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大阪梅田限定『石古坪単叢と武夷岩茶』セットの解説

先日の阪神梅田本店様で
開催の『はじめての中国茶とおやつ』に
ご来場いただきまして
誠にありがとうございました✨

さてこの度はイベント限定のセットをお買い求めいただきましたお客様にお茶の説明があったら嬉しいなぁ~というお声を頂戴致しましたので早速解説させていただきたいと
思います✨

まず今回のセット内容はこちら

石古坪単叢9種・武夷岩茶3種のスペシャルセット

さてその石古坪
あまり聞いた事ないという方も
いらっしゃるかもしれませんが
広東省の鳳凰山をルーツとし
烏龍茶の元祖を作ったシェ族という
少数民族が住まう故郷だとされています

ということで
現地の農家さんにご協力いただき
石古坪の紹介文をお送り
いただきましたので
早速ご紹介いたします✨

【中文】
石古坪居住著潮汕唯一的少數民族,擁有自己的服飾,語言,文字等,主要居住藍、雷、盤、鐘四個姓氏的人,茶園海拔高度在650米-1000米之間,常年煙霧繚繞,因這裡的石頭又多又大,所以取名石古龍坪,是最有名的茶葉黃果,是木果香果。 在石古坪,女人的地位很高。 招兵節是石古坪最隆重的傳統節日,是紀念祖先的節日


ということで翻訳をば…オホン( ̄^ ̄)

石古坪は潮汕で唯一の少数民族の故郷で
独自の衣服(衣装)、言語、文字を
持っています
この地域には主に
藍さん、雷さん、潘さん、鍾さん
といった姓を持つ人々が住んでいます
(農家さんによると
現在は藍さん、雷さんと
漢民族の吳さん一族が住まれてるとの事)
茶園は概ね海抜650m~1,000mで
高地の茶園も存在するため
常に霧に包まれています
この地域は大きな石が多いことから
『石古龍坪』と呼ばれています
ここで最も有名な茶は
石古坪烏龍茶、蜜蘭香、黄梔香で
そしてこの石古坪では
とにかく女性の地位が高いのだそうです
ちなみに招兵節という
最も重要で伝統的な祭りがあり
これは祖先を偲ぶ
大切なお祭りなのだそうです

との事…
大きな石が多いというその風景がこちら

今回セット致しました武夷山の岩場も
思わせるような風景✨
こういう自然生態環境下で育っている
お茶達ということです

単叢の樹は元々鳳凰水仙から品種が
枝分かれしていったものですが
樹は背が高く『半喬木』
という部類になるため
摘み娘さん達は梯子をかけての
高所作業で茶摘みをしており
大変労働力のかかる作業です

ちなみにそのシェ族とは
少数民族なだけにはっきりとした
文献が存在しないため
言い切り出来ない事が現状ですが
元々チベット系の移民である彼らが
動いていった先々で
烏龍茶の発展が見られる事から
『石古坪烏龍茶』は烏龍茶の元祖では?
との見解を示す専門家も多いです

現地のシェ族を紹介する看板

盤瓠(ばんこ)という犬が先祖として
大切にする一方
鳳凰を大切にする鳳凰崇拝の文化も
生活の様々なシーンや伝統儀礼に
うつし見ることが出来るよう…
(この辺り全部書いてると
お茶の内容にいけないので
またこれはどこか別の回か講座にて
お話しますね✨)

ってことで
今回のセットには
その石古坪烏龍茶の2025年春茶を
はじめてとして
様々な香型の2025年春の単叢が
入っております
※九の茶はどれか一つが出るよ~
という企画なので
説明省かせていただきます🙏

※農家さんによるとここでいう
老叢は40年~60年の樹との事

●一の茶 石古坪単叢蜜蘭香
2025年春茶 老叢茶樹
十大香型の中でも最もポピュラーで
人気の高い香型

●ニの茶 石古坪単叢銀花香
2025年春茶 老叢茶樹
鴨屎香とも呼ばれるお茶で
盗難に遭わないようにおかしな名前を
つけたとされるが実際に
原産地の茶樹の足元の土は
黄土色で粘土質な雰囲気があり
確かに連想出来るかも~などとも
思ったりするお茶の樹
十大香型には入っていないものの
根強いファンが多いお茶

●三の茶 石古坪単叢東方香
2025年春茶  老叢茶樹
黄枝香型に属し
母樹は樹齢700年くらいとされており
様々な呼び名を持っているお茶ですが
毛沢東に名前をいただいてから
東方紅と呼ばれるようになった
お茶として有名

●四の茶 石古坪単叢兄弟仔
2025年春茶  老叢茶樹
元々一つだった株を兄弟で2つに分けて
それぞれが仲良く育てたという逸話から
この名前がついたと言われている 
ベリーのような香りが特徴

●五の茶 2025年老叢大烏葉
2025年春茶  老叢茶樹
黄枝香型に属し名前の通り
大ぶりな葉が特徴

●六の茶 2024年雪片大烏葉
2024年雪片
黄枝香型に属し名前の通り
大ぶりな葉が特徴で
大烏葉は鴨屎香などと並んで
雪片(比較的焙煎を軽めに
仕上げたものが多い冬のお茶)が
多く作られる

●七の茶 石古坪単叢八仙
2025年春茶
芝蘭香型に属し
山に並んだ茶樹の姿が八人の仙人に
見えたことから
八仙とか八仙過海などと呼ばれる

●八の茶 石古坪烏龍茶
 2025年春茶 
単叢は鳳凰水仙(半喬木型茶樹)という
品種から枝分かれしたもので
作られるものですが
こちらは地元の在来種
(数百年の歴史があるそうです)である
灌木型茶樹から作られる
シェ族が大切にしてきた
烏龍茶の元祖とも呼ばれている烏龍茶です

【武夷岩茶】
十の茶~十二の茶
武夷岩茶は福建省の武夷市で
生産される烏龍茶の事ですが
2002年頃までは国家標準による基準は
名岩区と丹岩区に分かれており
区別されていましたが
現在はその区別が追っ払われており
一般の消費者が見た目に
判断しづらいお茶ですが
三坑両澗と呼ばれる特別な山場や
風景区内のお茶は
『岩韻』と呼ばれる独特な余韻が
マニアを唸らせる所以となっています

こちらのセットのものも
水仙は水簾洞
肉桂は虎嘯岩

大紅袍に関しましては
標準が複雑で
➀奇丹で製茶
②武夷岩茶として適切な
茶樹品種を用いたブレンドして製茶
この2つが認められているのですが

当店は純種も良いけれど
大紅袍に力強くも繊細な味、香りを
追求し名山場の肉桂や水仙、鉄羅漢など
様々な品種をブレンドして
現地の茶師さんにご協力いただき
凰茶堂の追求する大紅袍を
作っていただいております✨
但し、農作物ですから
その年その年で味わいは多少変化しますが
今年届いたばかりの大紅袍は
お客様からも非常に評価が高く
早くもたくさんのリピートを
頂戴しております商品です

店頭では産した坑の名前を冠して
慧苑坑大紅袍の名前で発売致しております

そんなこんなで
お茶の話をし始めると
書き尽くせないですがざっと
今回の茶人の嗜みセット解説させて
いただきました~✨

お久しぶり投稿でしたので
これを機にまた
書かせていただきたいと思います✨

この度はお買い上げ
誠にありがとうございました
ぜひ素敵なティータイムを
お過ごし下さい✨

店主

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