古事記365|親子で学ぶ|2026年7月24日|小さな鳥の名を持つ一族——雀部臣
古事記365|親子で学ぶ|2026年7月24日|
小さな鳥の名を持つ一族——雀部臣
日本最古の歴史書『古事記』を
親子で毎日読む連載《古事記365》、
2026年7月24日の記録です。
おはようございます、古戸音羽です🌿
仏滅の金曜日。静かに整えるリセットの日。
一週間の終わりに、身のまわりをすっきりと🌿
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【この記事でわかること】
✅ 神八井耳命の子孫・雀部臣という
氏族の記録(古事記中巻)
✅ 2026年7月24日の暦(仏滅・天一天上)
✅ 七十二候「桐始結花」3日目
✅ 季節の小話:風鈴の音で涼を感じる
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☀️ 今日の暦|2026年7月24日(金)
⏰ 運気の時間帯(仏滅)
午前 ・・・・・・ ひかえめに
午後 ・・・・・・ ひかえめに
🌸 季節の歩み
二十四節気 小暑 ─── 🌸大暑 ─── 立秋
七十二候 桐始結花 🌸🌸🌸・・・(2日目/6日)
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⚫︎六曜:仏滅(ぶつめつ)
何事も控えめに、とされる日。
けれど「いったん終わらせて、新しく始める」
リセットの日という見方もあります。
今日も天一天上(てんいちてんじょう)のお掃除吉期間中。
週末を前に、いらないものを手放して、
すっきりと整えるのに良い一日です🌿
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🌾 二十四節気:大暑(たいしょ)
一年でいちばん暑さがきびしくなる頃。
水分をとって、無理をせずに過ごしましょう。
🌬 七十二候:
桐始結花(きりはじめてはなをむすぶ)3日目
桐が実をむすびはじめる頃。
暑さの盛りに、次の世代の準備が進んでいます。
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🌌 今日の古事記:小さな鳥の名を持つ一族
——雀部臣
今日も、庭の大きな木に寄りかかりながら、mumuwawaがお話を聞いているようです👀🌳✨
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【今日の古事記はここから👇】✨
(この神八井耳命は、)
雀部臣(さざきべのおみ)
(……らの祖である。)
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◾️ 原文(漢文)
〔此神八井耳命者、……〕雀部臣〔……等之祖也。〕
※神八井耳命を祖とする、長い氏族の列記の中の一つです。
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🌳 大きな木とmumuwawaの会話
mumuwawa:
「さざき……? 今日の一族は、
なんだかやわらかい名前だね。」
🌳大きな木:
「いい耳をしているね。
『雀(さざき)』は、鳥の名前なんだ。
いまでいう『ミソサザイ』——
森にすむ、とても小さな鳥だよ。」
mumuwawa:
「ちいさい鳥さんの、一族なの?」
🌳大きな木:
「そう考えられている。
そしてね、この『さざき』ということば、
古事記の中でとても大切な名前に
つながっているんだ。
ずっとあとに出てくる
仁徳天皇(にんとくてんのう)は、
『大鷦鷯(おおさざき)』——
『大きなミソサザイ』というお名前なんだよ。」
mumuwawa:
「えっ、お名前に、小さな鳥さんが!?」
🌳大きな木:
「ふしぎだろう?
小さな鳥の名が、天皇のお名前になる。
昔の人にとって、大きい・小さいは、
えらさとは関係なかったのかもしれないね。
小さな鳥にも、聖なる響きを感じていたんだ。」
mumuwawa:
「ちいさくても、たいせつ。
なんだか、うれしいね。」
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🍃 親子で読む解説文
神八井耳命の系譜、今日は雀部臣(さざきべのおみ)です。
「雀(さざき)」は、いまのミソサザイにあたる
小さな鳥とされます。
日本でいちばん小さな部類の鳥ですが、
大きな声で美しくさえずることで知られ、
古くから親しまれてきました。
この「さざき」という響きは、
古事記の中で特別な広がりを持っています。
のちに登場する仁徳天皇の御名は
「大鷦鷯命(おおさざきのみこと)」——
「大きなさざき(ミソサザイ)」。
小さな鳥の名が、天皇の御名にまでつながっているのです。
大きいものだけが尊いのではない。
小さなものにも、聖なるものが宿る——
古代の人々のそんなまなざしが、
この名前にはこめられているように思います。
ここまで神八井耳命の子孫を読んできました。記録し、育て、境を守り、蓄える一族たち。
そして今日は、小さな鳥の名を持つ一族。
討てなかった兄の系譜は、はなやかな武勇とは無縁の、けれど確かに世を支える名前ばかりです。
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🎐 季節の小話:風鈴の音で涼を感じる
今日7月24日、旧暦六月十一日。
七十二候「桐始結花」の2日目、
大暑の盛りです。
日本の夏の風物詩といえば、風鈴。
チリン、と鳴るあの音を聞くと、
不思議と涼しく感じます。
じつはこれ、日本人ならではの感じ方だという研究もあるそうです。
「風鈴が鳴る=風が吹いている」と、
音を涼しさに結びつけて感じているのですね。
風鈴は、もともと魔よけとして軒先に吊るされていたとも伝えられます。
今日の古事記に出てきた小さな鳥のさえずりも、風鈴の音も、小さな音が暮らしに彩りを
そえてくれる——そんな共通点を感じます。
🌿親子で楽しもう
風鈴があれば、目をとじて音を聞いてみましょう。「どんな音がする?」「涼しく感じる?」——
耳で季節を感じる、すてきな時間になりますよ🎐
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✍️ 今日のひとこと|小さきものへ
小さな鳥の名が、
天皇のお名前になる。
大きさは、
尊さと関係ない。
桐の実むすぶ頃、風鈴の音に耳をすませて🎐
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古戸音羽(こと おとは)
《古事記365》毎日更新中🌿
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🌿 もっと知りたい方へ
Q. 雀部臣(さざきべのおみ)とはどんな氏族ですか?
A. 神八井耳命を祖と記される氏族のひとつです。「雀(さざき)」は小さな鳥ミソサザイを指すとされます。(出典:古事記原文・中巻)
Q. 「さざき」と仁徳天皇の関係は?
A. 仁徳天皇の御名は「大鷦鷯命(おおさざきのみこと)」で、「大きなさざき(ミソサザイ)」を意味します。小さな鳥の名が天皇の御名につながっています。(出典:古事記原文)
Q. 「桐始結花(きりはじめてはなをむすぶ)」とはどういう意味ですか?
A. 桐が実を結びはじめる頃を指す、大暑の初候の七十二候です。
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【参考文献】
・古事記(原文:漢文)中巻・神武天皇の段
・国立天文台暦計算室「二十四節気」「七十二候」
・明治7年(1874年)『略本暦』「桐始結花」(大暑・初候)
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📖 連載マガジンはこちら
https://note.com/mumuwawa/m/mdf5d5ba90e65
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