発達っ子の「お金がわからない」問題。娘のために買い物支援アプリを作り始めた
こんにちは、ぱぱおです。
以前にも何度か書いているんですが、うちの娘は算数がかなり苦手です。
例えば、10+6が「106!」になる。
桁の概念、繰り上がり、繰り下がり。
そのあたりの基礎で、かなり躓いています。
知的障害を伴っていなかったらLD、いわゆる学習障害と判定されるんじゃないか、というくらい算数が苦手です。
もちろん、学校の勉強としても心配です。
でも親としてもっと気になるのは、この先、娘がひとりで買い物できるのか、ということでした。
どちらのお金が大きいのか。
今持っているお金で買えるのか。
買ったあと、いくら残るのか。
ここが分からないと、一人で買い物に行くことはかなり難しくなります。
「お金がわからない」は、思っていたよりずっと生活に直結する問題です。
計算そのものは、電卓があれば何とかなるかもしれません。
でも問題はそこだけじゃないんです。
自分で選ぶ。
自分で決める。
自分でお金を出す。
おつりを受け取る。
買った後に、残ったお金を見る。
こういう一連の流れができるかどうかは、将来の生活の自立にかなり関わってくると思っています。
これは、きれいごとを抜きにして、大マジな話です。
親としては、できるだけ「自分でできる」を増やしてあげたい。
じゃあ、どうするか・・・。
最初に思いついたのは、子ども向けのお小遣いアプリでした。
お金の管理を見える化したらどうだろう。
使ったお金や残金を見ていけば、数字の感覚が少しずつ身についていかないだろうか。
そう思って、既存のアプリを探してみました。
でも、なんか違う。
お小遣い管理アプリはあります。
でも多くは、親が管理するための家計簿寄りだったり、残高を記録することが中心だったりします。
僕がほしかったのは、管理アプリではありません。
お金をどう管理するかより前に、そもそもお金の大小が分かるか。
自分の手持ちで買えるかどうかを考えられるか。
そこが育っていないと、管理ツールを渡しても使えない。
順番が違ったんです。
じゃあ、どうする?
既存のアプリやツールを探してみたけれど、娘にぴったりはまりそうなものが見つからない。
「なんか、こういう感じの作れないかなぁ」
ふと頭をよぎったのが、その言葉でした。
そこで、高校時代の友人に相談してみることにしました。
算数が苦手なこと。
買い物が不安なこと。
市販アプリだと、少し違うこと。
娘が自分で買えるかどうか判断するための補助輪がほしいこと。
そんな話をしてみました。
すると友人は、だいたいこんな感じで言いました。
「You、やっちゃいなYo!」(要約)
「AIだよ、えーあい。今はほんと、何でもできるぜ」
友人は、自分の開発の進め方も教えてくれまして、そこで、考えていた仕様を友人に話しながら、ざっくり整理していきました。
目的。
想定ユーザー。
主な利用場面。
必要機能。
判定ルール。
画面案。
入力方法。
娘が使うなら、画面は簡単じゃないといけない。
入力は少ない方がいい。
残高は大きく見えた方がいい。
買った後のお金も見えた方がいい。
できれば、買う前に一度立ち止まれる形にしたい。
それをAIに投げ込む。

すると、一つの”カタチ”が出てきました。
思ったよりしっかりして、仕様通り。
もちろん、完成にはまだまだだし、”アプリ”にはなっていないけど、でも、たしかにそこには、娘のための”アプリ”らしきものがありました。
算数が苦手。
お金の管理が怪しい。
でも、自立した生活をしてほしい。
そのギャップをどう埋めるか。
娘のために、何を作るとしたら、何を作るのか。
もしかして、本当に作れるかもしれない。
焼肉屋で生まれたのは、完成品ではありません。
でも、娘が一人で買い物できる未来へ向かう、最初の画面でした。
ただ、この時の僕はまだ知りません。
画面が表示されたことと、スマホで使えるアプリになることの間には、
Android Studio、謎の英語
という壁が立っていることを。
次回。
エンジニアでもないぱぱおさんが、AIを頼りにAndroidアプリを作って娘のスマホへ入れるまで。
果たして、焼肉屋で生まれた画面は、本当にアプリになるのでしょうか!?
この記事が、みんなの“できた!”につながれば幸いです。
明日もまた、いい一日になりますように。
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