コールミー・バイ・ノーネーム を好き勝手に振り返る
ガールズラブ?見なきゃ!
死者はゼロです(東京MER)の子?見なきゃ!
なテンションで見始めた作品だが、まんまとしてやられた。
だって、見るからに恋愛には奥手っぽくてウブな愛が「攻め」で、見るからに積極的で経験豊富(実績も伴ってる)な琴葉が「受け」だなんて、思わなかったもん。(序盤で全部言っちゃう奴)
割と情報量が多いので、見るのに集中力を使うが、めぐことのイチャイチャで全部解決。
愛が得意げに、「琴葉は、私のことが好きなんだよ」と言い切る。
琴葉は「めぐち、大好き」と言い、愛は「知ってる」と答える。
琴葉が駆け寄り、キスを繰り返す。
このラストシーン、尊すぎておかしくなりそうだった。
当分は、街中で歩道橋を見るたびに思い出してしまうな。
ハッピーエンドで、本当によかった。
早苗を演じた三原羽衣が印象的。
ああいう雰囲気の女の子、いるんだよ。
どこか気怠げで、思ってることはしっかり口にして、態度にも出やすいけど、実は誰よりも友だち想いな子。
ふわふわ優しい束(中井友望)とのキャラクターの違いが、また良い味を出していた。
最終話で、遠巻きに愛を見つめている琴葉に気付き、「愛はいつだってあんたに本気だった」と告げにくるシーンは、もう、早苗かっこいーーっっ!と、私の中の全乙女が暴れていた。
昨年夏のドラマ「完璧ワイフ」での怪演が記憶に新しいが、こんなにシャープでキレの良い役もできるんだ…と、舌を巻いた。
三原羽衣の可能性を広げてくれた枝優花監督に、今後ともよろしくの意を込めて金一封を送りたい。
さとう珠緒と橋本涼には、もう少し出番があってもよかったのではないかなと思う。
全体的に回想シーンが多かったのが少し惜しい。
原作のある作品を、ドラマのサイズ感に収めるのは簡単なことではないが、ドラマ全体を俯瞰したときに、空白が目立った気がする。
なんて、偉そうなことをすみません。
同性での恋愛は、「証明」が困難なことがたくさんある。
幸せになりたいだけなのに、どうでもいいしがらみが多すぎる。
その事実を乗り越えようとするかのように、BL・GL作品が次々に世の中に放たれる昨今。
同性同士の愛を証明できる時代は、もうすぐそこにまで近付いているのかもしれない。
(当事者なのに、いざそういうことを書こうとすると筆が止まるきらいがある…)
