BIG BOY BLUES
8月22日(金)ハナゾノ王国

東京・新宿二丁目で行われたハナゾノ王国に参戦。東京まで呼んでくれる桃花にはただただ感謝。
当日昼に新幹線で東京へ。
かつて毎日のように訪れていた新宿も久しぶり。会場近くの新宿二丁目〜三丁目なんてしょっちゅう朝まで飲み歩いていた場所。

朝6時に9:1の緑茶ハイで死んだ
控室に入り、なんか来たことあるなぁ…と思っていたら夏すみれの"ナツバー"だった。途中まで気付かなかった。
TORU少年
vs
立花誠吾

TORU少年東京初上陸。
現ハナゾノ王国副団長のタイトルを保持する土井成樹選手に挑戦するためのワンデイトーナメント…やったっけ?
その一回戦で同じハナゾノ軍団の立花誠吾選手と初対決。

初対決でお互いちゃんと人見知りのため、なんだか照れながらの不思議な立ち上がり。


という訳で第三者(ツルピカさん)を間に交えつつの闘いに。
終盤、汚水がまさかのツルピカさんに誤爆。その隙に丸め込まれて敗退。
汚水誤爆の一部始終が映し出された動画がXにて現時点約7.6万回再生のプチバズ。
プロすぎるだろww pic.twitter.com/lld9yd0ZJW
— みどりん (@midori_296) August 22, 2025
トーナメントには敗れたが、メインにて桃花団長に呼び込まれてよくわからないまま2vs7のイリミネーションマッチに参加。
最大のハイライトは葛西さんが持ち出した竹串をにゃんちゃんが奪った場面。
直前に目を潰されて視界を失っていたにゃんちゃんが竹串を手に向かった先には、あろうことかツルピカさん。

腹ちぎれるかと思った。
なんとも言えない表情で喚き叫びながらも一切その場を動くことはなく。なんで竹串をぶっ刺される覚悟を決めてるのかわからん。プロ素人。(もちろん刺してません)
ハナゾノ王国、クレイジー過ぎて最高の空間です。未体験の方はぜひ一度。

試合後は時間も時間なので赤坂見附の快活CLUBで一泊。治安終わり上げてた。
8月23日(土)大阪プロレス

始発の新幹線で大阪へ。
大阪プロレス夏祭り2025〜えべっさんプロレス生活30周年記念大会〜に参戦。
30周年…普通に凄すぎる。
30年前といえば、阪神大震災・地下鉄サリン事件など日本を震撼させる災害や事件が発生したり、日本人メジャーリーガーとして海を渡った野茂英雄が大活躍したりと激動の1995年。私まだ4才。記憶なし。
その時代からリングに立ち続けている偉大な先輩。"続ける"ということが一番凄いこと。
えべっさん、30周年おめでとうございます。
いつかまた"あの時"のように命削った試合しましょう。
クワイエット・ストーム&佐野蒼嵐
vs
TORU&浅川紫悠

翌日にタイトル戦を戦う紫悠ちゃんとタッグで。
だからと言ってとってつけたように歪み合うなんてダサいことはしない。








巧妙なトリックを散りばめて勝利。
試合後のマイクで翌日の大阪プロレス選手権を反則裁定・場外カウント一切なしの"ノーDQマッチ"で行うことを宣言。
紫悠ちゃんの目、キマってたなぁ。

8月24日(日)大阪プロレス
大阪プロレス夏祭り2025 2日目〜Rogue nation DAY〜
発表された途端にチケットはSOLD OUT。
このRogue nationをイチから創り上げ、誰に何を言われようと信念を貫いてやってきたことが間違いではなかったと、まず一つ証明された。
過去と戦うつもりは毛頭ないが、大阪プロレス史上例を見ないユニットを創り上げて来た自負がある。
リング内と外、本興行とイベント試合、大阪プロレスでの試合とそれ以外の団体での試合…5人全員が絶妙のバランスを取り続けてこのRogue nationは成り立っている。これが結構今の時代において一番難しくて、一番重要だと個人的に思っている。
オープニングでリングに上がり、我々に対する観客からの期待感もこの目でこの耳でしっかり感じた。
あとは魅せるのみ。
大阪プロレス選手権試合
ノーDQマッチ
<王者>TORU
vs
<挑戦者>浅川紫悠

ノーDQ(No Disqualification)マッチ。
つまり反則裁定なし、場外カウントなしの完全決着ルール。
"ハードコアマッチ"でもよかったんだが、それはそのスタイルで日々戦う方々へのリスペクトで敢えて使わず。
ならず者2人が戦うんだから必然っちゃあ必然だが、ライト層が多い大阪プロレスでこの形式を戦うのは覚悟がいる。
賛否両論は当然。
受け入れてもらうつもりなどサラサラなかった。
ただ、今の王者はこの私。
私が見せたいプロレスはこの防衛ロードで全部見せていく。
誰が王者になっても同じような防衛ロードじゃつまんないっしょ?






