新しい始まり
最寄りのバス停。
帰ってきた。この町に。
歩くだけでニヤニヤしてしまう。
これからどんなことがあるだろう。何を学び、誰と出会うのだろう。
目に入るもの全てが色鮮やかに見えた。
こんにちはー!
扉を開けると、たくさんのゲストがいた。
家族が多い。さすが春休み。
少し待っているとオーナーが現れ、寝泊まりする場所の案内や仕事内容を教えてくれた。
初日は何をするにも力が入る。しかし、ゲストとの会話は別だ。
ゲストとスタッフである前に人と人。それをゲストもわかっているような感じがして、心地よかった。
すると……
「あれ?さっき空港にいましたか?」
えっ
なんと、同じ飛行機に乗って、そこからも同じ交通手段でやってきたゲストがチェックインに来たのだ。
一人、知り合いが誰もいない遠方に来た自分にとっては、それだけで親近感を感じざるを得なかった。
こうして、心強い味方権新しい友人が仲間入りし、ここから数日間を共にすることになる。
