古事記365|親子で学ぶ|2026年7月19日|「さかい」を守る一族——坂合部
古事記365|親子で学ぶ|2026年7月19日|
「さかい」を守る一族——坂合部連
日本最古の歴史書『古事記』を
親子で毎日読む連載《古事記365》、
2026年7月19日の記録です。
おはようございます、古戸音羽です🌿
大安の日曜日。今日は天赦日と一粒万倍日も重なる、2026年でも指折りの開運日です。
そして今日から夏土用——季節のさかい目に入ります🌿
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【この記事でわかること】
✅ 神八井耳命の子孫・坂合部連という
「境界」の氏族の記録(古事記中巻)
✅ 2026年7月19日の暦
(大安・天赦日・一粒万倍日)
✅ 七十二候「鷹乃学習」3日目
✅ 季節の小話:夏土用入り——季節のさかい目
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☀️ 今日の暦|2026年7月19日(日)
⏰ 運気の時間帯(大安)
午前 🌸🌸🌸🌸🌸🌸 吉
午後 🌸🌸🌸🌸🌸🌸 吉
🌸 季節の歩み
二十四節気 夏至 ─── 🌸小暑 ─── 大暑
七十二候 鷹乃学習 🌸🌸🌸・・(3日目/6日)
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⚫︎六曜:大安(たいあん)
「大いに安し」——
六曜の中でいちばん縁起が良いとされる日。
今日はさらに、
天赦日(てんしゃにち・天がすべてを赦すとされる、暦の上で最上の吉日。年に5〜6日だけ)と、
一粒万倍日(いちりゅうまんばいび・一粒の籾が万倍に実る日)が重なる、2026年屈指の開運日です。
いっぽうで不成就日(ふじょうじゅび)も
重なる、めずらしい暦。
「天赦日が凶を打ち消す」という考え方もありますが、いちばん大切なのは、自分の気持ちが
前向きになれるかどうか。
今日という日を、気持ちよく過ごせますように🌿
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🌾 二十四節気:小暑(しょうしょ)
暑さが次第に強まっていく頃。
梅雨明けが近く、夏本番へ向かいます。
🌬 七十二候:
鷹乃学習(たかすなわちわざをならう)3日目
鷹のひなが、飛び方や狩りを学ぶ頃。
何度も失敗しながら、空に慣れていきます。
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🌌 今日の古事記:「さかい」を守る一族
——坂合部連
今日も、庭の大きな木に寄りかかりながら、mumuwawaがお話を聞いているようです👀🌳✨
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【今日の古事記はここから👇】✨
(この神八井耳命は、)
坂合部連(さかいべのむらじ)
(……らの祖である。)
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◾️ 原文(漢文)
〔此神八井耳命者、……〕坂合部連〔……等之祖也。〕
※神八井耳命を祖とする、長い氏族の列記の中の一つです。
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🌳 大きな木とmumuwawaの会話
mumuwawa:
「今日の一族は『さかいべ』……。
『さかい』って、あの、
となりの町との『さかい』?」
🌳大きな木:
「そのとおり。坂合部連は、
土地と土地の境(さかい)に関わる
役目を担った一族と考えられているんだ。」
mumuwawa:
「さかいを守るのが、お仕事なの?
なんだか、地味……かも。」
🌳大きな木:
「ふふ、正直だね。でも、考えてみてごらん。
『ここまでがうちの田んぼ、
ここからがおとなりの田んぼ』——
このさかいが、あいまいだったら、
どうなるかな?」
mumuwawa:
「けんかに、なっちゃう……!」
🌳大きな木:
「そうなんだ。さかいをきちんと
定めて守ることは争いをふせぐことなんだよ。
目立たないけれど、
みんなが仲よく暮らすための、
とても大切な仕事なんだ。」
mumuwawa:
「祈るお仕事、子どもを育てるお仕事、
さかいを守るお仕事……。
お兄さんの子孫って戦わない仕事ばっかりだね。」
🌳大きな木:
「本当に、いいところに気がつくね。
震えて討てなかった兄の子孫たちは、
記録し、育て、争いをふせぐ——
そういう仕事で国を支えていった。
それが今日、季節の『さかい目』である
土用の入りと重なるのも、
なんだか味わい深いだろう?」
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🍃 親子で読む解説文
神八井耳命の系譜、
今日は坂合部連(さかいべのむらじ)に目をとめます。
「坂合(さかい)」は境界のこと。
坂合部は、土地の境に関わる役目を担った
一族と考えられています。
境界というと地味に聞こえますが、
田畑や土地のさかいを正しく定め、
守ることは、争いを未然にふせぐ大切な仕事でした。
ここまで読んできた神八井耳命の子孫たちを、ならべてみましょう。
古事記を記録した多氏。
子どもを育てた小子部連。
そして、さかいを守った坂合部連。
——武力ではなく、記録と養育と調停で国を支えた系譜です。「私は戦えない」と認めた兄から、戦わずに世を平らかにする一族たちが広がっていった。この系譜の読み方に、
古事記の深いまなざしを感じます。
そして今日は、暦の上でも特別な日。
最上の吉日・天赦日に、一粒万倍日と大安が重なります。同時に、季節は夏土用へ——
夏から秋への「さかい目」の期間に入ります。
さかいを守る一族の話を、季節のさかい目に読む。偶然とはいえ、心に残る重なりです。
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🍉 季節の小話:夏土用入り——季節のさかい目
今日7月19日、旧暦六月六日。
今日から「夏土用(なつどよう)」に入ります。
土用は、立秋(8月7日頃)までの約18日間。
季節と季節の「さかい目」の期間です。
昔から、変わり目は体調をくずしやすいとき——だからこそ、うなぎや「う」のつく食べもの
(うどん、梅干し、瓜)で精をつける知恵が生まれました。
季節にも、土地にも、「さかい」がある。
そして、さかい目こそ、ていねいに過ごす——
今日の古事記と、暦の知恵が、そっと手をつなぐ一日です。
🌿親子で楽しもう
「う」のつく食べものを、
親子で探してみましょう。
うどん、梅干し、瓜、うなぎ……
いくつ見つかるかな?
今夜の献立がひとつ決まるかもしれません🍉
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✍️ 今日のひとこと|さかい目
さかいを守ることは、
争いをふせぐこと。
さかい目をていねいに過ごすことは、
体をいたわること。
天赦の空の下、土用の入りに🌿
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古戸音羽(こと おとは)
《古事記365》毎日更新中🌿
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🌿 もっと知りたい方へ
Q. 坂合部連(さかいべのむらじ)とはどんな氏族ですか?
A. 神八井耳命を祖と記される氏族のひとつで、土地の境界に関わる役目を担ったと考えられています。(出典:古事記原文・中巻)
Q. 天赦日(てんしゃにち)とはどんな日ですか?
A. 「天がすべてを赦す」とされる暦の上で最上の吉日で、年に5〜6日しかありません。2026年7月19日は一粒万倍日・大安とも重なります。(参考:暦注の伝承)
Q. 夏土用とはいつからいつまでですか?
A. 立秋(8月7日頃)までの約18日間で、2026年は7月19日からです。季節の変わり目として、体調を整える期間とされてきました。(参考:国立天文台暦計算室)
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【参考文献】
・古事記(原文:漢文)中巻・神武天皇の段
・国立天文台暦計算室「二十四節気」「七十二候」「雑節」
・明治7年(1874年)『略本暦』「鷹乃学習」(小暑・末候)
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📖 連載マガジンはこちら
https://note.com/mumuwawa/m/mdf5d5ba90e65
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