生の言葉は、私の気持ちにぴたりとつながったのです。

【いいことだらけだったよ!】ライターをおすすめする3つの理由

 クラウドソーシング登録に二の足を踏んでいた過去の自分に、実際に書く仕事を始めて2カ月経った感想を書き連ねてみました。

◾︎基本的な技術を覚える期間が比較的早い
 ライターを選んだ1つ目の理由は、最初のハードルが低く、すぐに始められるからです。
無職でいる時間はできるだけ短くなければなりません(汗)。
文章は、質はともあれ、誰でもすぐに書けます。
 デザイナー、プログラマーなど、ウェブ上でできる仕事は数えきれません。どの仕事もあこがれますが、収入につながる最低限の技術を覚えるまでにある程度の時間が必要です。
 何かを書けば仕事になるかもしれないライターの仕事。無職の私には選択せずにはいられない、魅力的な職業でした。

◾︎経験を積んでレベルアップするRPG好き
 ライターを選んだ2つ目の理由は、目標がシンプルなことです。
最初の収入を得るまでに、特別な才能は必要ありません。目指すのは、誰もが読みやすい文章を書くライターになることです。そして、読みやすい文章のルールは決まっています。
このシンプルさに、未経験でも挑戦できる可能性を感じました。
 文章を書くための基本ルールをひたすら学んで、身につけるための練習を繰り返す。
その姿は幼いころに、寝る間を惜しんで成長させたロールプレイングゲームのキャラクターに重なります。
 脇目もふらずに「とにかく書く」。
自分というキャラクターを成長させる機会と出会った嬉しさは今も忘れません。

◾︎文章は自分を伝えるベストな表現手段
 ライターを選んだ3つ目の理由は、伝えたいことを伝えたい相手に届ける文章が書けるようになることです。
 誰かを傷つけてしまう可能性もある「言葉」。
「届けたい」と思いながら文章を書くと、言葉に敏感になり、選ぶ言葉が変わってきます。

 技術的にはもちろん足りていませんが、心がけるだけでも変化がありました。
「伝えたい」と思いながら初めて書いたクラウドソーシングの提案文が採用されたのです。
この歳にしてやっと、これまで向き合ってこなかった自分を表現するスキルを学ぶという目標ができました。

よちよちだけどなんとかやっています

 実際に報酬をいただきながらライティングを始めてみると、毎日「書けない自分」にぶち当たります。会社員時代と大きく違うのは、できない自分にもOKを出せること。
クライアント様に「NO」といわれ続けたとしても、もう自分を責めることはありません。
これは「好き」で始めて「楽しい」と思える、自己承認で完結している仕事。ダメ出しの数だけ文章がうまくなり、成長につながります。

 運がよいことに、継続案件では丁寧な指導をいただける校正者さんに出会うことが多いのです。
恥ずかしくなるようなミスも、基礎からバシバシとしごいていただき、感謝しかありません。
もっとうまく書けるようになりたい!
 ライティングに夢中の日々はまだまだ続きます。

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