そしてこの王座戦をノーDQマッチにしたもう一つの理由。
それは紫悠ちゃんの暴力性を解放するため。
私が分析するに紫悠ちゃんは物凄くオフェンシブで、相手をボコボコにすればするほど魅力が溢れ出る稀有な存在。
ただ、その魅力を解放するに至るまでの相手・試合・タイミングにこの大阪プロレスで恵まれていなかったように感じることが多かった。
では私がこのルールで。
結果、紫悠ちゃんは水を得た魚のように私をボコボコにしてきた。完全にトランス状態に入っていた。とんでもない苦痛に襲われながら、どこか嬉しかったよ。

トミー・ドリーマーの気持ちがわかった
終盤、エプロンから場外のテーブルへ頭から真っ逆さま。
これは久しぶりにやばかった。



すぐさま駆け寄って来てくれた仲間たち
紫悠ちゃんの怒涛の暴力オンパレードを耐え、最後はイス盛りへの垂直落下式ブレーンバスターでなんとか勝利。
とんでもない熱狂に包まれていたな。
これが私が見せたかったプロレスの一つ。
おそらく初防衛戦とかでこの試合をやってたら誰もついてこなかっただろう。でもこれまでの防衛戦を見てきた人間なら文句言えないでしょ?
それでも文句があるなら王者の私に直接言ってこい。




このRogue nation DAYが終わって自分がなにを感じるのかなど全く想像つかなかった。
もしかしたら、ある程度やり切ったと感じて" 解散"などと言い出す可能性もあった。
ただ、試合が終わって感じたのは"仲間"だったな。
こんなに素晴らしい仲間たちと共に創り上げてきたこのRogue nationを少しでも長く続けたいし、少しでも多くの人々に知って欲しい。みんなめちゃくちゃハードワーカーですよ。
ボスとして、リーダーとして、先輩として、この4人と一緒にやれてることが本当に誇らしい。
こんなにシンプルでストレートな気持ちだけが残るとは思わなかった。でもこれがリアル。



8月26日(火)がらくたプロレス

内田祥一自主興行"がらくたプロレス"に参戦。
内田さんとは私がプロレスラーになる前から、かれこれ20年近くの関係。でも後述する理由もあって内田さんを"プロレスの先輩"と思って接したことはほぼ無くて、どちらかと言うと"飲み屋の先輩"って感じか。
12〜3年前は私も心斎橋でバーの店長を任されており、営業後は週7で(マジ)内田さんのバー『B.B.B.』に訪れ、酒を飲み明かしていた。
あの頃、内田さんに出会わせていただいたミナミ界隈の方々は数多く。
ただ、5年間の東京生活、そして新型コロナウィルス…私自身ミナミで飲み歩くことが少なくなり、あの頃通っていた数々のお店も軒並み閉店したりと今ではほぼほぼ顔を合わせたり連絡を取り合ったりすることもなくなり…。
しかし開場するとびっくり。
そんな当時のミナミ界隈の方々がこの日会場に大勢詰めかけていた。そして顔を見るなり「TORUちゃん!元気ー!?」と。
内田さんが「今日は同窓会やから」と言ってた意味がわかった。
一瞬で12〜3年前にタイムスリップしたし、心底嬉しかった。
平日なのに超満員の大阪沖縄会館。
内田さんが積み上げて来たものがここに現れていた。
で、一体なにをするのか誰にもわからなかった本編だが、私は笑福亭たまさん司会の大喜利に出場。(リハで神回答)
その後、マグニチュード偽和田さんに射殺される。






その後、紆余曲折あって内田軍vs岸和田軍の全面戦争へ。
内田祥一&佐野直&カブキキッド&ガメラス
vs
マグニチュード岸和田&グンソ&TORU&谷口弘晃







観客大熱狂の乱戦の末、最後は名探偵岸和田さんが内田さんから勝利。
この後のマイクに心打たれた。
いつかどこかで語った気もするが、20年近く関わらせてもらって内田さんをプロレスの先輩と思ったことがほぼない理由は、プロレスの話をしたことが全くと言っていいほどないから。唯一覚えてるのは「アダム・ローズの入場むっちゃえぇな」だけ。
今一番流行ってる技はスタイルズクラッシュだとまだ思ってるくらい「この人プロレス興味ないんだな…」といつも思っていた。
でもこの日、内田さんは岸和田さんに「いつか絶対お前に勝つ!」と言い放った。
"プロレスラー"内田さんを感じることができて泣けた。
そして内田さんの想いを全て受け止めた上で「生きてることがプロレスや!生き様プロレスや!」と叫んだ岸和田さんがとにかくかっこよすぎた。
虚実入り混じるがらくたプロレスのリング上にリアルプロレスラーの先輩が2人。
最高の夜だった。



最後に。
控室で岸和田さんに「TORU、お前はほんとプロレスラーだな。凄いよ。生き方がプロレスラーだよ。」と言っていただいたのは一生の宝物。
