見出し画像

AIと数回話し止める、多コマの漫画ネーム~描く前に大切なこと

僅か数回の対話で、作品構造が出現した・現象

AI画像生成の進化を見るたびに、多くの人は「絵が上手くなった」と感じています。でも今回の話しは、それとは違う感覚です。

実は細かな設定を書いていない。 キャラクター名も決めていない。 世界観すら、ほとんど指定していない。

それでも、ChatGPTと数回のやりとりで、 16コマの漫画ネームができます。それでも、というより「その方が」確立が高まりました。

その現象を資料としてここに届けます。

◀️つづきもあります、ビューアを開き・左送りでご覧ください🙂


AIに仕事をしてもらう方法に近い話しです

この手法を多くの方に知って欲しくて記事にしています。
真似してもらえたら、嬉しく思います。この記事の意図が判ったら是非ともアレンジしてnote記事にしてみてください。


さて、ここで重要なのは、「綺麗な絵」とは違う話しです。
最初に出現したのは、 導入、憧れ、挫折、仲間、再起、未来――。
つまり、“物語の流れ”そのものです。

AIは、「きれいな1枚の絵を描いている」、ではないです。
「視覚的な思考」そのものを先に外部化できます。私のこの問いかけが、ChatGPTに響いたのだと感じます。


「マンガビューア」のマンガは、次の会話だけで作られています。「ああして、こうして」と一言も指示していません。

コマ番号10ー11で感情移入がある設計をしただけです。共感の「頭での理解」を超え、感情が流れ込んでくるような没入感が生まれます。

私が、ChatGPTにお願いした、プロンプトはこれ。 相当に雑です。雑と言えば、16コマでも9コマ、6コマでもOKです。

絵コンテの生成をするワークフローを提案してください。

用途:
AIアニメ・漫画制作: ストーリーの骨組みを作るのに最適化したワークフローの設計。
旅行の計画: 「九州旅行」と入れて16コマ生成すれば、旅のイメージボードになりませんか?
プロジェクト進捗管理: ゴールまでの工程を視覚化する。

私との壁打ち:
制作に入る前の「動画の設計図(Vコン)」ラフで十分。
LLMに、作品の「プロット」「リリック」「キャラクター設定」を私に問い、答えを入力。
または、プロット、キャラクター設定など、動画の設計に必要な構成を順序に私に問う。

3択メニューのような形式で、LLM側からプラン選択の提示を行う。

ゴール:
マンガやMV楽曲全体の流れが見渡せる「16コマ程度の絵コンテ画像」が生成される。

出来上がった16コマのシートから、「これはいい!」というショットを選ぶ(人間側)。
ちょっと違うなら、指定コマだけをピンポイントで生成して、追い込みしたい。

将来:
再現性のある手順を作りたい。.json やYAMLにして、スキルとして仕上げるのもありそうです。

ここから、2,3回のチャットで十分なので、生成してみてください。今回のマンガも2往復で作っています。もう作品だと思いませんか?
自由にやってもらう、しゃべりすぎない、細かいことはなし。これでコツを掴めば、この記事は理解できます。


これはVコン・ネーム・プリビズと同じ

整理すると、かなり昔から映像業界や漫画制作で使われてきた手法です。
「考える方法」のみを指示しています。AIがそれをまとめてくれているという現象です。

映画には「プリビズ(Previsualization)」という動く絵コンテが必要です。アニメには「Vコン(ビデオコンテ)」があり、漫画には「ネーム」が必要です。

共通するのは、「完成前に流れを見る」という文化です。
いきなり完成映像を作るのではなく、

カメラ
構図
演出
テンポ
感情曲線

を先に確認する。ここを間違えると、

どれだけ絵が上手くても、
どれだけ映像が綺麗でも、
作品全体は崩れる。

まとめ


“構造”が強ければ、ラフな絵でも、人は物語を感じ取れる。今回生成された16コマも、まさにそれ。1枚ずつ見ると、粗い。でも並べると、「流れ」を見渡すことができます。

人間が見ているのは、実は「絵の巧さ」より、“変化”を見ているのだと実感しました。
描き始める、それより前に「構造」を見ることは、制作物の質に大きな影響を与える。これはAI時代になって、重要性が増しているようです。


#AI漫画 #ChatGPT #画像生成AI
#漫画制作 #映像制作 #創作論


いいなと思ったら応援しよう!

むみま|道具道 ここまで読んでいただけるとは✨チップはnote創作に使わせていただきます🤗