空海に学ぶ、ブレない自分のつくり方〜“密”なる自己対話 #01
こんにちは。
ピアノ講師、メンタルコーチの「One Heart」です。
【はじめに】
このnoteは、新しく始める連載「“密”なる自己対話」の第1回です。
弘法大師・空海の言葉や思想をヒントに、
現代を生きるわたしたちが、自分の中心に戻るための静かな対話を紡いでいきます。
難しい仏教の話ではないので、安心して読み進めてみてくださいね。
日々の揺れや気づきとつなげながら、
やさしい言葉でお届けしていきますので、どうぞ気軽にお楽しみくださいね。
6月15日、今日は弘法大師・空海のご生誕の日。
“密”なる言葉に、今のわたしを支えるヒントを探してみませんか。
°⌖꙳✧˖°
なんだか最近、心がざわざわする。
人の意見や言葉に、いちいち反応してしまって、自分の中心がわからなくなる。
そんなふうに感じるとき、ありませんか?
たとえば・・・、
SNSで誰かの近況を見て、ふと劣等感が湧いてきたり、
家族や身近な人のひと言に、必要以上に傷ついたり。
本当はそんなつもりじゃないのに、
「どう思われるかな?」って、つい気にしてしまう。
そのたびに、ブレてしまう自分に気づいて、少し疲れてしまう。
わたしもそんな日が、過去に何度もありました。
そんなとき、ふと思い出すのが、空海さんの言葉や生き方です。
密教を広めた・・・というと、少し遠い存在のように思えるかもしれませんが、その奥深くに流れているのは、静かに自分と向き合うための、あたたかく実践的な智恵だと感じています。
今回は、メンタルコーチとしての視点から、
空海の教えをヒントに「ブレない自分」を育てる方法をお伝えします。
日々、心が揺れやすい方にこそ届いてほしい、そんなテーマです。
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空海の思想にある「即身成仏」という考え方
「即身成仏(そくしんじょうぶつ)」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。
これは空海の思想の中心にある言葉のひとつで、
“いまこの身このままで、仏のような在り方を生きることができる”という意味があります。
「もっと努力しないと、まだ足りない」
「もっと“理想のわたし”にならないと、認めてもらえない」
そんなふうに、足りなさや不完全さに意識が向くことが多い私たちにとって、この言葉はとても革命的です。
空海は、
“どこか遠くにある理想を目指すのではなく、
「いまここ」にある「自分」の中にこそ、
すでに尊いものが宿っている”と教えています。
わたしたちは、何者かになろうとしなくてもいい。
何かを得てからでないと価値がない、ということもない。
この身のまま、この心のままで、
すでに「本質」とつながっている存在なのだと、思い出すだけでいいのです。
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“外の声”にゆらぐとき、自分の中心に立ち戻る
わたしたちは日々、たくさんの“声”に囲まれています。
SNSのタイムライン、家族の何気ない言葉、
仕事での評価や、人間関係のすれ違い・・・。
知らず知らずのうちに、「外の声」にばかり耳を傾け、
気づけば、自分の本音がどこかへ押しやられてしまっている。
「本当はどうしたいのか?」
「いま、何を大切にしたいのか?」
そんな“自分の声”が、かすんでしまっている状態です。
空海は、「言葉」と「沈黙」の両方を大切にした人でした。
真言を唱えることも、深い瞑想を通じて心を静めることも、
すべては“自分の中心とつながるため”の方法だったのです。
現代の私たちにも必要なのは、
「静けさ」の中で自分に意識を戻す時間かもしれません。
周囲の情報をシャットダウンして、
呼吸を深め、心の内をそっと見つめる。
それは、すぐに答えが出るようなものではないけれど、
静かな習慣のなかで、「本当の自分の軸」が、少しずつ輪郭を取り戻していきます。
外の世界に振り回されてブレてしまうときこそ、
「自分の中心」に立ち戻るチャンス。
それは、空海が大切にしていた“密なる実践”のひとつであり、
わたしたちが、いまこの時代を穏やかに生きるための“日々の智慧”でもあるのです。
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“問い”から始まる、密なる自己対話
わたしたちは日々、「どうすればいいか」「何が正解か」を探し続けています。
でも本当は、答えは外にあるのではなく、
“内なる静けさ”の中にあるのだと、空海は教えてくれているように感じます。
ときには、考えるのをやめて、
ただそっと、自分に問いかけてみる。
「この不安は、どこから来ている?」
「誰の声に、ゆらがされていた?」
「わたしが、本当に大切にしたいことって?」
問いには、すぐに答えが出ないこともあります。
でも問いかけることで、心の奥にある“ほんとうの気持ち”が、
静かに目を覚ましていくのです。
空海が実践した「沈黙の中の言葉」・・・。
それは、外のノイズを手放し、自分の内側とつながるための入り口でもあります。
だからこそ、いまこの瞬間に、
わたしたちもまた、“密なる自己対話”をはじめてみる価値があるのです。
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まとめ。空海のことばに、そっと背中を押されて
空海は、こんな言葉も残しています。
「虚空は一切を包み、一切にやぶれず」
虚空・・・。すべてを包み込む大きな空間、宇宙のような存在。
わたしたちはその中にあって、常に支えられている。
つまり・・・「ブレても、かまわない」のです。
不安になっても、人と比べて落ち込んでも、そこにダメな自分はいない。
すべては“そのまま”で、大きなものに抱かれている。
それを思い出すだけでも、少し心がやわらぎ、
もう一度、自分の中心に戻ってこられるような気がします。
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今日の“密なる自己対話”のための問いかけ
▪ 最近、自分の心がブレたと感じたのは、どんな場面でしたか?
▪ そのとき、誰の声・どんな価値観が、心を揺らしていたと思いますか?
▪ 本当は、どんな自分で在りたかったでしょう?
▪ 空海がその場にいたら、どんな言葉をかけてくれると思いますか?
マガジンのご紹介
このnoteは、“密”なる自己対話シリーズの第1回です。
空海の教えをヒントに、
現代を生きる私たちが「心の静けさ」や「自分の軸」を取り戻すための智恵を、やさしくお届けしていきますね。
今日も“愛”あふれる一日をお過ごしくださいませ。
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