腰痛持ち医師が、アーロンチェアとエルゴヒューマンプロ2を使ってみた
手術とかで腰痛持ちだから、椅子は本当に大事
耳鼻科医という仕事柄、
長時間の手術で前かがみになり、
若い頃は何とかなっていた腰も、
いつの間にか「無理が効かない腰」になった。
一番効いたのは
毎日、何時間も身を預ける「椅子」を見直したことだった。
アーロンチェアとエルゴヒューマンプロは、よく比較される2台オフィスチェアだと思う。両方を実際に3年以上使ったレビューとして参考にしてみて欲しい。
どんなに良い姿勢でも、長く続けばそれは悪い姿勢になる

これは腰痛持ちになってから、はっきり実感したこと。
正しい姿勢はもちろん大切。
でも同じ姿勢が長時間続けば、それはもう悪い姿勢になる。
手術中でも、どんなに理想的な立ち位置でも、
続ければ腰も首も確実に削られていく。
だから椅子には、
「姿勢を正してくれること」より
姿勢を少しずつ変えられるあそびを求めるようになった。
職場のデスクでは、Herman Millerのアーロンチェア
病院の自分のデスクではアーロンチェアを使っている。
結論から言うと、
アーロンチェアは間違いない椅子だと思う。
アーロンチェアの良さ
座るだけで姿勢が自然と整う
伝統あるスタイリッシュな見た目
前傾チルトが非常に優秀
文章を書く、考える、入力する。
この姿勢に関しては完成度が高い。
ただし弱点もある
ヘッドレストがない
くつろげる椅子の設計にはなっていない
アーロンチェアは
**「仕事をするための椅子」**であって、
「休む椅子」ではない。
アーロンチェアは非正規ヘッドレストをつけている
そこで僕は、
社外品(非正規)のヘッドレストを後付けしている。
見た目はほぼ純正でかっこいい、
首を少し預けられる
背もたれを倒して仮眠程度ならできる
これだけでかなり快適になった。
家では、Ergohumanのエルゴヒューマン プロ2
一方、自宅。
エルゴヒューマンは「隙がない」
腰、背中、肩、首。
全部を支える。
調整幅も広く、大抵の標準的な日本人にはあっていると思う。
初めて購入される方はこちらをおすすめしたい。
エルゴヒューマンは「倒して楽しむ時間」がめちゃくちゃいい
エルゴヒューマンの真価は、
背もたれを倒した瞬間にある。
音楽を聴く。
ライブ映像を見る。
首・背中・腰を預けたまま、
ちゃんと休める。
これはアーロンチェアでは得られない感覚。
ただし、オットマンは不要かもしれない
これは完全に個人の感想だけど、
足元のオットマンはほとんど使っていない。
出し入れが面倒
使うと椅子がゆっくり回って不快
結論としては、
オットマン内蔵タイプは不要
普通のハイタイプ↓がおすすめ。
安い足台(フットレスト)の方が使いやすかった
千円のシンプルな足台の方が、
位置を自由に変えられる
必要なときだけ使える
使わなければデスクのしたに入れておけば邪魔にならない。
結果的に快適だった。
エルゴヒューマンは、ベースを弾くために肘掛けを跳ね上げ式に改造している
余談だが、
家では、エルゴヒューマンに座ったまま
ベースを弾くことがある。
そのために、
肘掛けを跳ね上げ式に改造している。

楽器を弾くとき、
肘掛けはかなり邪魔。
必要なときだけ上げられることで、
作業 → 鑑賞 → 演奏
すべてを同じ椅子で切り替えられるようになった。
※この改造は
気になる人がいれば、別記事で詳しく書きます。
コメントください。
私の使い分けまとめ
職場
前傾チルト・仕事に集中 → アーロンチェア
家
動画鑑賞・音楽リラックス → エルゴヒューマンプロ2
まとめ:椅子は、姿勢を正す道具じゃない
どんなに良い姿勢でも、
長く続けばそれは悪い姿勢になる。
だから椅子は、
姿勢を固定する道具ではなく、
姿勢を逃がせる道具であってほしい。
腰痛で悩んでいる方、長時間座っている方、
まず椅子に投資してみませんか?

