(仮)この住まいに決めた理由
30代に足を踏み込んだあたりから「家を建てた」「いま家を探している」と友人や後輩から聞くことが増えた。
当時独身だった私には「すごいなぁ」くらいのことだった。
結婚して子供が出来てから考えることだと思っていたので、そこまで興味もなく「自分にもいつか買えるのだろうか」とぼんやりとまだ見えない将来に対して暗い気持ちになっていた。
そこから数年なんやかんやで同棲をし結婚をして少し生活が落ち着きだした頃、仲良くしていた学生時代の後輩から家が建ったから今度引っ越すのだと。
私は影響を受けやすい性格なので、「家買う?」と奥さんに聞いてみた。
すると少し考えてから「買えるなら欲しいけど、そんなお金なくない?」と落ち着いた口調で現実を漏らした。
奥さんの言う通り夫婦ともに貯金がほとんどないのだ。同棲の引っ越しですらヒーヒー言いながら自分たちで引っ越しをしたくらいだ。
そりゃそうだ。今の私たちには「家を買う」なんてことは無理なんだ。
いや、本当にそうだろうか。
割と真面目に会社員をしているし、一般的な人間だと思う。ただ貯金が下手なだけだ。
たぶんそんな人でも家を買うことは許されるはずだ!
となぜか火が付き、数日後に不動産屋に行くことに。
見切り発車で動いたので、当然知識不足で担当者の方にいろいろ説明をしていただいた。
それでも3割くらいしか理解できない。
貯金以前に知識が足りなかった、、。
そこからネットサーフィンをし、「賃貸VS持ち家論争」、「家を買って失敗したこと」などネットの渦に飲み込まれ何が正解なのか、自分たちは何がしたいのか中途半端に足を突っ込んでしまい苦笑いをしながらただ立ち尽くした。
結局は同じくらいのお金を賃貸に払うなら持ち家を持っておいた方が少しは安心なんじゃないかという意見で夫婦の間で落ち着き家探しを再開することになった。
そして、今回の本題である「この住まいに決めた理由」に触れていくわけだが、こんなに長くだらだらと書いた割に「金額」と「立地」というなんとも面白味のない答えで終わってしまう。
もちろん部屋数や大きさ、キッチンの位置などは気に入って購入に至ったが、大きな条件としてはこの2つだったなと改めて思った。
10~20件ほど物件は見たが、お互いの意見が微妙にまとまらず最終着地に時間がかかった。
あれもいいしこれもいい、でもここが不安だな、など中々決め手にかけていた。
私は心配性からか1年に1度くらい関東でも雪が積もることや、老後でも住んでいられるような家に重きを置いていたので急坂を避けていたし、奥さんの方も戸建てへの憧れや新築がいいなど重視している点があった。
お互いの理想を叶えるには金額が高くなるし、どこで決めたらいいのか迷っていつの間にか楽しめなくなっていた時期もありただただ時間だけが過ぎていった。
2人が疲れてモチベーションがなくなってきた頃、半ば強引に今の家に決めたのだが、決まってからは夫婦ともに新しい家のレイアウトを考えたりと楽しんでいるのでこれはこれでよかったなと思っている。
【あとがき】
最近家を購入して引っ越しをしたのですが、ふらっとnoteを覗いていたところ
「#この住まいに決めた理由」のテーマでのコンテストを知りました。
ジャストタイミングだなと思ったので書いてみました。
書きながらみなさんの記事も気になったのでこの後回ってみようと思います。
拙い文章で長々と書いてしまいましたが、ここまで読んでいただきありがとうございました。
