⚾️「戦力外通告」を観るたびに思うこと——教育という世界に身を置く自分のこと
年末になると、毎年欠かさず観てしまう番組がある。
📺 『プロ野球 戦力外通告』。
この番組を観るたびに、プロ野球がいかに厳しい世界であるかを思い知らされると同時に、
🙏 自分はいかに恵まれた環境で仕事をさせていただいているのか
という感謝の気持ちが、自然と湧き上がってくる。
🌪 スター選手でも、容赦なくやってくる現実
番組に登場するのは、
かつてアマチュア時代にスターとして注目され、将来を嘱望されてプロ入りした選手たち。
しかし——
怪我、成績不振、タイミング。
ほんの少しの歯車のズレで、1軍から遠ざかり、突然突きつけられる
👉 「戦力外通告」。
それでも、
「まだできる」
「もう一度チャンスを」
という思いを胸に、トライアウトという弱肉強食の“再試験”に挑む姿は、毎年胸を打つ。
👨👩👧 支える家族の姿に、言葉を失う
特に心を揺さぶられるのは、
選手を献身的に支える妻、
そして、まだ幼い子どもたちが
👕 “最後になるかもしれない父のユニフォーム姿”を応援する場面。
あの瞬間の空気は、
スポーツ番組の枠を超えている。
そして、
プロ野球選手としての人生に区切りをつけ、
「第二の人生」を見据える選手の目。
あの境地は、
きっと普通の人には簡単に理解できるものではない。
🎓 では、教育の世界はどうだろうか
どの職業にも、それぞれの厳しさがある。
では、私が身を置いてきた教育の世界はどうだったのか。
私自身、これまでいくつもの選択をしてきた。
📚 塾講師から、学び直しへ
最初は学習塾の講師。
ここは、ある意味プロ野球に似た世界だった。
生徒数
テストの点数
それが、実力のすべてとして可視化される、極めてシビアな環境。
そこで私は、
👉 「もう一度、大学院で学び直す」
という選択をした。
🏫 高校教師、そして大学教員へ
大学院で得た知見を、
今度は実際の教育現場で生かしたいと思い、高校教師になった。
そして、縁あって現在は、
🎓 大学教員として学生たちと向き合っている。
こう書くと、
「順調なキャリア」に見えるかもしれない。
しかし、現実は決してそんなに甘くなかった。
🔥 教育の世界にもあった「トライアウト」
今でこそ、
「教員採用試験の倍率が過去最低」
などと言われることもある。
しかし、20数年前はまったく違った。
私も、
非常勤講師
常勤講師
を経て、専任教諭になるまで、壮絶な競争の中にいた。
正直、
👉 今でも思い出したくないほど厳しかった。
📝 評価され、選ばれる3年間
常勤講師の3年間。私は1年であったが、
日々の働きぶりを評価されながら、
同じ立場の同期
同じ立場の先輩
と競い合い、
ごくわずかな専任教諭の枠(1枠)を目指す。
しかも、私立校。
そこには勤務校の卒業生という有利か不利かと言われれば有利と言わざるを得ない立場の教員もいる。私は卒業生ではないが、実際、卒業生である同期の教員と競争しなければならなかった。
内部だけでも熾烈な競争なのに、公募で
外部から採用試験を受ける実力者たち。
さらに——
📌 採用試験は毎年あるわけではない。
チャンスは専任の空きが出た年のみ。
そんな過酷すぎる教員試験を受けて運良くつかんだ専任教諭だった。
まさに、
⚾️ プロ野球の「トライアウト」そのものだった。
😭 人生で一番、涙が出た瞬間
そんな試験を乗り越え、
📄 専任教諭の採用通知を手にしたとき。
あの瞬間の嬉しさは、
今でも忘れない。
人生で一番、
自然と嬉し涙が溢れた瞬間だった。
📘 教育もまた「選ばれ続ける世界」
『戦力外通告』を観るたびに思う。
スポーツだけでなく、
教育の世界もまた、静かな競争の連続だということ。
だからこそ、
なぜ教えるのか
何を大切にするのか
教育はどこへ向かうのか
を、言葉にして考え続ける必要がある。
📕 拙著『日本の英語教育のゆくえ』について
こうした自身の経験と問いを土台にまとめたのが、
📘 拙著『塾、中学、高校、大学での授業経験者が語る 日本の英語教育のゆくえ』(幻冬舎)です。
英語教育の制度や方法論だけでなく、
その背後にある「人」と「選択」に目を向けながら、
これからの日本の英語教育を考えました。
年末年始、
少し立ち止まって教育について考えたくなった方に、
そっと手に取っていただけたら嬉しいです。
⚾️ 教育も人生も、
いつだって「次の試合」は続いていく。
だからこそ、
今日もまた、
目の前の学習者と誠実に向き合っていきたい。
#教育を語ろう
#教師のリアル
#人生の選択
#キャリアの話
#学び直し
#再挑戦
#努力は裏切らない
#プロフェッショナルの世界
#働くということ
#年末に考える
#人生の転機
#教育の未来
#英語教育
#教師という仕事
#日本の英語教育のゆくえ
#いまあなたに伝えたいこと
#創作大賞2026 #オールカテゴリ部門
