🎉 1か月で5500ビュー突破!感謝💖を込めて拙著のご紹介(コラム大公開)
皆さま、いつもnoteを読んでくださりありがとうございます。
このたび、私の投稿が投稿開始1か月で 5500ビューを突破 いたしました✨
読者の皆さまのおかげです。本当にありがとうございます💌
この節目に、拙著 『日本の英語教育のゆくえ』 (幻冬舎)を少しご紹介させていただきます。実際に本書の3本のコラムもお読みいただけます!
英語教育に携わる方、英語学習に興味のある方にぜひ読んでいただきたい内容です。心に染み入る!とご好評をいただいております!
📚 本書のポイント① 過去30年の英語教育をたどる
1990年代の「読んで訳す」授業から、2000年代の音読活動、そしてプレゼンやスピーキング重視の授業へ。
授業の変遷をたどることで、日本の英語教育の“現在地”を理解できます。
💡 コラム抜粋①
「英語プレゼンテーションが育む力 〜Sさんのお守りの秘密〜」
英語プレゼンテーションの授業を通して、生徒の英語力向上だけでなく、彼らの人間的成長にも大きく貢献していることを実感しています。特に、以下の3点がプレゼンテーションの主な効用として挙げられます。
まず、準備力です。プレゼンテーションの準備は、定期考査の筆記テストとは全く異なる側面を持っています。生徒は単に知識を詰め込むのではなく、内容の整理、視覚資料の工夫、話す内容の構成など、多角的な準備をする必要があります。特に1年生の初めてのプレゼンテーションでは、思い通りに進められず、挫折感を味わうことも多いです。しかし、その失敗を経験とし、それを乗り越えるプロセスこそが、大学や社会に出た後でも必ず役立つ力を育むのです。
次に、人前で話す度胸についてです。初めは緊張でいっぱいの生徒たちも、場数を踏むことで徐々に自信をつけていきます。ある女子生徒Sさんが、お守りを握りしめながら勇気を振り絞ってプレゼンテーションに挑んでいる姿を見たとき、私はその一生懸命な姿に深い感動を覚えました。失敗を恐れず、挑戦する姿勢は、英語の技術を超えて彼らの成長を促すものです。
最後に、「主体的で深い学び」の観点から、プレゼンテーションは生徒にとって単なる英語の授業の一環ではなく、自らの意見を表現し、他者に伝えるという主体的な学びの場となります。自分でテーマを選び、情報を集め、論理的に展開する過程は、深い学びを促し、問題解決能力や創造力も育てます。
💻 本書のポイント② 現代の授業実践
コロナ禍でのオンライン授業の工夫と課題
CLIL、探究型PBL、教科横断的な取り組みの実例
生徒のウェルビーイングを重視した教育設計
💡 コラム抜粋②
「Gritを伝え続けた先に〜Y君からのメッセージ~」
「お久しぶりです。土屋先生、長い間本当にありがとうございました。」この言葉から始まる生徒からのメールは、私にとって何よりも嬉しいものでした。Y君は2年間の浪人生活を経て、H大学の社会学部への入学を決めました。当初の目標はK大学でしたが、彼がその経験を通じて学び、成長したことは何にも代えがたい財産です。
浪人生活中、彼が大切にしてきた言葉が「Grit」でした。私が授業や面談で伝えてきた、目標に向かって粘り強く努力する力のことです。K大学への進学は叶わなかったものの、彼はその2年間を振り返り、「目標のために走り続けることができた」と自信を持って語ってくれました。結果だけがすべてではなく、その過程にこそ大切な意味があるということを、彼は深く理解してくれたのです。
彼がH大学を選んだ理由には、非常に現実的かつ前向きな視点がありました。K大学に合格していたら、学歴におごってしまうかもしれないという自己認識。そして、H大学のキャンパスは郊外にあり、移動中に寄り道をすることが少なく、勉強に集中できる環境だと感じたという点です。さらに、自分の趣味や興味を活かし、勉強以外の面でも充実した大学生活を送ることができると確信しています。
Y君が述べていたことの中で特に印象的だったのは、合格できなかった悔しさを抱えながらも、それをただの失敗とせず、次なる目標へとつなげる姿勢です。受験での敗北をバネにして、「就職でK大生に勝つ」という、新たな挑戦へと心を向けている姿は、以前のY君とは違った大人の考え方です。浪人生活は彼にとって無駄ではなく、これからの人生において大きな教訓となったのです。
このような成長を見届けることができるのは、教師として本当に嬉しい瞬間です。教え子たちが、受験や人生の試練を乗り越え、よりたくましく、成長していく姿は、教師冥利に尽きるものです。Y君が大学生活でも「Grit」の精神を持ち続け、自分の可能性を追求し続ける姿を、これからも見守りたいと思います。
🌏 本書のポイント③ 未来の英語教育
グローバル英語、生成AIとの共存
EQ育成と未来の教室デザイン
個別最適化と協働学習の両立をめざす方向性
💡 コラム抜粋③
「 変わらないもの~K君からもらったメッセージ~」
これは、私が高等学校で勤務していた時のある一人の生徒K君とのエピソードです。彼は、大変優秀な生徒で性格も良く、非の打ち所のない素晴らしい生徒でした。そのK君が大学を卒業し、母校に数学の教員として戻ってきました。彼が着任してまもなく、私の授業見学を申し出たので、私は快く受け入れました。その頃、ちょうど私は、本格的に授業改革に取り組んでおり、ペアワークやグループワークを使った、いわゆるアクティブラーニング型の授業に衣替えをしているときでした。ですから、授業見学後のK君のコメントは、彼が受けていた頃の私の授業とは違ったものになるだろうと想像していました。ところが、K君のコメントは私の想像したものとは全く異なるものでした。彼は、次のように言ったのです。「土屋先生の授業は変わっていませんよ。」「土屋先生は、土屋先生ですから・・・」私は、K君の意外なリアクションに驚きました。しかし、よく考えてみると、彼の言いたいことが、すぐに理解できました。つまり、K君は、私の授業のスタイルや手法がどんなに変わろうとも、生徒に対する情熱や英語教育へのマインドは変わっていない、ということを伝えたかったのです。この時、彼が贈った言葉が、私に対する最高の賛辞であると気づいたのです。
まとめ
本書では、過去・現在・未来の英語教育を体系的に理解できる1冊 として、教育関係者だけでなく、学習者や保護者、教育に関心のある方にもおすすめです。
コラムや具体例を読みながら、自分の学びや授業に役立てていただけます。
📖拙著の「あとがき」の動画はこちらです👇「心に染み入る!」とご好評をいただいております!2分のショート動画です。
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