ICT 2022 Mentorship 中盤戦まとめ|Episode 9〜27で学んだこと
はじめに
Episode 1〜8では「BSL/SSL回収→MSS→FVG/OTE」という基本の型を固めた。Episode 9〜27では、この型を土台にしながら、市場構造の本質論、実践での応用、そしてトレーダーとしての心構えまで、一気に奥行きが広がった。
ここで一度立ち止まり、このパートで何が積み上がったのかを整理する。
このパートで起きた「進化」
Episode 1〜8が「型を覚える」フェーズだとすれば、Episode 9〜27は「型を使いこなす」フェーズだった。
Episode 9〜10:1日の型(Power of Three)を理解する
Episode 11〜12:市場構造を「入れ子」で見る(最重要回)
Episode 13〜15:デモ・ライブでの実践検証
Episode 16〜18:複数セットアップ・FX応用・オーダーブロックの決定版
Episode 19〜21:通貨間の相関、予測と失敗の両方を見せる
Episode 22〜23:SMTの登場、経済指標イベントでの実況
Episode 24〜27:自己責任論、季節性、テープリーディング、心理学各Episodeの振り返り
Episode 9|Power of Threeとオーダーブロック
A(蓄積)・M(操作)・D(分配)という1日の型が初登場。オーダーブロックの見つけ方も決定版として示された。
Episode 10|経済指標カレンダーとオープニングレンジ
forexfactory.comの活用法、オープニングレンジという新概念、そして資金管理への強い警告。
Episode 11|ライブ口座実演と短期・中期・長期高値
実際のライブ資金でのトレードを公開。市場構造を「入れ子」で見る視点の原型が登場。
Episode 12|精密技術者のための市場構造論(最重要回)
「インバランス・リバランス・流動性」の3つだけで市場を説明する、シリーズ最高難度の回。オーダーブロックの正しい定義への強い訂正。
Episode 13|$10,000を$256,000に増やした思考法
デモ口座での驚異的な実績と、なぜ今はライブで攻めないのかという判断。
Episode 14〜15|実践編(デモとライブ)
理論をリアルタイムで実行する様子を連続して公開。開場直後のハイリスクエントリー判断も。
Episode 16|1日に複数セットアップを見つける方法
FIBは実体(ボディ)で測るという独自手法。金曜午後のショートカバー原理。
Episode 17|EURUSDで学ぶFXキルゾーン
ビッグフィギュア(00/20/50/80)という機関投資家の価格帯。FX特有のスプレッド対策。
Episode 18|トップダウン分析の完全ワークフロー
「オーダーブロックとは配信状態の変化」という核心の一文。他の解説者への最強の批判。
Episode 19〜20|ドル指数分析と的中実演
DXYの分析から翌日の的中まで。通貨間の逆相関(inter-market relationship)の完全実例。
Episode 21|「予測が外れた日」の対処法
ICT自身が「今日は当てられなかった」と率直に告白。重い相場での対処法。
Episode 22|SMT初登場
相関する市場間のダイバージェンスという新武器。TradingViewでのFIB設定完全ガイド。
Episode 23|FOMC実況|SweepとRunの違い
一時的な突破(Sweep)と本格的な突破(Run)という語彙の厳密な使い分け。
Episode 24|自己責任論
「Study this」は取引指示ではない。セットアップが形成されないことこそモデルの正当性の証明。
Episode 25|季節性とICTの人間性
5月の季節的傾向、2010年BabyPips時代の実験、そして娘への深い思い。
Episode 26|テープリーディング実演
デイリーバイアスに逆らうロング、ピラミッディングとパーシャル利食いの具体的手順。
Episode 27|逆張り戦略と広場恐怖症の告白
上位足の逆張りモデル、そしてバックテスト心理学の起源となったICT自身のパニック障害の経験。
このパートで新登場した重要概念
| 概念 | 初出 | 意味 |
|------|------|------|
| Power of Three(A・M・D) | EP9 | 1日の値動きの基本型 |
| Judas Swing | EP9 | セッション開始直後のダマシの動き |
| オープニングレンジ | EP10 | 始値からの値幅を逆投影 |
| 短期・中期・長期高値/安値 | EP11・12 | 市場構造の入れ子分類 |
| Order Block=配信状態の変化 | EP12・18 | オーダーブロックの決定版定義 |
| ナラティブ | EP15 | 大衆心理を読む判断軸 |
| ビッグフィギュア | EP17 | 00/20/50/80の機関投資家価格帯 |
| SMT | EP22 | 相関資産間のダイバージェンス |
| Sweep vs Run | EP23 | 一時的突破と本格的突破の違い |
| 自己暗示バックテスト | EP19・27 | ポジティブな嘘で潜在意識を書き換える技法 |
ICTの人間性が最も表れた3つの回
Episode 24: 損失報告コメントへの対応と、自己責任の明確化
Episode 25: 他の解説者への率直な批判と、娘への深い思い
Episode 27: 広場恐怖症・パニック障害という個人的な過去の告白
この3回は技術論を超えて、ICTという人物の教育理念と人間性が最も色濃く出た回として、シリーズ全体でも特別な位置づけを持つ。
XAUUSDトレーダーとして持ち帰るべき本質
Episode 9〜27を通して見えてきたのは、**「型はシンプルなまま、視点だけが立体的になっていく」**という構造。
BSL/SSL→MSS→FVG/OTEという基本ロジックは変わらない
そこに「1日の型(AMD)」「入れ子構造」「相関資産(SMT)」という文脈のレイヤーが重なっていく
そして最終的には「予測が外れても崩れない」「損失は自己責任」「自分のペースで習熟する」というメンタルの土台が不可欠であることが繰り返し語られる
XAUUSDでも、この「型+文脈+メンタル」の3層構造がそのまま応用できる。
後半戦に向けて
Episode 28以降では、これまでの概念がさらに実践的な場面(複数の相関資産、より高度なセットアップ選別)で使われていく。次回以降も、この3層構造を軸にXAUUSDへの応用を意識しながら解説を続ける。
次回:ICT 2022 Mentorship Episode 28 解説
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