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詩『線路脇』

朝6時。

鉄筋コンクリートの部屋は
昨晩の空気を密に閉じ込めている。

指先に力を入れて窓をあけ、
かたく圧縮された空気を解放する。

ガダンガダン!!!!ガダンガダン!!!
これはチャンスとばかりに
けたたましい轟音が押し入ってくる。

ガダンガダン!!!ガダンガダン!!
轟音が部屋を踏み荒らす。
鉄と鉄の衝突と爆発。

ガダンガダン!ガダンガダン…
あらかた部屋を物色すると、
興味を削がれた轟音は真顔で去る。

ダンダン…ダンダン…
かつての轟音が平和な朝を演出する。
すがすがしい無責任。

朝6時。


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