21.harambee
ソーシャルワーク…こういうものにどっぷり浸かると逃げ出せなくなりそうで怖いのですが…。
1つ前の自己紹介記事では投げやりなことを書いてしまいましたが、少し好きな感じのものを見つけたので、もう少し頑張ってみようと思いました。
今回は2026年世界ソーシャルワークデー・メッセージについてです。
毎年発信されているようです。
一応、こう見えて私もThe Socialworkerとして17年目なのですが、モグリなので何も知らない(汗)。
国際ソーシャルワーカー連盟(IFSW)の会長のJoachim Cuthbert Mumbaさんが3月17日のソーシャルワークデーに合わせて発信したものです。
“世界中の同僚、友人、そしてパートナーの皆さまへ
本日、2026年の世界ソーシャルワークデーを迎えるにあたり、私たちは世界中の何百万人ものソーシャルワーカーや地域社会のパートナーと共に、思いやり、正義、そして連帯に根ざしたこの専門職を祝います。
毎年3月の第3火曜日に記念されるこの日は、ソーシャルワーカーが地域社会を強化し、人間の尊厳を守り、人権を推進する上で果たしている重要な役割を認識する日です。
同時に、この日は私たちが立ち止まり、世界の現状を振り返る機会でもあります。
現在、世界では地政学的緊張の高まり、武力紛争、拡大する不平等、強制的な移住、そして深刻化する環境危機が見られます。
こうした現実は社会を分断し、地域社会のレジリエンスを試し、私たちの共通の人間性に大きな課題を突きつけています。”
せっかく訳すなら私みたいな頭悪い者の為に、レジリエンスも邦訳してほしかった…。
レジリエンスの語源は、ラテン語のresilire(跳ね返る)で、基本的な意味としては、困難な状況にあっても精神的健康を維持できる能力、ストレスや困難に直面しても心理的安定を保ってそれを乗り越えて成長することができる力、様々な環境や変化に順応してその中で生き延びる力…といったことです。
…戻ります。
“このような時代だからこそ、2026年世界ソーシャルワークデーのメッセージは、これまでになく重要な意味を持っています。
今年のテーマ……、
「希望と調和を共に築く:分断された社会を結び直す為のハランベの呼びかけ」
……は、アフリカの思想である「ハランベ」に着想を得ています。
これは、共同行動、相互支援、そして共通の責任を呼びかける力強い理念です。
分断が深まる世界において、ハランベは、未来への道が一人で築けるものではないことを私たちに思い起こさせます。
それは文化や国境、専門分野、地域社会を越えて力を合わせ、私たちが直面する課題に共に取り組むことを呼びかけています。
ソーシャルワークは、その根底に……、
・人間の尊厳
・社会正義
・参加
・連帯
……という価値を据えています。
これらの価値は、非常にシンプルでありながら力強い真実を示しています。
人々が排除され、声を奪われ、分断されている社会は決して繁栄することができないということです。
ソーシャルワーカーは日々、困難に直面している地域社会の人々と共に立っています。
戦争の影響に対応する時も、危機によって故郷を離れざるを得なかった家族を支える時も、貧困や不平等に取り組む時も、また環境変化への適応を地域と共に進める時も同様です。
そのような場面で、ソーシャルワーカーは信頼を再構築し、人と人との関係を回復させ、社会を繋ぐ絆を強めています。
今年のテーマに「ハランベ」を掲げたことには、意図的かつ象徴的な意味があります。
「皆で力を合わせる」という意味を持つこの概念は、長年にわたりアフリカにおいて共同の行動や地域社会の自助の精神を鼓舞してきました。
それは、共通の善を築く為に、すべての人が役割を持っているという理解を表しています。
多くの点でハランベは、「私は私たちであるから存在する」という精神で知られる「ウブントゥ」と響き合っています。
しかし、ハランベは更に一歩進み、すべての人の幸福の為に、それぞれができることを持ち寄る共同の努力と共同行動を強調しています。
この精神は、「エコソーシャルな世界のための人民憲章(People’s Charter for an Eco-Social World)」が掲げるビジョンとも深く共鳴しています。
それは、人間の尊厳、参加、持続可能性、そして平和を基盤とした未来の為に、人類が共に取り組むことを呼びかけるものです。
したがって、2026年の世界ソーシャルワークデーは、単なる祝賀の日ではありません。
それは世界的な行動への呼びかけです。
ソーシャルワーカー、政府、市民社会、そして地域社会のすべての人々に対し、希望と調和の空間を共に築くことを呼びかけています。
またそれは、
慈善から真の連帯へ
単発の取り組みから制度的変革へ
分断から団結へ
と歩みを進めることを私たちに促しています。
平和とは、単に暴力が存在しない状態ではありません。
真の平和は、正義、包摂、参加、そして機会の上に築かれるものです。
アフリカのことわざに次のような言葉があります。
「束ねられた枝は折れない。」
共に立ち、ハランベの精神のもとで行動する時、私たちの結束した力は、どんな困難よりも大きなものとなります。
ソーシャルワーカーは社会のあらゆる場所に存在し、人々が困難を乗り越えていく歩みに寄り添っています。
私たちは、人生を立て直そうとする地域社会の勇気、そして絶望を希望へと変える共同行動の力を日々、目の当たりにしています。
「希望と調和を共に築く」という呼びかけは、私たちが共に前に進む時、どんな危機も乗り越えられることを思い出させてくれます。
本日、2026年の世界ソーシャルワークデーにあたり、私たちは次の誓いを新たにしましょう。
分断を癒やすこと
レジリエンスを強めること
そして現在と未来の世代の為に、より公正で平和で持続可能な世界を形づくること。
ハランベの呼びかけに応えましょう。
共に力を合わせましょう。
ありがとうございました。
世界ソーシャルワークデーおめでとうございます。”
何かわからないけど、グッと心に響いた感じがした…というところで本日の御志事は終了です。
