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【BGM】LoFi Hip Hop 愛知ジャズ、春の名古屋と常滑を歩きながら聞くサウンド 創作秘話

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春の空気が穏やかに整った頃、都市の水辺、静かな歴史の街並み、そして素材の温度を感じる路地を歩くような感覚を、一つの音の流れとしてまとめました。やわらかく反射する光、ゆっくりと流れる時間、そしてわずかに感じる空気の重なり。それぞれ異なる場所の持つ空気感が、自然に溶け合いながら一つの世界を形づくっています。

派手さはありませんが、静かに続いていくリズムと余韻が、日常に寄り添うように広がります。作業や読書、あるいは何もせず過ごす時間の中で、空間を邪魔せず、それでいて確かに存在する音。そんな距離感を大切にしています。

【BGM】LoFi Hip Hop 愛知ジャズ、春の名古屋と常滑を歩きながら聞くサウンド

都市の余白から始まる物語 ― 納屋橋・堀川

最初の舞台は、名古屋の中心を流れる堀川と納屋橋周辺です。整然とした都市の中にありながら、水面のゆらぎが静かな余白を生み出す場所です。ビルの光や橋の影がやわらかく水に溶け込み、歩くごとに風景が微妙に変化していきます。

この場所では、「都市でありながら静けさが成立する」という感覚を軸にしています。完全に無音ではなく、遠くの生活音がかすかに存在し、その中で水の反射が視覚と感覚をゆるやかに結びつけていきます。音としては、断片的な響きや間の取り方を意識し、余白そのものが主役になるような構成になっています。

納屋橋余光散歩から堀川反射の街へと続く流れは、都市の中にある“静かな層”をなぞるように展開していきます。

【BGM】LoFi Hip Hop 愛知ジャズ、春の名古屋と常滑を歩きながら聞くサウンド

時間が少し遅れる場所 ― 白壁・主税町

次に移るのは、白壁・主税町エリア。ここは名古屋の中でも特に時間の流れがゆるやかに感じられる場所です。土塀や石畳、低層の建物が作り出す空間は、現代の都市とは異なるリズムを持っています。

歩くと、足音がわずかに響き、その響きがすぐに消えていく。その繰り返しの中で、時間がほんの少しだけ遅れているような感覚が生まれます。観光地でありながら過度に賑わうことはなく、静けさと生活の気配が同時に存在しています。

ここでは、音の密度をあえて抑え、閉じた空間の中で響くような構造を意識しました。白壁静刻歩道、主税町淡光路と続く楽曲群は、流れというよりも“留まる時間”を描いています。進んでいるはずなのに、どこか同じ場所にいるような、不思議な感覚です。

【BGM】LoFi Hip Hop 愛知ジャズ、春の名古屋と常滑を歩きながら聞くサウンド

素材の温度を感じる街 ― 常滑やきもの散歩道

最後の舞台は常滑。やきもの散歩道は、土や焼き物の質感がそのまま街の風景になっている場所です。壁や路地、坂の一つひとつに、素材そのものの温度が宿っています。

ここでは、光の当たり方によって表情が大きく変わります。曲がり角を一つ進むだけで、明るさや影の質感が切り替わる。その変化が、歩くリズムと自然に重なります。さらに、わずかな風が空気を動かし、静けさの中に微細な揺らぎを生み出します。

常滑土温回廊からやきもの風路地へと続く流れは、「触れるような空気」を意識しています。視覚だけでなく、感覚としての質感が音と重なり、より立体的な空間を作り出しています。

【BGM】LoFi Hip Hop 愛知ジャズ、春の名古屋と常滑を歩きながら聞くサウンド

三つの層が重なるとき

都市、水辺、歴史、そして素材。それぞれ単体でも成立する要素ですが、この作品ではそれらを一つの流れとして繋いでいます。

  • 納屋橋では「余白と反射」

  • 白壁では「時間の遅れ」

  • 常滑では「素材の温度」

この三つが重なることで、単なる風景の再現ではなく、「体験としての空間」が浮かび上がる構造になっています。異なる質感がぶつかるのではなく、層として重なり合い、静かに移ろっていく。その流れそのものが、この作品の核になっています。

【BGM】LoFi Hip Hop 愛知ジャズ、春の名古屋と常滑を歩きながら聞くサウンド

ローファイちゃん2.0について

動画内では、アトリエで描き続ける少女が登場します。今回も動きの変化が少しだけ加わり、制作の流れそのものがより自然に感じられるようになりました。

あくまで主役は音ですが、その裏側で何かが静かに作られている気配があることで、全体の世界観にもう一層の奥行きが生まれています。完成したイラストと、その過程の空気感が、音とゆるやかに重なっていく構造です。

日常の中にある静かな時間

この作品は特別な瞬間ではなく、日常の延長にある時間をテーマにしています。何かを強く主張するわけではなく、ただそこにあり続ける感覚。

どこかで見たことがあるようで、しかし完全には同じではない風景。その中を歩くように、音とともに時間が流れていきます。

少しだけ気持ちを整えたいとき、あるいは何も考えずに過ごしたいときに、この音がそっと寄り添う存在になれば嬉しいです。

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