【むーさんの「心のライブラリ」】第4回:『生命(いのち)の暗号』〜眠れる遺伝子を目覚めさせ、大いなる意志とともに生きる〜
こんにちは、むーさんです。 病室の窓辺に座っていると、生命の不思議をふと感じることがあります。
私たちは普段、自分の意思で心臓を動かしたり、食べたものを消化したりしているわけではありません。私たちの意志を超えたところで、精巧なプログラムが24時間、一時も休まずに働いてくれています。
本日ご紹介する『生命の暗号』の著者である村上和雄先生(筑波大学名誉教授)は、この驚くべき生命の仕組みを設計した存在を、敬意を込めて「Something Great(サムシング・グレート)」と呼びました。
この本は、病と向き合う私に、新しい視点を与えてくれました。
生命(いのち)の暗号〜あなたの遺伝子が目覚めるとき〜
1. 私たちの可能性は、まだ「眠っている」だけ
あなたの可能性を開く鍵は、すでにあなたの中にあるとしたら?
村上先生によれば、人間の遺伝子のうち、実際に働いているのはわずか数パーセントに過ぎないそうです。残りの90パーセント以上は、スイッチが「オフ」の状態で眠っています。
私は病気になって、これまでの「当たり前」をたくさん失いました。けれど、この本を読んで、「自分の中には、まだスイッチが入っていない無限の可能性が眠っているんだ」と考えることができるようになりました。
今の状況がどうであれ、私たちの命の設計図には、まだ使われていない素晴らしい能力や、健やかになろうとする力が書き込まれている。そう思うだけで、心の奥からじわりと勇気が湧いてくるのを感じました。
2. 心の持ち方が、遺伝子のスイッチを切り替える
では、どうすればその眠っている遺伝子のスイッチを「オン」にできるのでしょうか。村上先生は、それこそが「心の持ち方」や「環境」であると説いています。
心が変われば遺伝子も変わる。感謝や笑いは良い遺伝子のスイッチをONにする。
ワクワクすること、何かに感動すること、そして誰かのために祈ること。こうした前向きで明るい心の状態が、生命の質を左右する遺伝子に働きかけ、良いスイッチをオンにしていく。
病室で天井を見つめて過ごす時間も、私が「感謝」や「喜び」に意識を向けることで、私の体の中の細胞たちが、新しく生まれ変わるためのプログラムを走らせてくれる。遺伝子工学の世界的権威である村上先生が語るその言葉は、私にとって何よりの励ましとなりました。
3. 大きな命の流れに、身を委ねる
「Something Great(サムシング・グレート)」という言葉には、人間の知恵を遥かに超えた、宇宙の大きな愛のような響きがあります。
私たちの遺伝子には、人間の理解をはるかに超えた知性が働いている。
私たちは、自分一人の力で生きているのではありません。巨大な命のネットワークの一部として、大きな意志に生かされている。その真実に気づいたとき、私は「完璧に頑張らなければならない」という重い荷物を、ようやく下ろすことができました。
自分の体も、病気も、そして未来も。すべてをSomething Great(サムシング・グレート)の深い采配に委ね、今この瞬間を笑顔で生きる。それが、私たちが持っている「生命の暗号」を解き明かし、最高の自分として生きるための、唯一の鍵なのかもしれません。
今日、あなたはどの素晴らしい遺伝子を目覚めさせますか?
あとがき:心のライブラリに加える一冊
もし今、あなたが自分の限界を感じていたり、困難な状況に立ちすくんでいたりするのなら。
どうぞ、あなたの内側に宿る「設計図」を信じてみてください。あなたは、Something Great(サムシング・グレート)によって、最高に美しく、調和のとれた存在としてデザインされています。
眠っているあなたの素晴らしい可能性が、明日の朝、優しい光とともに目覚めますように。
大丈夫、すべてはうまくいっています。
この記事を書いているむーさん(中のひと)はこんな人です。良かったら合わせてお読みいただけると嬉しいです。
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