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ソーシャルワーカーの「別に言わなくてもいいか…」は、チームで共有したほうがいい

みなさんこんにちはKeiです。

救命救急センターが設置されている病院で医療ソーシャルワーカーとして働いている社会福祉士8年目です。
社会福祉士取得後、最速で認定医療ソーシャルワーカーと救急認定ソーシャルワーカーを取得しました。

ソーシャルワーク関連のブログX (フォロワー2,000人以上)などを発信しています。

本日は、『ソーシャルワーカーが失敗するときに必ず表出する感情』というテーマを深掘りします。

「別に言わなくてもいいか…」が起きる瞬間

日々のソーシャルワーク実践で、こんな瞬間があります。

  • なんとなく引っかかる

  • 「これじゃない感」が強い

  • うまく言語化できない

クライエントとの面接や、毎日の連絡調整、上司への報告や、組織とのやりとりで体感するこの感情は、心の中でつい以下のように処理してしまいます。

「別に言わなくてもいいか…」

ソーシャルワーカーをしていると、誰もが経験する感覚だと思います。

  • クライエントの表情

  • 沈黙の長さ

  • 返答の温度

  • 話題の逸らし方

  • 物事に取り組む姿勢

明確な事実ではないけれど、どこかにズレを感じる際に、もやもやしたまま不完全燃焼となります。

しかし医療の現場では、エビデンスを基準に判断する文化があります。

「なぜそう思うのか」と問われたときに説明できないことは、共有しにくかったりするのです。

その結果、“曖昧な情報”は切り落とされます。

ここで重要なのは、私たちは「何も感じなかった情報」を省いているのではない、という点です。

「違和感があったからこそ、選別した」という事実がめちゃくちゃ重要です。

もし本当に何もなければ、人は「言うか言わないか」を迷いません。迷いが生じた時点で、すでに情報は存在しています。

つまり、「別に言わなくてもいいか」は情報不足ではなく未整理の情報があるサインなのです。
#迷ったら発信するのが吉

このときに消えた情報は、あとからネガティブな形で現れます。

  • 退院直前のトラブル

  • 家族の強い不満

  • 想定外のサービス中止

これらは突然起きた問題ではなく、最初からあった違和感が、言語化されなかっただけです。

「別に言わなくてもいいか……」が表出する原因

医療の現場には複数の主語があります。

  • 医師の主語は「安全性」

  • 家族の主語は「生活の持続」

  • 本人の主語は「納得感」

同じ退院の説明でも、見ている対象は別です。

  • 医師:帰宅可能

  • 家族:生活が回らない

  • 本人:帰りたくない

誰かの思考が間違っているわけではなく、このズレが、違和感として表れます。

しかし、なかなか言語化することができません。

なぜなら「何が問題か」ではなく「誰の問題か」が決まっていないからです。

たとえば「長男と同居を予定」という情報は、一見すると支援体制が整っているようにも見えます。

しかし「10年会話していない」が加わると意味が変わります。

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