そよ風の吹くままお散歩カフェとZINE、5月はこんな気分。

風にのってどこまで行こう
安野光雅展と“Paper moon”

朝いちばんで安野光雅展へ
「絵を描くことでしか絵は上達しない」
という安野光雅さんの言葉を思い出す

いつも立ち寄るカフェ“Paper moon”へ
まだお客さんは数えるほど
オープンしたばかりのわずかな時間

本日はいちごのショートケーキ
紅茶はいつものアッサムティー


子どもの頃からそばにあった
不思議なからくり
逆さまのだまし絵
野原と世界と宇宙



こんな風に行き先に合わせた
遊びが1冊ごとに何十とある

幼い心は海を渡り世界を思い描いた


うちにある画集の色味より
少しだけ鮮やかに思えた

(安野光雅展は2027年東北や関西に巡回予定)
ひつじ堂ブックスと有楽町で短編映画

「ひつじ堂ブックス」

欲しくなった本が売り切れで残念だったけれど
大勢にとにかくたくさん売らなければならない
普通の本の出版とは違うかたち
ミシマ社のちいさな本は少ない数でも
思いと力をたっぷりこめて
自分のための本だと思う誰かのもとへ
届けてゆく本づくり



60席ほどのミニシアターに心躍る

“SAMANSA”presents短編映画の傑作選

今回は実写部門のみ
月額490円でショートフィルム見放題の生活を
想像してみるがあまりに魅力的過ぎて自粛する
昼と夜のSUTと“La Vie a la Campagne”

SUT“Space Utility TOKYO”

上の写真はInstagramで紹介していただいたもの

自分の小さな本を納品したあと
ツタの葉の陰にカフェの入り口を見つける


急な階段を上って2階のカフェへ

“La Vie a la Campagne”
お店の名前そのまま
田舎の暮らしのおいしさ



たくさんのパワフルで魅力的なZINE
ひそやかで詩的な本たち
あっちもこっちも自由で
あれもこれもすごくいい
こんなにおもしろくて
アートで濃密な空間の中で
ああ
自分の小さなくまの本は
こんな風でいいのかしら
と
ちょっとだけ
いや
正直に言えばとっても
心細く迷う気持ちになり
見ず知らずの方の
はじめての詩集を購入して
飴ちゃんをひとつもらって
帰宅した
今、こんな気分

好きなものと作れるものがいつも同じになるわけではなく、時間も、おそらく気持ちも足りないのだろうと思われる。
自分は毎日絵を描かなければいられない人間でもないし、疲れた夜はよろこんで映画やドラマに引きずられてばかりいる。
それでも思いついたことをひとつずつ、ゆっくり紙の本のかたちにしてみたい欲は消えてくれない。
今は「おやすみなさいの時間に」の後編にあたる2冊目の小さな本を制作している。
まだ、くまたちが話をやめないので。
これからも気の向くままにいろいろな場所へお出かけして、観て感じて味わって、机に向かったりソファに埋もれたりするだろう。
生活も創作も、“自分自身であること”を忘れずに1日ずつ大切に過ごしていきたいと思う、そんな気分なのだった。
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ここまでお読みいただきありがとうございました。
思いのカケラが届きますように。