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ASD・ADHDの子に映画館は無理じゃない。映画館で得られる経験値【発達障害育児】

MT Land島民のみなさん、はじめましての皆さん。
こんにちは、ぱぱおです。

娘がズートピアが好きなんですよ。

先日ズートピア2も上映されましたしね、娘も行きたい行きたいというわけです。

先週も行ったでしょ、という話もしましたが、今日はとっても寒いし、ママはお仕事で不在。

なら、ASD/ADHDの子にとって映画館がどんな負荷と学びになるか、いつもはいるママがいないときにトイレ含めちゃんと映画体験が成立するかを検証するため、二人で行ってみました。


さて、映画館という場は、ASD・ADHDの特性をもつお子さんにとって「大変さ」もありますが、うまく環境調整ができると、日常では得がたい豊かな経験をたくさん含んでいます。

ASD・ADHDの子が映画館で得られる主な経験

①「社会のルール」を体感的に学ぶ経験

映画館は、

  • 暗くなる

  • 静かにする

  • 席に座って観る

  • 終わるまで基本的に途中退出しない

といった暗黙の社会的ルールが多い場所です。

ASDの子にとって、「言葉で説明されるルール」よりも 実際にその場で体験するルールのほうが理解しやすいことがあります。

「ここでは、こう振る舞うんだ」ということを体で覚える経験になるのが、映画館の大きな価値です。


② 感覚刺激を“安全に体験する”経験

映画館は

  • 大きな音

  • 大画面

  • 暗さ

  • 人の気配

など、感覚刺激がとても強い環境です。

感覚過敏のある子にとっては負担になることもありますが、逆に言えば、

  • 事前に見通しを立て

  • 苦手な刺激は調整し

  • 「ダメなら途中で出ていい」と逃げ道を確保する

ことで、 自分の感覚と向き合う練習の場にもなります。

「この音はちょっと苦手」
「ここまでなら大丈夫」
という自己理解が進む子も少なくないとか。


③ ADHDの子にとっての「集中の成功体験」

ADHDの子は、

  • 長時間座る

  • 注意を持続する

ことが苦手な反面、興味のあるものには強い集中(過集中)を示します。

映画は、ストーリー、映像、音が一体となって注意を引き続けてくれるため、

「意外と最後まで観られた」
「じっと座っていられた」

という成功体験につながることがあります。

うちの子は夢中になるタイプなので、割と昔から映画館が好き。

今回のズートピア2は上映時間が約2時間とちょっと長めですが、飽きずにしっかり見れたこと、これは本人にとっても、保護者にとっても「できた!」を実感しやすい経験です。


④ 「みんなと同じ体験をした」という所属感

映画を観たあとに、

  • 学校で話題に出る

  • 友達や家族と感想を共有する

こうしたやり取りは、社会的なつながりの入口になります。

ASDの子は雑談が苦手でも、

  • 同じ映画

  • 同じキャラクター

という共通話題があると、会話に入りやすくなります。

「みんなと同じものを観た」という経験自体が、 社会に参加している感覚を育ててくれます。


⑤「無理だった」も立派な学び

とても大事なことですが、映画館は必ずしも成功しなくていい場所です。

  • 途中で出た

  • 音がつらくて泣いた

  • 座っていられなかった

これらもすべて、

  • 今の発達段階

  • 今の体調

  • 今の感覚特性

を知るための大切なデータです。

「まだ早かったね」
「次は短い上映にしようか」

と、次につながる経験になります。
まぁ、親のお財布とか、移動にかけるもろもろな負担を考えるとアレですが・・・


ASD・ADHDの特性をもつ子にとって映画館は、

・社会ルールを体感する場
・感覚と向き合う練習の場
・集中できたという成功体験の場
・社会参加の入り口

そして、無理しなくていいことを学ぶ場でもあります。

「最後まで観られること」を目標にせず、その子なりにどんな経験を持ち帰れたかを大切にしていきましょう。

もし最初の映画なら、声を出したりして応援しても大丈夫なような、しまじろうとか、プリキュアとかの映画だと入りやすいかもしれませんね。

しまじろうとかなら映画館も真っ暗にならないし、周りも同じようなちびっ子率高めなのでほぼ心配いりません。

座席と持ち物で負担を減らすのもポイントですね。

  • 端の席・通路側

  • すぐ出られる位置

これだけで親の安心感も全然違います。

持ち物としては、

  • イヤーマフ・耳栓

  • 小さな安心グッズ(ハンカチ、お守り的なもの)

「困ったらこれがある」という安心材料になります。


特性があると映画館とか大人数がいるところに連れて行くのがためらわれることもあると思いますが、結局ものをいうのは経験値。

ASDの子が見通しがつかないとパニックになるように、経験しておけば見通しがつくようになり、世界が広がります。

ぜひお子さんと楽しい映画ライフができるといいですね。

ちなみにズートピア2、面白いのでお勧めです。
前作楽しんだ方は外さないと思いますよ!


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