大切なものをなくしたときは〜山羊座の満月リーディング
ようこそ、いらっしゃいませ。
2026年6月30日、山羊座で満月を迎えます🌕
満月は月の力がとても強い時。エネルギーに「満ちている」時とも言えます。ただし、今回は要注意。山羊座は月にとって最も苦手なエリアになっています。運動が嫌いな人がマラソン大会に出るようなイメージ。「無理やりやらされている」感が、満月の高まったエネルギーに押し出され、不満を爆発させたい気分になりやすい時です。水星の逆行も始まるため、より一層、反発したくなるかもしれません。あるいは、そういう人を相手にしなければならないということも。いずれにしても、言葉選びにはご注意を。行き違い、すれ違い、勘違いなどが起こりやすいタイミングなので、本人が意図したことと違う形で相手に伝わってしまうことも。爆発させたいときは、それを伝えたい人がいないところで行うのが良いでしょう。
さて、タロット占いでは、新月と満月の時にカードを1枚引き、「心のゆらぎ」と向き合う方法についてお伝えしようと思います。占星術とは別の視点でのメッセージになりますので、どちらでもお好きな方を心にお留置きいただければ幸いです。
2026年6月30日 山羊座の満月リーディング
カップの5 正位置

喪失感
塞ぎ込む
落ち込む
ないものは、ない
大好きだった人、思い出の品、一生懸命に取り組んだこと。ずっと大切にしたいと思っていたものが、ある時ふと自分の前からなくなってしまう。「そんな気がしていた」、「いつか来るとわかっていた」としても、実際にそれらを失った時は「自分の一部が欠けてしまった」かのように感じてしまいます。これを「喪失感」と言います。ものすごく悲しいことです。寂しい、辛い、痛い...感じたくない気持ちをたくさん感じます。現実を受け止めきれず、ただぼーっと日々を過ごすこともあるかもしれません。「自分に何かできることはなかったか」、「あの時こうしていれば」など、後悔や罪悪感でいっぱいになることもあります。
けれど、なくしたものはもう戻ってきません。別似たようなもので埋め合わせようとしても、より「違い」を実感して悲しくなってしまうものです。最も重要なことは、「現実を受け止めること」。「ないものはない」と受け入れられるようになるまで、存分に悲しみ、痛みを感じ、後悔し尽くしてしまうこと。泣きながら眠る夜を過ごすこと。何も手に付かず、ただ無気力に過ごすこと。そうしているうちに、心の中では「欠けた部分」の修復が行われます。
ポジティブ思考の罠
「いつまでも悲しんではいられない」、「早く立ち直らなきゃ」という一見「前向き」な思考には、実は落とし穴があります。「悲しいことがあってもいつまでも立ち止まっているわけにはいかない」というのは間違いではありませんが、前に進むためには飛ばせないプロセスがあります。それが「現実を受け止めること」です。ポジティブに考えようとする人は、ネガティブなものを見ないようにする癖があります。いつも物事の良い側面を見ようとし、悪い出来事も自分の糧にしようとします。その過程で、「現実を捻じ曲げて」しまうことがあるのです。先程から出てくる「現実」とは、「実際に起きた出来事」だけでなく、「それに対してどう感じたか」という心の反応も含まれています。実際に起きた出来事は変えられないので、「心の反応」を捻じ曲げてしまうのです。とても悲しい思いをしたのに、その気持ちに蓋をしてしまう。寂しいのに、平気なフリをしてしまう。「喪失感」を「別の何か」で埋めようとする。するとどうなるか。事あるごとに悲しさ、寂しさがよみがえり、「喪失感」が襲ってくるようになります。いつまでもなくしたものに捕らわれて、縛られて、そこから動けなくなってしまうのです。それをなくした時から、時間が止まってしまうのです。
いつでも、何かが残っている
現実を受け入れられないのは、なくしたものと一緒に「それに関わるすべてのもの」がなくなってしまうと感じるからではないでしょうか。大好きな人がいなくなったとき、思い出の品をなくしたとき、挫折を経験したとき、その人や物や取り組んできた事にまつわる「時間」も「体験」も「努力」も、「なかったことになってしまう」気がする。それが怖いから、受け入れられないのではないでしょうか。
ここからは、カードからのメッセージでもありますが、何かを失ったとき、得るものはなくても必ず何かが残されています。大切な人をなくしても、一緒に過ごした時間や体験したこと、思い出、記憶、感情などが消えてしまうことはありません。思い出の品を手放しても思い出までは消えません。人生をかけて挑んだことが報われず挫折したとしても、それまでの努力は無駄にはなりません。それらもまた「大切なもの」のはずです。それらを「なかったことにする」なんて、絶対にできません。だから、たくさん悲しんだあとは、残された「大切なもの」を探してみましょう。必ず見つかるはずです。見つけたら、大切に抱えていきましょう。このプロセスを通ることが、「喪失感」を乗り越えるために必要だとカードは言っています。
「喪失」は、生きていればみんな、大なり小なり経験するものですが、何度経験しても辛いものです。「慣れる」ものでもありませんからね。焦らず、ゆっくりと、自分のペースで進んでいきましょう。
最後まで読んで頂きありがとうございます。素敵な満月をお過ごしください🌕
