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古事記365|親子で学ぶ|2026年7月25日|同じ名前、ちがう役目——雀部造

古事記365|親子で学ぶ|2026年7月25日|
同じ名前、ちがう役目——雀部造

日本最古の歴史書『古事記』を
親子で毎日読む連載《古事記365》、
2026年7月25日の記録です。

おはようございます、古戸音羽です🌿

大安の土曜日。一日を通して吉。
神吉日も重なる、晴れやかな週末です🌿



【この記事でわかること】
✅ 神八井耳命の子孫・雀部造と、
「臣」と「造」のちがい(古事記中巻)
✅ 2026年7月25日の暦(大安・神吉日)
✅ 七十二候「桐始結花」3日目
✅ 季節の小話:土用の丑の日



☀️ 今日の暦|2026年7月25日(土)

⏰ 運気の時間帯(大安)
午前 🌸🌸🌸🌸🌸🌸 吉
午後 🌸🌸🌸🌸🌸🌸 吉

🌸 季節の歩み
二十四節気 小暑 ─── 🌸大暑 ─── 立秋
七十二候  桐始結花 🌸🌸🌸・・(3日目/5日)



⚫︎六曜:大安(たいあん)
「大いに安し」——六曜の中でいちばん縁起が良いとされる日。一日を通して、何ごとにも吉です。

今日は神吉日(かみよしにち・神さまに関わることに良い日)も重なり、
天一天上(てんいちてんじょう)のお掃除吉期間も続いています。
週末の家族時間にも、お参りにも良い一日です🌿



🌾 二十四節気:大暑(たいしょ)
一年でいちばん暑さがきびしくなる頃。
水分をとって、無理をせずに過ごしましょう。

🌬 七十二候:桐始結花(きりはじめてはなをむすぶ)3日目
桐が実をむすびはじめる頃。
暑さの盛りに、次の世代の準備が進んでいます。



🌌 今日の古事記:同じ名前、ちがう役目
——雀部造

今日も、庭の大きな木に寄りかかりながら、mumuwawaがお話を聞いているようです👀🌳✨



【今日の古事記はここから👇】✨

(この神八井耳命は、)
雀部造(さざきべのみやつこ)
(……らの祖である。)



◾️ 原文(漢文)

〔此神八井耳命者、……〕雀部造〔……等之祖也。〕

※神八井耳命を祖とする、長い氏族の列記の中の一つです。



🌳 大きな木とmumuwawaの会話

mumuwawa:
「あれ? きのうも『さざき』の
一族が出てきたよね。同じ名前?」

🌳大きな木:
「よく覚えていたね。
きのうは雀部臣(さざきべのおみ)、
今日は雀部造(さざきべのみやつこ)。
『雀部』までは同じで、
最後だけがちがうんだ。」

mumuwawa:
「『おみ』と『みやつこ』……
なにがちがうの?」

🌳大きな木:
「これは『姓(かばね)』といって、
その一族が朝廷の中で
どんな役目についていたかを表す
呼び名なんだよ。
『臣(おみ)』は、政治にたずさわる家。
『造(みやつこ)』は、
ものづくりや実務を受けもつ家に
多く与えられたんだ。」

mumuwawa:
「じゃあ、同じご先祖さまから、
ちがうお仕事の家が枝分かれしたんだね。」

🌳大きな木:
「そのとおり。ひとつの根から、
いろいろな枝がのびていくように、
神八井耳命の子孫は、
それぞれちがう役目を持って
広がっていった。
どれが上でも下でもなく、それぞれの持ち場で
国を支えたんだよ。」

mumuwawa:
「木といっしょだね。
枝がいっぱいあるほうが、
葉っぱもたくさんつくもん。」

🌳大きな木:
「……うまいことを言うなあ。
そのとおりだよ。」



🍃 親子で読む解説文

神八井耳命の系譜、今日は雀部造(さざきべのみやつこ)です。

昨日の雀部臣と、名前の前半は同じ。
ちがうのは最後の「造」の一字です。
これは「姓(かばね)」といって、古代の朝廷で、その一族がどんな立場・役目にあったかを示す称号でした。

「臣(おみ)」は、政治の中枢に関わる家に多く用いられた姓。「造(みやつこ)」は、特定の技術や実務を担う伴造(とものみやつこ)に与えられることが多い姓でした。
同じ「雀部」の名を持ちながら、臣と造、
ふたつの系統に分かれている——
ひとつの祖から、役目のちがう家々が枝分かれしていったことがわかります。

ここまで読んできた神八井耳命の子孫たちを思い出してください。記録する多氏、育てる小子部連、境を守る坂合部連、火の山の火君と阿蘇君、蓄える筑紫三家連、そして雀部の臣と造。

一本の木から、たくさんの枝がのびるように。祈る道を選んだ兄の血筋は、政治に、技術に、祭祀に、実務に——さまざまなかたちで、
社会のあちこちに根を広げていきました。
名前の列記に見えるこの一節は、
じつは「多様であることの豊かさ」を伝えているのかもしれません。



🍚 季節の小話:夏の大三角

今日7月26日、旧暦六月十三日。
夏の夜空には、「夏の大三角」が輝いています。

こと座のベガ、わし座のアルタイル、はくちょう座のデネブ——三つの明るい星を結ぶと、大きな三角形になります。ベガとアルタイルは、七夕の織姫と彦星としても知られていますね。

ひとつひとつの星は遠く離れていますが、線でつなぐと、大きなかたちが見えてくる。今日読んだ系譜も、似ているかもしれません。ひとつひとつの氏族は小さな記述でも、つなげてみると、大きな地図が浮かびあがります。

🌿親子で楽しもう
夜、空を見上げて夏の大三角を探してみましょう。星座早見盤があれば、より見つけやすくなります。街灯の少ない場所だと、よく見えますよ✨


✍️ 今日のひとこと|枝分かれ

ひとつの根から、
いくつもの枝がのびる。

政治の家、技術の家、
祈りの家。

どれが上でもなく、
それぞれの持ち場で。

大暑の空へ、桐の実がふくらむ🌰



古戸音羽(こと おとは)
《古事記365》毎日更新中🌿



🌿 もっと知りたい方へ

Q. 雀部造(さざきべのみやつこ)とはどんな氏族ですか?
A. 神八井耳命を祖と記される氏族のひとつです。前日の雀部臣と同じ「雀部」の名を持ちながら、姓(かばね)が「造」である別系統として記されています。(出典:古事記原文・中巻)

Q. 「臣(おみ)」と「造(みやつこ)」のちがいは?
A. 古代の姓(かばね)で、臣は政治に関わる家、造は特定の技術や実務を担う家に多く用いられました。(参考:古代の氏姓制度)



【参考文献】
・古事記(原文:漢文)中巻・神武天皇の段
・国立天文台暦計算室「二十四節気」「七十二候」「雑節」
・明治7年(1874年)『略本暦』「桐始結花」(大暑・初候)



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https://note.com/mumuwawa/m/mdf5d5ba90e65

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